レッドリボン軍
レッドリボン軍( - ぐん)は、鳥山明の漫画・アニメ作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する架空の団体。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
世界制服を狙う悪の軍団。軍隊は名前が判明しているものは「ホワイト隊」「ブラウン隊」「ブルー中隊」の3隊。
ドラゴンボールを狙って孫悟空らと対立し、戦いを繰り広げる。孫悟空はレッドリボン軍を単身壊滅させたが、のちに人造人間を開発したドクター・ゲロによって大事件が巻き起こる。
人物
レッド総帥
声:内海賢二
レッドリボン軍の総帥。アニメでは猫に似た凶暴なペットを飼っている。ドラゴンボールで世界征服を試みていると思われているが、実はコンプレックスである身長を伸ばすのが目的。それを知ったブラックに射殺された。
ブラック補佐
声:佐藤正治
レッドの側近。身長が高く、いつもレッドに近づくなと言われてしまう(自分の身長の低さが際立ってしまうのをレッドが気にするため)。レッドリボン軍による世界征服の実現を純粋に強く望んでいる。レッド総帥を射殺した後、悟空に仲間にしようとするが断られ、バトルジャケットで戦いを挑むが敗北。
GTでは、地獄でナッパと仲良くなっていた。
シルバー大佐
声:銀河万丈
レッドリボン軍の幹部のひとりでボクシングが得意。ドラゴンボールを悟空に奪われる失態から処刑される。原作では殆ど活躍することはなかったが、アニメでは悟空と戦うまでに登場シーンが大幅に追加されており、かなりの活躍を見せている。追ってきた牛魔王をやり込め、骨董商(声:大竹宏)が差し出した偽のドラゴンボールを見破るなど頭脳的な面を見せ、ピラフ一味の持っていた本物のドラゴンボールも奪った。自らの処刑が決定された際には脱走を図り、捕まった後にはそれまでの実績や忠誠を訴えた激しい抗議を行って最後まで抵抗した。
ホワイト将軍
マッスルタワーのボス。マッスルタワーでの指揮を執る。シングル村の村長(声:槐柳二)を人質に取って悟空を銃で不意撃ちし、それに激怒した人造人間8号によって遠くに殴り飛ばされる。
メタリック軍曹
マッスルタワー3階の番人。外見はアーノルド・シュワルツネッガーを彷彿させる筋肉キャラ。実は電池で動くロボットだった。
GTでは何故か地獄から復活した。
ムラサキ曹長
声:青野武
マッスルタワーの4階を守る忍者で、数々の忍術を使う。実体のある分身の術で悟空を翻弄するが、実は五つ子。ちょっと頭が悪いギャグキャラ。
ブルー将軍
レッドリボン軍唯一のオカマ。金縛りの術やテレキネシスといった超能力の使い手。潔癖症で部下が鼻くそをほじくるだけで処刑する。ネズミは大の苦手。悟空からドラゴンレーダーを奪ったが、ドラゴンボールは奪えなかったため処刑の対象となり、桃白白に舌だけで殺された(劇場版「最強への道」では銃殺、ちなみに階級は大佐に変更)。
GTでは、パンにあっさり倒され、天界で天国に行きたいと言っていた。
イエロー大佐
声:郷里大輔
虎の顔をした動物型地球人。聖地カリンでドラゴンボールを探す命令を受けていた。部下はボラに全員倒され、自身は悟空にヘリごと爆破された。
バイオレット大佐
レッドリボン軍には珍しい女性幹部。ブルー将軍が悟空から奪ったドラゴンレーダーを使い、あっさりドラゴンボールを手に入れた。原作ではわずか2コマの登場だったが、アニメでは登場シーンが大幅に追加されている。軍に忠実な様子だった原作に対し、アニメでは女狐キャラぶりを発揮しており、原作とアニメで印象が大きく異なるキャラの一人。悟空が本部に乗り込んだ際は戦おうともせず、レッドリボン軍の全財産を盗み出し本部からさっさと逃亡したが、それが引き金となって他にも本部から逃げ出す兵士が現れることに。
カッパー将軍
レッドリボン軍の幹部のひとり。バイオレット大佐がドラゴンレーダーを引き渡す予定だったが、その直後悟空が本部を襲撃。結局名前のみの登場に終わった。
ブラウン隊
レッドリボン軍で一番早くドラゴンボールを見つけた隊員が所属していた部隊。リーダーの名前は不明。アニメでは、シルバー大佐が発見したために登場していない。
関連者
人物についての詳細はドラゴンボールの登場人物もしくは人造人間 (ドラゴンボール)参照。