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ラグナロクオンライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ラグナロクオンライン韓国ゲーム会社Gravity Corp.によって製作されたオンラインゲーム。種別としてはMMORPGに分類される。

韓国の漫画「ラグナロク」(作:이명진(イ・ミョンジン、李命進)の世界観を元にしたゲームでキャライラストが可愛い事などから人気を集めている。

外国への展開は、台湾香港日本など東アジアから始まり、タイ中国、国際(アメリカ合衆国カナダ)、フィリピンインドネシアシンガポールマレーシアヨーロッパインドブラジルオセアニアなど世界中に展開しており、日本語版はガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が運営している。

2002年12月1日より正式商用サービスが開始。

2004年4月6日から2004年9月28日までTVアニメ「RAGNAROK THE ANIMATION(ラグナロク・ジ・アニメーション)」を全26話放送した。

ラグナロクオンラインの特徴

ラグナロクオンラインはMMORPGのなかでは少数派の2D(ドット絵)で描画したキャラクターを動かす方式を用いている。

その為にファイナルファンタジーXIをはじめとする3Dポリゴンキャラクターを用いたMMORPGに比べ、若干要求スペックが低くなるので、接続人数過多による障害を除けば快適にプレイできる。

ソロプレイでのレベルアップも他MMOに比べれば比較的容易。

キャラクター

ドット絵としてデフォルメーションされたキャラクター、モンスターは愛らしく、女性、低年齢層にも人気が高い。

原作の存在

ラグナロクオンラインは原作漫画ラグナロクの始まる前の物語という設定である。 原作の主人公が使う必殺技などがゲーム内でも使えるようになっている。

ただし、原作をしらなくても楽しめるようになっていて、ゲームのみの独自要素が多数ある。 また、制作会社であるGravity制作のコンピュータRPG、アークトゥルスの影響も深い。

ラグナロクの世界観

いわゆる剣と魔法のファンタジー世界である。 原作が北欧神話をベースにしているため、北欧神話関連の用語、アイテムが多数存在する。 また、世界的規模で展開しているゲームという事もあり、進出した地域の特色を出したローカルマップを作成し提供している。 日本のローカルマップとして天津(アマツ)、台湾のローカルマップとして崑崙(コンロン)など。 最近はローカルマップだけが増える傾向にある。

接続人数

このゲームは日本のMMORPGの中では早い時期に公開された事もあり、トップクラスの登録人数を誇る。 しかし、18個あるワールドと呼ばれるサーバー群は、同時接続人数が5000人が問題なくプレイできる限界値となっているのだが、ラグナロクオンラインではそれぞれのワールドが独立しておりプレイヤーのデータを共有できないため、初期に作られたワールドに人が溜まりやすく、限界接続人数を超える事がよくあり、過剰な負荷からサーバメンテナンスが頻繁におこり、プレイに支障を来したり、予期しない事態が発生することも良くある。

このため、過去二回マイグレーションプラン(新規追加のワールドに旧ワールドの移住希望者のキャラクターデータをコピーする移住計画)が実施されている。

ワールドリスト

ワールドはそれぞれ追加時期などによって相違点がある。

  • 初期ワールド

初期ワールドは有料サービス開始以前から存在するワールド、俗に最古鯖と呼ばれる。Chaos(ケイオス)、Loki(ロキ)、Iris(アイリス)、Fenrir(フェンリル)の四つ。 Loki,Irisは2002年3月に追加。Fenrirのみβ2テスト時に追加された。 Chaos,Loki,Irisの3ワールドには非常に多くの人数が参加しており、人数が5000人をはるかに越える状態が続き数々の不具合が生じていた。 それら三つにやや遅れてFenrirが出来たことで、その重さに耐えかねたプレイヤーはこの新規にFenrirでキャラクターを作成しなおした。 そのため、初期ワールドの中ではFenrirだけは、初期と第二期の両方の特徴を備えている。

β1テスト初期のChaosとβ2テスト後期のLokiでは一部プレイヤーとGM(ゲームマスター)と呼ばれる管理者との間において情報やゲーム内アイテムの貸与などの不正行為が行われて問題となった。

  • 第二期ワールド

有料サービス開始直前に追加されたワールド。Sara(サラ)、Lydia(リディア)、Baldur(バルダー)の三つで、やはりそれぞれワールドの状況に不満をおぼえて移住した者が多い。

  • 第三期ワールド

第一回マイグレーションプランによって追加された。 Odin(オーディン)、Thor(トール)、Freya(フレイア)、Bijou(ビジョウ)の四つからなり、それぞれ初期のワールドからの移住者が存在する。 しかし、移住においていくつかのデメリットが存在したことからすでに不具合にもなれたプレイヤーは移住せず、次回プランでは移住方法を二種類からアンケートをとって決めることになった。

  • 第四期ワールド

2004年5月18日~5月20日の間に実施された第二回マイグレーション(移住)プランにより、追加された。 Idun(イドゥン)、Heimdal(ヘイムダル)、 Eir(エイル)、Tyr(チュール)、Lisa(リサ)、Ses(シズ)、Tiamet(ティアメット)の7ワールド。
Chaos(ケイオス)、Loki(ロキ)、Iris(アイリス)、Fenrir(フェンリル)Sara(サラ)、Lydia(リディア)、Baldur(バルダー)からの移住者がいる。 事前のアンケートからワールドの内容を完全コピーする方法と、希望者のデータのみをコピーする方法の二種類から後者が選択された。 初期ワールドとしてはプレイ人数の少なかいFenrirからの移住先であるTyrは非常に人数がすくない。

  • テストワールド

これらのワールド以外に、Sakray(サクライ)、Tanathosが存在する。 それぞれローカライズ及びテスト用、データ展開検証及びリザーブサーバ用として使用されているようだ。 ただし、これらのワールドではSakrayはガンホー及びGravityのみが、Tanathosはガンホーのみアクセスが可能であり一般には公開されていない。
管理状況から察するにテストサーバーとしての機能を果たせていないようである。

ゲームシステム

プレイヤーの主な行動

ラグナロクオンラインにはプレイヤーの最終目標は無く、ゲームクリアが無い。基本的には「レベルを上げる」「Zeny(ゲーム中での通貨)を貯めて買い物をする」「レアアイテムを集める」「仲間とのコミュニケーション、会話」「モンスターと戦闘」することがすべて。時折ガンホー・オンライン・エンターテイメント主催のイベントが行われるほか、ネットカフェもしくはユーザー主催でのイベント(ゲーム内、オンラインのみならずオフラインにおいても)も行われている。

ソロプレイ

ソロプレイの場合、一般的なコンピュータRPGと同様の感覚で「モンスターを倒してレベルアップ」させていけばよい。 一般的なコンピュータRPGと違い、ラグナロクオンラインではモンスターを倒しても直接お金を得られない。かわりに、モンスターの落とす各種アイテム(収集品、武具、カードなど)を拾い、町にいるNPC商人(最初から配置されている商人)に売ることでお金を得ることができる。 また、これらのアイテムの中には、集めることで新たなアイテムを作成可能なものや通常売っている武器とちがってスロットがあるものやスロットに挿すカードなどがあり、はプレイヤー間でNPC商人に売るよりも高く取引される。

パーティプレイ

幾つかのプレイヤーが仲間となって協力して戦う為にパーティシステムが用意されている。最大12人のパーティを組むことで本来は敵を倒した人が優先されるアイテムの習得権利を共有することができ、さらに全員のLv差が10以内であれば経験値を平均分配することも可能。 ゲーム内には臨時広場とよばれる区画がワールドごとに自然発生的に、もしくは外部掲示板等での話し合いにより定められ、ここで一時的にパーティを組むメンバーを募ることもできる。なおパーティで得たアイテムはNPCやその場でのオークションでの落札者に売ることでお金にして全員に平等に配るのが普通。

ギルド

エンペリウムと呼ばれるアイテムを消費してつくる。ギルドに所属した人間同士のみで会話ができたり、称号をつけることができるようになる。また、自分や他のギルドメンバーの得た経験値をギルドに上納することでギルドレベルをアップさせ、ギルドスキルを習得させることができる。ちなみにギルド結成当初は16人まで加入可、スキルを用いる事で最大36人まで同一ギルドに入れるようになる(韓国では最大56人まで入れる)。

ギルド攻城戦(ギルド砦争奪戦)

略称は攻城戦、またはPvPにちなんでGvGとも呼ばれ、日本では毎週日曜日の20時から22時の間、ヴァルキリーレルム(プロンテラ)、チュンリム湖(フェイヨン)、ルイーナ(アルデバラン)、ブリトニア(ゲフェン)にそれぞれ5つ計20ある砦(ギルドアジト)をめぐり各ギルドが競い合う。 砦を攻め落とすには、砦のどこかにある「エンペリウム」を攻撃し破壊しなければならないが、一度破壊しても時間内であれば他のギルドが再度破壊することが可能である。ただしエンペリウム破壊には、ギルドスキルである「正規ギルド承認」を持っていなければならない。 砦には出入り口などに占領したギルドのエンブレムを表示するフラッグ立てられ、一部のフラッグからは砦内部にワープすることができるなど様々な特典がある。 特に重要なものとしてギルドマスターが執事に話しかける事によってのみ行ける宝物庫があり、1日1回宝箱が商業値に応じて複数個出現する。中にはこの宝箱でしか手に入らないレアアイテムもあり、ギルドの重要な収入源となる。 PvPと明らかに違う点は、週に一度かつ人数を必要とする戦闘であるため、ギルド運営陣は日曜日以外の平日の活動及び工作活動が非常に重要になっている点である。

攻城戦はベースとなったPvPと比較し一部のスキルや機能が制限されている。

PvP(対人戦)

PvPは、プレイヤーまたはパーティ同士での対戦の通称で初心者向けのヨーヨーモードと上級者向けのナイトメアモードに分類される。PvPに参加するには、特定のNPCと会話する事で専用の参加用マップに移動する。 なお、その際規定のゲーム内通貨が消費される。

  • ヨーヨーモード
初心者向けで死亡してもペナルティはない。戦闘の舞台はプロンテラ、フェイヨンなどの各町と同じ構造のマップ。
  • ナイトメアモード
死亡時には通常のフィールドと同じように経験値が減少し、装備品を強制的に落とす場合がある。舞台はオリジナルのマップでモンスターも出てくる。

GvG(ギルド対戦)

日本では滅多に行われないギルド同士の対戦。 2003年12月にクリスマスユニオンとしてワールドごとに砦のある4地方の対抗戦として、各箇所5つの砦を所有するギルドから参加者を出しての変則的な試合が行われた。 初の試みであったが為に不手際が多く、試合開始時刻が大幅に遅れるなど問題が起こった。 特に、Lydiaではある人気プレイヤーを参加させようと有志が集って砦を入手したのだが、そのプレイヤーが管理側のミスで参加できず、一晩以上も話し合いが行われた末に、再試合が行われるなどの非常事態となった。

2004年には世界大会も行われ日本からは国内の予選を勝ち抜いた2ギルドが参加した。 優勝は香港と台湾の連合チーム。

そのルールはその都度異なる。

キューペットシステム

Episode1.5にて実装されたシステムで、人気の高い特定のモンスターをペットにすることができる。 モンスターを捕まえるにはモンスターごとに定められたテイミングアイテムを対象のモンスターに使い、出現するスロットで当たりを引くとモンスターの卵を入手。 その卵を携帯卵孵化機で孵化させると初めてペットとして連れて歩くことが可能になる。

キューペットには「親密度」のバラメータが存在し、これが高いとキューペットが話しかけてきたり休憩中にパフォーマンスを行ったりしてくれる。逆に親密度が低いとペットは何もしなくなり、この数値が一定値を下回るとペットは逃走していなくなってしまうので注意。

不正行為

ネットゲームとしては比較的初期のものであることも手伝ってプログラム解析が進み、様々な不正行為が行われている。 また、開発元の韓国では登録基準の厳しさなどから不正行為が少ないことなどから、不正行為への対処は遅れがちとなっている。
不正行為で一番目に付くものがBOTである。これは、他MMOでは寝マクロ等と言われている事が多い。

他MMOではあくまで補助として使われることが多い寝マクロとは異なり、ラグナロクのBOTは自律性が高く、自動で索敵して敵を倒し、レアアイテムを獲得しレベルを上げることができる。 また、取り締まりを行う管理会社のGMの操作するキャラクターを検知すると自動でログアウトするなどの対策が取れるようになっている。

取得したZENYはRMT(リアルマネートレード、現金でZENYを購入する違反行為)で売却されている事が多いようだ。
日本における管理状況の詳細はガンホー・オンライン・エンターテイメントを参照。


ノーマナー

不正行為と違い、ゲームシステム上では問題ないが他のプレイヤーに嫌われる行為をラグナロクオンラインでは、ノーマナー行為と呼ぶ。 これらの行為は他のMMOにも存在しているものもあるが、それを明文化しそれを嫌うプレイヤーを多数生み出したのが、他のMMORPGと大きく異なる点である。 ルールの過大解釈が広まってしまい、個々人の中で不快に思うことすべてをノーマナーとして相手に押し付ける事でトラブルが絶えなくなった。

日本公式においても話し合いをという形に変更されている。

横殴り

ラグナロクでは経験値のシステムとして「自分が被害を負ったかどうか」より「自分がどれだけ被害を与えたか」が重きを置かれ、被害を与えた割合に応じてモンスターの持つ経験値が分配される。 このことによって二人のプレイヤーが同時に攻撃した場合に「被害無しに経験値を得るプレイヤー」が生まれやすい。またその場合モンスターの持つ経験値が固定であるため被害を受けた方のプレイヤーの経験値は減少してしまう。

この事が、初心者修練場と呼ばれるチュートリアルにおいてゲーム内で説明されていた事から、被害無しに経験値を得る行為が横殴りと呼ばれるノーマナー行為となった。 その為、プレイヤー間でモンスターに対して横から助太刀する行為自体を非常に嫌う傾向が見られる。 一般のプレイヤー達は助けるよりも苦境のPCが死ぬのを待ってから行動することが多い。

特に遠距離攻撃があり、攻撃力が高いアーチャー系、マジシャン系の職業は攻撃の際に注意が必要。

この対策として、複数の人間が被害を負うか、与えるかのどちらかを行うと、モンスターの持つ経験値が上昇するボーナスがつけられるようになった。

キャラクターのレベルアップ

ラグナロクオンラインではキャラクターに2系統のレベルが設定されている。一つはキャラクター固有のレベルであるベースレベル、もう一つは職業の習熟度を表わすジョブレベルである。前者は転生(日本では未実装で韓国でテスト中の機能)を、後者は転職を行うと1にリセットされる。

転職

1次職への転職

ゲームを始めた時点では全員ノービス(初心者)からスタートする。 ノービスのJobスキルを上げることで、取引要請・エモーション・座る・チャット開設・パーティ結成などの基本的なゲーム機能が使えるようになる。 Jobレベルが10になると1次職へと転職することが出来る。 一度1次職に転職するとノービスに戻る事はできないので、他の1次職やそこから派生する2次職、スーパーノービスには転職できない。1次職転職には簡単な試練(クエスト)を行う必要がある。

1次職概要

  • 剣士(ソードマン)
恵まれたHP、直接攻撃力・自然回復能力を高めるスキルが特徴で装備、武器の選択が豊富、かつ防御力が高い物を選択可能。
2次職の騎士(ナイト)、聖騎士(クルセイダー)への転職が可能。
  • 盗賊(シーフ)
優れた回避力・攻撃速度を持つ。毒を与えたり、アイテムを盗むといったスキルが特徴で片手剣、片手斧、短剣、弓が使用可能。
2次職の暗殺者(アサシン)、悪党(ローグ)への転職が可能。
  • 商人(マーチャント)
露店の開設や物品売買の際の利益率、所持可能なアイテム量の高さが特徴。装備、武器の選択の広さは剣士に次ぐ。
2次職の鍛冶師(ブラックスミス)、錬金術師(アルケミスト)への転職が可能。
  • 修道士(アコライト)
直接ダメージを与えるのは苦手だが多数の戦闘補助魔法を持つ。唯一回復魔法の使える一次職で鈍器、杖が使用可能。
2次職の聖職者(プリースト)、修行僧(モンク)への転職が可能。
  • 魔術師(マジシャン)
一発の威力が高い属性魔法と相反する打たれ弱さが特徴で武器は短剣と杖のみ装備可能、防御力の高い鎧は着られない事が多い。
2次職の魔導師(ウィザード)、賢者(セージ)への転職が可能。
  • 弓手(アーチャー)
遠距離攻撃能力とその能力を高めるスキルが特徴、属性矢を用いる事で他職よりも容易に属性攻撃が可能。武器は短剣も使用可能だが基本的には弓を用いる。
2次職の狩人(ハンター)、吟遊詩人(バード、男性キャラのみ)、踊り子(ダンサー、女性キャラのみ)への転職が可能。
  • スーパーノービス

特殊な職業で1次職に転職せずにベースLvを45にすることで転職可能。1次職のほぼ全てのスキルを習得可能だが、ノービスと同じ装備しか出来ない上に2次職に転職できない。また、条件を満たしている時に特定の発言をする事で一時的にパワーアップする。

1次職から 2次職への転職

  • 2次職転職には1次職でジョブLvを40以上まで上げ、各2次職用に試練(クエスト)をこなす必要がある。なおジョブLvを50まで上げることにより試験の一部が免除されたり、転職後にアイテムの贈答がされたりとメリットが生じる。

騎士、暗殺者、鍛冶師、聖職者、魔導師、狩人を旧二次職、ジュノパッチで追加された。聖騎士、悪党、錬金術師、修行僧、賢者、吟遊詩人、踊り子を新二次職と呼ぶ。

2次職概要

  • 騎士(ナイト)
全職業中最も高いHPと優れた攻撃・防御力でパーティーの最前列で戦う職業。両手剣及び槍用の攻撃スキルを豊富に持つ。
現在範囲攻撃で瞬間最大威力と時間比率経験値効率を誇る。槍騎士+聖職者だけで事足りてしまうためバランス崩壊の要因。
  • 聖騎士(クルセイダー)
剣士系としての優れたHPと騎士をも上回る強靭な防御力でパーティーの盾となる職業。スキルも防御や戦闘補助を多く持つ。
ペコペコにも騎乗可能。上位迷宮での対悪魔、闇属性の敵に対して最強を誇る。
  • 暗殺者(アサシン)
全職業中最高の回避率の高さを誇る。他にも毒を用いた攻撃や姿を消して奇襲するスキルなども強化され、攻撃の幅が増えた。
またカタールを装備することでクリティカル発生率が2倍になる。二刀流ができる唯一の職業。ただし盾が無いため即死が多い。
  • 悪党(ローグ)
金を盗む、強奪する、相手の装備を剥ぎ取る等盗賊の「盗み」を昇華させることを重視した職業で、特殊スキルを多く持つ。
弓も使えるが狩人には及ばず、短剣は暗殺者の二刀流に及ばない。対人向けの職業と言える。
  • 鍛冶師(ブラックスミス)
武器の作成や鉱石の精製を行うことの出来る唯一の職業。特殊な金属を混ぜることで属性の付いた武器や通常より能力の高い武器を作成可能。
他にも戦闘補助のスキルを多数持ち、騎士系にも劣らぬ戦闘能力で前衛として活躍できる。
  • 錬金術師(アルケミスト)
薬草や特殊な材料を組み合わせることで薬品を生成する技術を持つ。特にポーションは普通に購入するより安いコストで製造可能。
ホムンクルススキルが未実装な為、現時点では薬が作れる商人でしかない。
  • 聖職者(プリースト)
アコライトよりさらに多数で強力な補助スキルを習得可能で、蘇生魔法「リザレクション」を習得できる唯一の職業。
騎士よりも前に出て最上位クラスの敵の攻撃に耐えることが出来るため、バランスを悪くしている要因職のひとつ。
  • 修行僧(モンク)
肉体を鍛える事で直接戦闘の弱さを克服、一転して戦闘系に変貌した職業。アコライト時代のスキルを使えるので、攻守のバランスが非常にいい。
全スキル中最強の攻撃力を持つとされる「阿修羅覇王拳」を使用可能。
  • 魔導師(ウィザード)
各属性の魔法をパワーアップさせ、非常に広範囲&強大な威力を誇る「大魔法」を使用可能。
HPと防御力の低さは相変わらず。聖職者が前に出て敵を受け持ち、後ろから殲滅が王道。2名で完結する。バランスを悪くしている職の一つ。
稀にAgiに振って回避しながら戦闘するソロウィザードも存在する
  • 賢者(セージ)
魔法による攻撃を専門としたウィザードに対し、武器による攻撃と補助魔法に重点を置いた職業。
大魔法は使えないが、武器に任意の属性を付加させられる他、移動や攻撃の最中に魔法を自動発動させるスキルを持つ。
属性付与により攻撃力が増すため、前衛騎士のサブキャラとして育成をする人が多い。
  • 狩人(ハンター)
獲物を狩るための様々な技術を扱うことが可能になった弓人。強力な弓攻撃はそのままに、ランダムで攻撃を与えるファルコンや
多数の種類を持つ罠を使用可能。DEXと言うステータスのみで攻撃力+命中になる特殊仕様のため単純に強い。
  • 吟遊詩人(バード、男性キャラのみ)
  • 踊り子(ダンサー、女性キャラのみ)
歌(ダンス)を用いてパーティーの戦闘支援を行う職業。他にも専用武器(バード…楽器、ダンサー…ムチ)の強化スキルを持つ。
またダンサーとバードがペアの状態のみ強力な支援効果をもつ合奏スキルも使用できる。

2次職から上位2次職への転職

  • 現在韓国のテスト用であるSakray(サクライ)ワールドにて実装されており、各種調整などを行っているが日本での実装日は未定。また、上位2次職の上位職である3次職も予定されている。

二次創作

日本、韓国で同人ジャンルとして多くの本、及び作家が出ている。

また、商業本としても日本では多くのアンソロジーコミックが出ている。 主なものとしてはラグナロクKINGDOM(双葉社)、ラグナロクオンラインコミックアンソロジー(スタジオDNA)、ラグナロクオンラインアンソロジーコミック(エンターブレイン)、ラグナロクオンライン 4コママンガ笑スタジアム(宙出版)等。

また日本の作家と韓国の作家がコラボレーションしたアンソロジーも登場している。 日本に於いては、そのドット絵、キャラクターに注目してサイト上などで作品を発表した同人作家も多く、それを見た人間がさらにゲームをプレイするという現象も起きた。

ラグナロクバトルオフライン

同人ソフトサークル、 フランスパン/春風亭工房が製作中の横スクロールアクションゲーム。南向春風制作のフラッシュが話題となり、その反響を受けて製作開始が決定した。
このゲームは、通常の同人によるゲームと異なり、Gravity社が製作を依頼、協力を受けている特殊なケースとなっている。本来オンラインと銘打っていたものの、技術的な問題からオンラインプレイに対応しないことになったため、「オフライン」と名乗ることになった。
日本のRO内でよく見かける光景(BOT、トレイン、溜め込み、横殴り、通報しました等)、ガンホーの蔑称をネタにした背景キャラクターのチャットなどブラックジョークに溢れている。

各業界の有名プレイヤー

ラグナロクオンラインは上記のゲーム性から仕事を忘れ没頭するまでに嵌り続ける人が多い。それはゲーム業界以外の人物に顕著であり、評判は一般ユーザーからも広く知れ渡っているほどである。

声優業界

ラグナロクオンラインにおける声優業界一の廃人かつRO廃人の一人。2003年に始め、いつしか嫁をも巻き込むほどにのめりこんでしまい、転生待ちレベル99ハンターを有する。RAGNAROK THE ANIMATIONでロアン役を演じた阪口大助曰く攻略本はもうぼろぼろで、日の睡眠時間は3時間が当たり前な生活を送っていると言う。それがガンホーの目に留まりスカイパーフェクトTVのチャンネルBBで放送されている「Gungho Navi」に準レギュラーとして出演している。
自身のHPでROにはまってしまい抜け出せないと公言している。初めて1ヶ月もせずキャラクター間の結婚を済ませたとされる。現在は信長の野望Onlineにも手を出しているらしい。既にプレイしていた伊月ゆいと、ラグナロクオンライン THE RADIOのMCを勤めた森永理科の影響を受け始めたとされている。
β時代からのユーザーで自身の担当したラジオ「ラジオどっとあい 伊月ゆいのデジタロイド化計画」内でリスナーからの寄せ集めパーツを組んでROができるマシンを作ろうと言うコーナーをはじめ、番組blogを通じギルドを結成するなど精力的な活動をしていたが、番組終了と同時にギルドは解散。現在プレイしているのかどうかはわかっていない。

アニメ

スタッフ

  • 総監督:リー・ミョンジン
  • 監督:岸誠二
  • シリーズ構成:三井秀樹
  • キャラクターデザイン:篠原健二
  • 製作:RAGNAROK THE ANIMATION製作委員会

キャスト

DVD購入特典における管理会社公認RMT疑惑

DVD1~5巻の初回プレス版を全て購入したユーザーに、ゲームで使用可能なアイテム「ネコミミキャップ」を配布するという発表後、ユーザーから管理会社がRMT(リアルマネートレード)を推奨する行動をしていいのか等の議論が起こる。それらについてガンホーはネコミミキャップについてはDVD販促プロモーションの一環でありRMTではないと主張する。(参考資料)
第二弾としてDVD6~9巻初回プレス版を全て購入したユーザーには同じくゲームで使用可能なアイテム「真理の目隠し」を配布するという。

外部リンク

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