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「ピカチュウ (サトシのポケモン)」の版間の差分

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「こうそくいどう」を使用。
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追記:(かみなりは[[バトルフロンティア]]編までで、残りの3つは金銀編まで(でんげきは『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]』で使える)。
追記:(かみなりは[[バトルフロンティア]]編までで、残りの3つは金銀編まで(でんげきは『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]』で使える)。
なお、[[ポケットモンスター ベストウイッシュ|BW]]の劇中では手加減した「'''10ボルト'''」を使っていた。
なお、[[ポケットモンスター_(1997-2002年のアニメ)|無印]]と[[ポケットモンスター ベストウイッシュ|BW]]の劇中では手加減した「'''10ボルト'''」を使っていた。


正確なレベルは不明<ref>そもそもアニメ版における「レベル」の概念が原作ゲームとは異なり曖昧なため。</ref>だが、「ポケットモンスターカードゲーム 映画公開記念ランダムパック2009」のサトシのピカチュウにあたる「ピカチュウM」のカードには、Lv.45との記述が見られる<ref>[http://pcgn.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/24311 『ピカチュウM[ムービー]』] 閲覧には[[ポケモン (企業)|ポケモンだいすきクラブ]]へのログインが必要。</ref>。また、後述の配信された「サトシのピカチュウ」はLv.50であった。
正確なレベルは不明<ref>そもそもアニメ版における「レベル」の概念が原作ゲームとは異なり曖昧なため。</ref>だが、「ポケットモンスターカードゲーム 映画公開記念ランダムパック2009」のサトシのピカチュウにあたる「ピカチュウM」のカードには、Lv.45との記述が見られる<ref>[http://pcgn.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/24311 『ピカチュウM[ムービー]』] 閲覧には[[ポケモン (企業)|ポケモンだいすきクラブ]]へのログインが必要。</ref>。また、後述の配信された「サトシのピカチュウ」はLv.50であった。

2011年2月25日 (金) 08:22時点における版

ピカチュウ > ピカチュウ (サトシのポケモン)
ポケットモンスター (アニメ) > 登場人物 > サトシ > ピカチュウ (サトシのポケモン)

ピカチュウ(日本国外名:Pikachu)は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケットモンスター(ポケモン)声優大谷育江[1]

概要

  • 出身地:不明[2]
  • 登場時期[3]:PM・AG・DP・BW・OA・MV(レギュラー)、SS(ゲスト)
  • 特性:せいでんき

主人公・サトシの最初のポケモンであり最高のパートナー。モンスターボールに入ることを嫌うので、いつも外に出てサトシと一緒に行動する。アニメ本編ではサトシとともに1話から全ての話に登場している。一人称は「ぼく」。

性格・特徴

ずっとサトシの手持ちにいるため、実力や絆の強さはサトシのポケモンの中でもトップクラスである[4]。ただし、サトシがいないときには明確な指示が与えられず、結果実力を発揮できないこともあり、ロケット団相手に苦戦することもある。

電撃の力が非常に強力であり、ヒロインの自転車を破壊したり(合計3台)、ロケット団との初の戦いでトキワシティのポケモンセンターを破壊するなど、通常のピカチュウに比べはるかに強力である。そのためロケット団に目を付けられ、その後は幾度と無く狙われることになる[5]

基本的に他のポケモンを気遣うなど優しい性格。面倒見も良く、ポケモンだけで行動する際はまとめ役となる機会が多い。他のポケモンから好かれることも多く、無印ではトサキント、AGではイーブイ、DPではミミロルがピカチュウのことを好きになっている。しかし恋愛面についてはサトシ同様に疎い面があり、ミミロルの積極的なアプローチに戸惑ってはいるが、まんざらでもなさそうな態度をとることもある。

劇場版の短編映画やOVAなど、ポケモンのみが登場する作品においては少数の例外を除き[6]主人公を務めている。

放送初期の頃と比較して現在では若干性格が変化している。第4話ではサトシがピカチュウに、ビードル捕獲の為に攻撃を頼んだが、それを無視し布団を出してきて寝るなど、ギャグキャラでもあった。また、ロケット団を電撃で吹っ飛ばす際にニヤリと笑うことがあった。現在はサトシによくなついているが、初期の頃はカスミになついていた。

性別は[7]だが、当初の設定では性別は決められていなかった[8]ハルカヒカリがコンテストに出場する時は、扇子と袴姿で応援することがある。好物はトマトケチャップ

サトシとは深い絆で結ばれており、ムサシがピカチュウにクサイハナのエキスを使用して嗅覚をマヒさせ、サトシにはヘリウムガスを使用して別の声に変え、ムサシがサトシのお面と声を使ってピカチュウを捕獲しようとした際にも、それらに惑わされずに本物のサトシの方を選んでいる[9]。しかし、AG編で一度だけ記憶喪失になってロケット団の仲間になり、サトシに襲いかかったことがある[10]

他のポケモンを顔と体全体で真似をするのが得意。また、相手に何かを知らせたり、相手を喜ばせるために、顔芸をすることがある。皮膚はよく伸びるようで、引っ張った状態から手を離すと輪ゴムのように勢い良く戻る。また何かを知らせるときの顔芸の場合、なぜか周りはピカチュウが伝えようとしていることをきちんと理解できている。BF編「ポケモンレンジャー登場!セレビィ救出作戦!!」では、力尽きて動けなくなったセレビィをサトシたちが助けに来るまで顔芸で元気づけたりしていたこともある。劇場版では顔芸で他のポケモンの真似もする。BW9話ではペンドラーの真似をする際、顔では表現できないため耳で表現した。

「かみなりのいし」でライチュウに進化することを嫌っており、無印14話でのクチバジム戦で1度相手のライチュウに負けたとき、サトシが「かみなりのいし」で進化して再度対抗するのかと聞いたときには進化を拒み、ピカチュウのままでの勝負を自ら望んだ。ニャースの通訳によればこのとき、「ピカチュウのままでないとこの悔しさは拭えない」と言っていた。AG11話でサトシが「いずれはピカチュウを進化させる可能性がある」という趣旨の発言をした際は拒否反応を示さなかったが、DP21話でサトシは「ピカチュウが進化することはありえない」という趣旨の発言をしており、ピカチュウもそれに納得している様子であった。DP74話ではサトシがまだ「かみなりのいし」を持っており、「ピカチュウが進化を望むならそれでいい」とサトシは思っていたが、やはりピカチュウは進化しない道を選んだ[11]

電撃で自転車を3台破壊している。最初の1台の持ち主・カスミは何度もサトシに弁償を求めたが、いつの間にか本人はそのことを忘れており、金銀編のラストでは修理された自転車に乗っていた。また、AG第1話では熱による暴走で、偶然迷子で飛び込んできたハルカの自転車を電撃で破壊した。ハルカは「まいっか」と割り切っているが、後の回でサトシはハルカの両親に対し謝罪している。3台目はDP第2話でヒカリに野生のピカチュウと勘違いされて戦った際に破壊した。しかし、ピカチュウが追われていたという事情を知り気にしておらず、弁償を求めなかった。ちなみに、いずれもシリーズが始まってすぐの出来事である。

また、物語の始めにはトラブルに巻き込まれることも多い[12]

現在の使用技は 「10まんボルト」 「でんこうせっか」 「ボルテッカー[13]」「エレキボール」 追記:ボルテッカーはバトルフロンティア編から、エレキボールはイッシュ地方編から使用。

以前は、 「かみなり」 「でんきショック」 「でんげき」 「こうそくいどう」を使用。 追記:(かみなりはバトルフロンティア編までで、残りの3つは金銀編まで(でんげきは『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』で使える)。 なお、無印BWの劇中では手加減した「10ボルト」を使っていた。

正確なレベルは不明[14]だが、「ポケットモンスターカードゲーム 映画公開記念ランダムパック2009」のサトシのピカチュウにあたる「ピカチュウM」のカードには、Lv.45との記述が見られる[15]。また、後述の配信された「サトシのピカチュウ」はLv.50であった。

基本的には「ピカチュウ」・「ピカ」・「チュー」の3通りの言葉しか喋らないが、人間の言葉と同じようなイントネーションが付いた鳴き声で、特定の言葉を表現することもある(以下を参照)。

略歴

元々は野生のポケモンであり[2]オーキド博士にゲットされ研究所に連れて来られる。サトシが冒険初日に寝坊したために、フシギダネヒトカゲゼニガメは既に他のトレーナーに持って行かれてしまい、その代わりに余っていたポケモンとしてサトシの最初のポケモンとなった。

オーキド博士曰く「ちょっと問題がある」というように、最初は気難しさを覗かせ、初対面のサトシに対して電気ショックを浴びせるなど、言うことを聞かず懐こうともしなかった。その後凶暴なオニスズメの大群に襲われた時、サトシが自分を守ろうとする姿を見て心を通わせ、紆余曲折を経てサトシに信頼を寄せるようになる。

サトシがホウエン地方へ行く時は、シゲルにちなんで「初心に帰りたい」と言ってピカチュウだけを連れて行った。これ以降もシンオウ地方エイパムだけは無理やりついてきている)やイッシュ地方と、サトシが新しい地方に行く際はピカチュウだけを連れていく事が定番になっている。

ピカチュウの生息が未確認であるイッシュ地方での旅では、アララギ博士やアイリスデントなど、その地方の人物に珍しがられている。

その他

  • 担当声優の大谷は2006年に体調不良で休養した時期があるが、ピカチュウ役に関しては事前録音で全て済ませ、他の大谷の出演作品のように一時声優交代は行わなかった。
  • ピカチュウをサトシの最初のポケモンにしたのは、「女の子にもターゲットを広げたい」という制作側の意向からピッピプリンなどのアイドル系ポケモンの中から選ぶことになり、その中でアニメスタッフに人気があり、かつ電撃を使うなど見た目に派手で一番主人公向きであったためである[16]
  • 2010年7月15日から8月10日にかけて、ゲーム『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』・『ハートゴールド・ソウルシルバー』に、ニンテンドーWi-Fiコネクション(ふしぎなおくりもの)で「サトシのピカチュウ」が配布された。わざはアニメに準じており、でんきだまを持っている。

脚注

  1. ^ これは全世界で共通である。
  2. ^ a b オーキド博士にゲットされる以前のことについての詳細は描かれておらず、どこでゲットされたのか、どんな生活をしていたかなどは明らかにされていない。
  3. ^ 登場時期に示されている略号
  4. ^ 伝説のポケモンであるレジアイスラティオスと一騎打ちを行った事もあり、レジアイスには勝利、ラティオスは相打ちながらも戦闘不能にするといった結果を残している。
  5. ^ ロケット団に捕まったときは、電撃対策が施されたケースや檻に閉じ込められるパターンが多い。
  6. ^ ピチュー兄弟が主人公の『ぼくたちピチューブラザーズ』シリーズなど。
  7. ^ DP第142話「史上最悪のトゲピー!」およびBW第7話「ツタージャゲットでメロメロ!?」より。なお、それ以前にも♂である事を証明するような描写はある。
  8. ^ 首藤剛志 「WEBアニメスタイル」シナリオえーだば創作術第189回 休載のお詫び
  9. ^ 無印第54話「けいさつけんガーディ」より。
  10. ^ それ以前にも道具の力で一時的にロケット団に懐いたり、操られてサトシを攻撃した話がある。
  11. ^ その後不要になった「かみなりのいし」は放置され、ロケット団がこっそりくすねて売却した。
  12. ^ 例として、カントー地方ではオニスズメの大群からサトシを庇って倒れる、ホウエン地方ではロケット団の攻撃により帯電症状を起こし熱により暴走、シンオウ地方ではロケット団に攫われ、逃げようとして気球から落下し負傷、イッシュ地方ではゼクロムとの遭遇によりオーバーロードを起こし、電気技が一時使用不可になる、など。
  13. ^ ボルテッカーを取得したきっかけはロケット団に電撃を食らわせようとした際、奪われたポケモンのタマゴにまで影響が出るため放電したらしく、その後サトシがでんこうせっかを指示した時にボルテッカーとなった。
  14. ^ そもそもアニメ版における「レベル」の概念が原作ゲームとは異なり曖昧なため。
  15. ^ 『ピカチュウM[ムービー]』 閲覧にはポケモンだいすきクラブへのログインが必要。
  16. ^ 『ポケモンの秘密』(ポケモンビジネス研究会 ISBN 4-09-416211-9

関連項目

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