ミツワ自動車
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ミツワ自動車(みつわじどうしゃ、Mizwa Motors [1])はポルシェやアウディの販売及び整備等を行っている販売業者(ディーラー)。元民族主義的インポーターでかつてはポルシェなどの日本総輸代理店であったが、現在はポルシェの輸入権・ディーラー権を共に喪失している。
会社概要
- 社名:ミツワ自動車株式会社[1]
- 設立:1961年10月5日
- 資本金:5000万円
- 代表者:代表取締役社長 奥村昌美(奥村遊機社長)
- 本社所在地:東京都中央区銀座8丁目6番18号
- 従業員数:62名(2007年10月現在)
- 事業内容:輸入自動車の販売、整備、自動車部品販売、損害保険代理店業、不動産賃貸
拠点
関連会社
沿革
- 1931年(昭和6年) - アメリカ車「パッカード」の日本と朝鮮、および満州国における総代理店として東京・赤坂に創業。
- 1952年(昭和27年) - 西ドイツ(当時)のスポーツカー「ポルシェ」の日本総輸代理店として、同車の輸入・販売を開始。
- 1961年(昭和36年) - 「三和(みつわ)自動車株式会社」設立。
- 1968年(昭和43年) - ランボルギーニの輸入権を獲得した。
- 1972年(昭和47年) - ランボルギーニの輸入権を喪失。
- 1990年(平成2年) - 「ミツワ自動車株式会社」に改称。
- 1993年(平成5年) - 子会社「ミツワインターナショナル」を設立、スウェーデンの乗用車「サーブ」の日本総輸入元として、同車の輸入・販売を開始(「サーブミツワ」、 - 1996年)。
- 1996年(平成8年) - サーブの輸入権喪失[3]。
- 1997年(平成9年) - 年末にてポルシェの正規輸入権を喪失。
- 1998年(平成10年) - イタリアの「ランボルギーニ」の輸入・販売を開始。
- ドイツ「アウディ」の正規販売店として、「アウディ六本木」を開設。
- ドイツ・テックアート社の輸入代理店となりポルシェの並行輸入販売を開始。
- 2000年(平成12年) - 「アウディ目黒」を開設。ランボルギーニの輸入権を喪失[4]。
- 2003年(平成15年) - ランボルギーニの正規販売店として「ランボルギーニ六本木」を開設。
- 2006年(平成18年) - 「ランボルギーニ六本木」閉店[5]。
- 2008年(平成20年) - 「アウディ目黒」の経営権を返上、同地を貸与。[6]
- 2009年(平成21年) - 奥村産業株式会社と合併
- 2010年(平成22年) - 六本木ショールームを中古車展示場に変更(「チューコミツワ」)。
その他
- ポルシェの総代理店時代の広告コピーとして、「ミツワ・誰よりもポルシェに熟知している」があった。
- 同じく総代理店時代だった1995年から1997年頃に掛けて、日本国内でポルシェを並行輸入・販売する業者の営業を妨害したとして公正取引委員会から独占禁止法違反の勧告を受けたが従わず、同委員会から提訴された[2]。しかしながら判決時にはミツワ自動車は自身が並行輸入業者となっているという皮肉な結果であった。