住宅地図
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住宅地図(じゅうたくちず)とは地図の一種で、戸別名(表札表示による居住者)表示地図。地形図や道路地図などと区別するために用いられる名称である。近年は国土地理院や自治体発行の地形図等を元に、現地確認調査を実施し編集されていることが多い。別記内容として、集合住宅内の戸別名も表記される場合もある。なお、住宅地図内に描かれている建物の外形形状をさして家型(いえがた、かけい)ということがある。
出版されるほか、公共機関から配布される冊子などにも利用される。
デジタルデータも整備されており、 道路地図よりも広範囲をカバーする[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。ため地理情報システム(GIS)でよく使用される。ただし、個人情報保護の理由からインターネットの地図配信サイトにはあまり使用されない。
メーカー(出版社)としては、ゼンリンが最も有名である。
価格的には、同じ広さの地域のカラー地図と比較して10~20倍と高価である。また、世界中で日本にしか存在しない。
主な用途
住居表示と地番
通常の住宅地図は住居表示を採用している。そのため、建物では不動産登記上の地番とは異なる箇所が存在し、田畑等の地番も分からない。
地番が分かるように住宅地図に公図を追加したものが存在する。ゼンリンではブルーマップ(住居表示地番対照住宅地図)、刊広社では住宅明細図地籍版と呼ばれる。