「スプートニク (通信社)」の版間の差分
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このような見方に対して、ロシアの今日の{{仮リンク|ドミトリー・コンスタンチーノヴィチ・キセリョフ|en|Dmitry Konstantinovich Kiselyov}}と{{仮リンク|マルガリータ・シモニャン|en|Margarita Simonyan}}は、西側メディアに対して異なる見地からの発信であるとしている<ref name=AFPnov14 /><ref name=rbth20141117 />。 |
このような見方に対して、ロシアの今日の{{仮リンク|ドミトリー・コンスタンチーノヴィチ・キセリョフ|en|Dmitry Konstantinovich Kiselyov}}と{{仮リンク|マルガリータ・シモニャン|en|Margarita Simonyan}}は、西側メディアに対して異なる見地からの発信であるとしている<ref name=AFPnov14 /><ref name=rbth20141117 />。 |
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==誤報・デマ== |
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スプートニクは前身である[[ロシアの声]]の頃から[[誤報]]や[[デマ]]・[[嘘]]の記事が非常に多く、読む際に注意を要する。 |
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===「ポール・マッカートニーは替え玉」デマ=== |
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2015年3月4日、「本物の[[ポール・マッカートニー]]は1966年に死亡 替え玉を使用?」と題した記事を配信したが、ジョークサイトの[[都市伝説]]ネタを記事化したものだった<ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/05/news105.html 【デマです】「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」――元ネタはジョークサイト] [[ねとらぼ]] 2015年03月05日</ref>。 |
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===「YouTube有料化」デマ=== |
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2015年9月3日、「2015年末までに[[YouTube]]が有料化する」とするデマを配信した<ref>[http://smartphone.r25.jp/case-file/135948 「YouTube有料化」デマの真相] R25 2015年9月4日</ref>。 |
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===「日本がミサイル潜水艦を尖閣諸島近海に配備」デマ=== |
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2016年08月19日、「日本がミサイル潜水艦を[[尖閣諸島]]近海に配備」とする記事を配信したが、元記事に該当する記載はなかった<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/160819/plt1608190004-n1.html 尖閣念頭に新型ミサイル 防衛費、過去最大の5兆1685億円要求] 産経新聞 2016年8月19日</ref>。 |
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===「性的パートナーがいない人は障がい者」デマ=== |
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2016年10月22日、「[[世界保健機関|世界保健機関(WHO)]]が性的パートナーがいない人は障がい者にあたると判断した」とする誤訳に基づいた誤った記事を配信し、これを複数の[[まとめサイト]]が拡散する事態が発生した<ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/22/news041.html 「性的パートナーがいない人は障がい者?」誤訳を元に波紋広がる 元記事は不妊の定義変更を取り上げたもの] [[ねとらぼ]] 2016年10月22日</ref>。 |
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==関連項目== |
==関連項目== |
2016年10月24日 (月) 18:23時点における版
座標: 北緯55度44分15.38秒 東経37度35分24.92秒 / 北緯55.7376056度 東経37.5902556度
業種 | 通信社 |
---|---|
前身 | ロシアの声 |
設立 | 2014年11月10日 |
本社 | ロシア モスクワ |
製品 | 国際放送ラジオ、ニュースサイト |
親会社 | ロシアの今日 |
ウェブサイト | http://jp.sputniknews.com/ |
スプートニク(SPUTNIK、ロシア語: Спутник)は、ロシアの通信社。ロシア政府系メディアであるロシアの今日傘下で2014年11月10日に設立、RIAノーボスチとロシアの声に代わってロシア国外での展開を担っている[1][2][3]。
日本語版は、2015年3月20日に開設された[4]。
ラジオ・スプートニク
ラジオ・スプートニクは、スプートニクの音声放送である。2015年には、1日に30言語により34ヶ国130都市で、のべ800時間の放送を行っている。放送は、FM、デジタルラジオ(DAB/DAB+)、HDラジオ、携帯電話、インターネットによって行われる[5]。
反応
設立当時、ロシアのジャーナリストアレクサンドル・ポドラビーネクは、スプートニクをロシア政府の対外プロパガンダ機関であると指摘している[6]。フォーリン・ポリシーでは、ウラジーミル・プーチンによるバズフィードのようなもので、西側に対抗するものと評された[7]。
このような見方に対して、ロシアの今日のドミトリー・コンスタンチーノヴィチ・キセリョフとマルガリータ・シモニャンは、西側メディアに対して異なる見地からの発信であるとしている[6][2]。
誤報・デマ
スプートニクは前身であるロシアの声の頃から誤報やデマ・嘘の記事が非常に多く、読む際に注意を要する。
「ポール・マッカートニーは替え玉」デマ
2015年3月4日、「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」と題した記事を配信したが、ジョークサイトの都市伝説ネタを記事化したものだった[8]。
「YouTube有料化」デマ
2015年9月3日、「2015年末までにYouTubeが有料化する」とするデマを配信した[9]。
「日本がミサイル潜水艦を尖閣諸島近海に配備」デマ
2016年08月19日、「日本がミサイル潜水艦を尖閣諸島近海に配備」とする記事を配信したが、元記事に該当する記載はなかった[10]。
「性的パートナーがいない人は障がい者」デマ
2016年10月22日、「世界保健機関(WHO)が性的パートナーがいない人は障がい者にあたると判断した」とする誤訳に基づいた誤った記事を配信し、これを複数のまとめサイトが拡散する事態が発生した[11]。
関連項目
出典
- ^ “Sputnik launched to news orbit: Russia’s new intl media to offer alternative standpoint”. ロシア・トゥデイ (2014年11月11日). 2015年4月21日閲覧。
- ^ a b ガリヤ・イブラギモワ (2014年11月17日). “ロシアの新メディア「スプートニク」”. ロシア新聞. 2015年4月23日閲覧。
- ^ Gabrielle Tétrault-Farber (2014年11月11日). “Launch of Sputnik Comes Amid High Stakes in Media War”. ザ・モスクワ・タイムズ. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “スプートニクが日本語で語り始めた”. スプートニク (2015年3月20日). 2015年4月23日閲覧。
- ^ “プロジェクトについて”. スプートニク. 2015年4月21日閲覧。
- ^ a b Laetitia Peron (2014年11月20日). “Russia fights Western 'propaganda' as critical media squeezed”. フランス通信社. Yahoo!ニュース 2015年1月24日閲覧。
- ^ Elias Groll (2014年11月10日). “Kremlin’s ‘Sputnik’ Newswire Is the BuzzFeed of Propaganda”. フォーリン・ポリシー 2015年1月24日閲覧。
- ^ 【デマです】「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」――元ネタはジョークサイト ねとらぼ 2015年03月05日
- ^ 「YouTube有料化」デマの真相 R25 2015年9月4日
- ^ 尖閣念頭に新型ミサイル 防衛費、過去最大の5兆1685億円要求 産経新聞 2016年8月19日
- ^ 「性的パートナーがいない人は障がい者?」誤訳を元に波紋広がる 元記事は不妊の定義変更を取り上げたもの ねとらぼ 2016年10月22日
外部リンク
インターネットネットラジオ
- Sputnik 日本 日本向け日本語放送
- Sputnik International 国際向け英語放送
- Sputnik Беларусь ベラルーシ向けロシア語放送
- Sputnik Deutschland ドイツ向けドイツ語放送