「ひばりが丘 (東京都)」の版間の差分
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2006年2月5日 (日) 11:21時点における版
ひばりが丘(ひばりがおか)は西武池袋線ひばりヶ丘駅を中心に、東京都西東京市北西部、東京都東久留米市東部、埼玉県新座市、南西部に広がる住宅地、商業地、農地の混合地域である。かつては田無市と保谷市の市境が駅周辺を分断していた。
交通
鉄道
中心となるひばりヶ丘駅は、西武池袋線の急行停車駅で、最速だと池袋駅まで2駅15分で行くことができる。団地やバス路線が発達したため駅の乗降人員は多めで、1997年の時点では西武線乗降人員数第9位だったが、以後伸びが悪く、2004年の時点でTOP10からは外れてしまった。しかし、現在住友重機工場跡地とその近辺に大型マンションが次々に建設され、駅の利用者は急増すると見られている。
道路
ひばりヶ丘駅南口からは谷戸新道が田無まで伸び、田無で青梅街道、新青梅街道、武蔵境通り等へアクセスできる。この道路を中心に田無駅・武蔵境駅・三鷹駅方面へのバス路線が1日数百本走っている。また、ひばりが丘から保谷よりには東京都道・埼玉県道36号保谷志木線が走り、関越自動車道へのアクセス等に使われる。 ひばりが丘団地がある西側は比較的道路が整備されているのに対し、東側や北側は細い街路が入り組んでいる。
主な道路
- 東京都道112号ひばりケ丘停車場線(谷戸新道)
- 東京都道・埼玉県道36号保谷志木線
- 東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線 …保谷志木線と一部重複
- 東京都道・埼玉県道4号東京所沢線(所沢街道) …西に外れる
- 東京都道・埼玉県道24号練馬所沢線 …北に外れる
- 関越自動車道新座料金所 …北に外れる
計画道路
- 都市計画道路ひばりヶ丘駅南口線 …谷戸新道と重複(ひばりヶ丘駅前~都市計画道路練馬東村山線間)
- 都市計画道路練馬東村山線 …谷戸新道~保谷志木線間のみ完成済み
- 都市計画道路武蔵境保谷線 …西武池袋線をアンダーパスする予定
- 都市計画道路保谷秋津線
- 都市計画道路ひばりヶ丘駅北口線
商業地
駅南口
ひばりが丘の中心を成す商業施設は、パルコと西友で、どちらの施設も広めの商圏をもつ。そして谷戸新道や団地方面へ向かう道に沿って商店街が発達している。2005年、住友重機工場跡地にコープとうきょうひばりが丘店が開店し、賑わいを見せている。また、みずほ銀行(旧第一勧銀)ひばりヶ丘グラウンドの跡地にイオンのショッピングセンターが建設予定である。 南口地区は田無駅北口とともに西東京市の中心市街地のひとつとなっている。
駅北口
駅北口の急な階段を降りると密集した商店街が立地しており、南口と対照的である。道が狭く、緑が少ないために西東京市ではまちづくりの見直しを計画している。新座市方面の住民が利用するバスのバスターミナルが駅徒歩五分ほどの場所に位置するため不便であり、まちづくり計画では駅前にロータリーと計画道路を作る予定である。
その他、保谷志木線沿いを中心にロードサイド店舗や郊外型店舗などが立地する。
住宅地
戦前に作られた中島飛行機関連工場の跡地が、1957年首都圏初のマンモス団地としてひばりが丘団地として整備されて以来、ひばりが丘周辺は急速に宅地化し、駅周辺には中高層のマンションが多く立地するようになった。現在は住友重機工場跡地とその近辺で大型マンションや一戸建て住宅の建設が進んだ上、老朽化したひばりが丘団地の建替えが進行中であり、地区内の人口はかなり増えると言われている。 西部、とくに自由学園の周辺は住環境の整った高級住宅街となっており、蜷川幸雄などの著名人も住んでいる。東部は畑と住宅の混在した地区が続く。
主な施設
ひばりヶ丘駅
- 売店(駅構内)
- off&on(オフノオン)(駅構内)
- フレーバーフィールド(駅構内)
- コクミンドラッグ(駅構内)
- セブンイレブン(南口階段下)
- 西武ひばりヶ丘名店コーナー(駅隣接)
南口
- ひばりが丘パルコ(アリエビル)
- 食品館(パームガーデン)
- マクドナルド
- 不二家
- ケンタッキーフライドチキン
- 西友ひばりが丘店
- ミスタードーナツ
- 都営亦六住宅跡地 … 跡地の利用に関心が持たれている
- 西東京市立ひばりが丘図書館
- まなマート(旧丸正)
- 谷戸高齢者在宅サービスセンター
- ひばりが丘団地
- 西友ひばりが丘団地店
- コープとうきょう
- 田無病院
- 住友重機械工業田無事業所
- 自由学園
北口
主な公園等
- 西東京憩いの森公園
- 東大農場(東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場)
- ひばりが丘運動場
- 谷戸イチョウ公園
- 谷戸せせらぎ公園
- はなみずき公園
- ひばりが丘公園
- 発想の森
- ひばりが丘北わんぱく公園
- 桜蔭学園グラウンド
- 栗原公園
- 栗原緑地公園
歴史
- 1924年 武蔵野鉄道・田無町駅が開業
- 1934年 自由学園が目白から現在の場所に移転
- 1959年 ひばりが丘団地の造成、駅名を「ひばりヶ丘」に変更
- 1990年 南口再開発、ひばりが丘パルコ開店
- 2001年 田無市と保谷市が合併し西東京市市制施行
- 2005年 ひばりヶ丘駅バリアフリー化・リニューアル工事完了
地名に関して
- ひばりが丘という名前はひばりが丘団地の造成とともに生まれた。
- 駅名は「ひばりヶ丘」であるのに対し、町名は「ひばりが丘」である。また、「ひばりケ丘」と記すこともある。
- 「ひばり」という愛称が使われることが多い。ビバリーヒルズのもじりで「ヒバリーヒルズ」という呼び方もあるようである。
- 「ひばりが丘」という地名は以下の市町にも存在する。
また、北海道札幌市厚別区に札幌市営地下鉄東西線のひばりが丘駅がある。