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石丸幸人

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いしまる ゆきと

石丸 幸人
生誕 (1972-08-26) 1972年8月26日(52歳)
出身校 横浜国立大学第二経営学部
職業 弁護士
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石丸 幸人(いしまる ゆきと、1972年8月26日 - )は、日本弁護士(登録番号:30934、東京弁護士会所属、元東京弁護士会会長候補)。北海道室蘭市出身。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)や『スーパーモーニング』(テレビ朝日)などに出演している。マネジメントはオフィス北野と業務提携。アディーレ法律事務所代表。左利きである。剣道2段。保育士・社会保険労務士の資格も合わせ持つ。

人物・エピソード

1995年横浜国立大学第二経営学部卒業、同年(株)セガ・エンタープライゼス入社、系列のゲームセンターの副店長となるも、東京勤務を望んでいたにもかかわらず帯広勤務を命じられて自暴自棄になり、酒気帯び運転で3回逮捕され、最終的に懲役9月執行猶予4年の有罪判決を受け、セガからは懲戒解雇された[1]。その後ベンチャー企業勤務を経て、一念発起して弁護士の道を目指す[2]2001年28歳で司法試験に合格、司法修習56期を経て弁護士になる[3]。都内大手法律事務所を経て、2004年東京都豊島区アディーレ法律事務所を設立、翌2005年同事務所をサンシャイン60に移転させるとともに弁護士法人化。2007年立川市2008年那覇市2009年名古屋市2010年札幌市仙台市大阪市高松市2011年福岡市横浜市新潟市静岡市神戸市広島市金沢市青森市千葉市宇都宮市2012年京都市富山市北千住町田市鹿児島市小倉市浜松市丸の内新宿和歌山市奈良市福山市水戸市岐阜市岡山市さいたま市に支店を開設するなど、弁護士としてのみならず経営者としても辣腕振りを発揮する[4][5]

ポリシーとして『人生と事業の再スタートを応援します』を掲げ、債務整理分野に特化した法律事務所として、わずか8年の間に所員数600人を超える大手法律事務所へと成長させる。現在は債務整理の他、交通事故や離婚問題、刑事弁護に関する案件も多数手がけている。

石丸が開設した事務所名『アディーレ』とは、ラテン語で『身近な』という意味。なぜラテン語で事務所名をつけたかというと、ラテン語の発音は、日本人にとって語感がやわらかく響きが良いためとのこと。

2007年4月放映の『スーパーモーニング』(テレビ朝日)では、闇金融の事務所に乗り込み依頼者が払わされた不当利益を取戻すシーンが放映され、社会悪と戦う弁護士として認知された(※日本テレビ報道特捜プロジェクトのイマイ記者の顧問弁護士)。

2007年6月24日、参議院選挙出馬の丸山和也のピンチヒッターとして行列のできる法律相談所に出演。

2007年7月より、『スーパーモーニング』(テレビ朝日)のレギュラーコメンテーター。出演日は毎週水曜日・金曜日の週2日であったが、諸事情により毎週木曜日の週1日出演となる。

2007年9月18日発売の雑誌「サイゾー」10月号において、(株)セガ・エンタープライゼス社員として帯広のゲームセンターに勤務していた時期に、3度酒気帯び運転で摘発され、最終的には逮捕・起訴され執行猶予つきの有罪判決を受けていたことを告白した[6]

2008年3月27日放映の『スーパーモーニング』(テレビ朝日)』では、『ヤミ金vs弁護士軍団“史上最大の作戦”』と題し、複数の闇金融を同時に呼び出し警察も交えて和解交渉をすると同時に、呼び出しに応じなかった闇金融の事務所を別働の弁護士が急襲するという大掛かりな作戦の密着取材が放映され、石丸だけでなく弁護士法人所属の弁護士達が、闇金融と真っ向から闘う姿が放映された。

2008年5月3日、映画『靖国 YASUKUNI』の上映初日に渋谷シネ・アミューズで監視弁護団の一員として「表現の自由」を揺るがす背景についてコメントした[7]

2009年2月13日 破産申し立てを引き受けた法律事務所の怠慢(2年間放置した)で、財産が失われたとして500万円の請求をされた訴訟で東京地裁に全額支払いを命じられる敗訴となった[8]

2009年8月25日、名古屋消費者信用問題研究会は、弁護士法人アディーレ法律事務所及び同代表者石丸幸人弁護士に対する損害賠償等請求訴訟を、名古屋地方裁判所に提起した。この訴訟は、アディーレ法律事務所の監修による「ひとりで出来る 過払い金回収完全ガイド」及び石丸弁護士の執筆による「知らないと損をする!過払い金回収ガイド」の各書籍が、当研究会編著の「Q&A過払金返還請求の手引・第2版」、「[過払金回収マニュアル]サラ金・消費者金融からお金を取り返す方法」の著作権を侵害するものであるとして、損害賠償、書籍の発布等の差止め及び謝罪広告を同会が請求したものである。

2009年10月~2011年2月 「石丸弁護士のドン底人生再生計画(小沢カオル 監修/石丸幸人)」が、芳文社超本当にあった(生)ここだけの話」に連載。自身の失敗談を交えながら読者の悩みを解決。

<マンガ内で書かれていたエピソード>

  • 弁護士になろうと決めたのは、留置場の中だった(2009年12月号より)
  • アディーレ法律事務所のスタートは、自宅の台所。しかし、そのわずか半年後にはサンシャイン60に移転(2009年12月号より)
  • 高校生の時にモテたいという一心で、2ヵ月半で45キロのダイエットに成功。その変身前と変身後の写真も公開した(2010年1月号より)
  • ゲームが好き(2010年2月号より)
  • 暗記力が優れていて、居酒屋のメニューの値段を覚えているという(2010年12月号より)
  • ラーメンが好きで、特に魚介系が好き(2011年1月号より)
  • 派遣切りをされた経験もある(2011年4月号より)

2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地への復興支援活動として、車椅子437台を寄贈することを計画した。 この「437」という数は、震災発生当時に法律事務所に在籍していた人数に由来。所員1人1人による手書きのメッセージカードをそれぞれの車椅子にくくりつけて寄贈した。 これらの車椅子は、赤い羽根共同募金(社会福祉法人宮城県共同募金会)を通じて、各避難所や仮設住宅、病院、学校、福祉施設などに配付された[9]

2011年9月15日、名古屋地方裁判所は、名古屋消費者信用問題研究会によって提起された上記の訴訟において、「著作権を侵害したとは認められない」と判断し、同研究会の請求を棄却した。これによって、アディーレ法律事務所及び代表者石丸幸人弁護士の勝訴が確定した。[10]

2012年、待望の子どもができたことを理由に、保育士の資格を取得。多忙な法律事務所代表の仕事と育児を両立するイクメンである。[11]

2012年9月10日「日刊スゴイ人!」のインタビュー内で、「今の目標は、48都道府県にある地裁と同じ数の支店を作り、アディーレ(身近)を実践して、一人でも多くの人生の再スタートを応援していきたい」とい語っている。[12]

出演メディア

テレビ

ラジオ

雑誌

著書

これまでに手がけた主な案件

個人案件

  • 任意整理案件、民事整理案件、破産案件を中心に、交通事故案件、賃金請求案件、不動産明渡案件、賃金請求案件、損害賠償請求案件、慰謝料請求案件、刑事弁護案件等

法人案件

  • 上場企業の破産管財案件(常置代理人)、負債30兆円超の民事再生案件(申立代理人)、負債365兆円超の民事再生案件(監督委員補佐)をはじめ、営業譲渡案件、商標案件、労働案件、海外案件等[13]

所属委員会等

  • 日本弁護士連合会業務改革委員会
  • 東京弁護士会非弁護士取締委員会
  • 東京弁護士会業務改革委員会
  • 東京弁護士会倒産法部会
  • 東京弁護士会商法部会
  • 東京弁護士会業務部会
  • 元東京弁護士会司法修習委員会
  • 日本交通法学会
  • 日本賠償科学会
  • 日本交通心理学会

脚注

外部リンク

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