北朝鮮による中国人拉致問題
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北朝鮮による中国人拉致問題(きたちょうせんによるちゅうごくじんらちもんだい)は、1990年代から2000年代にかけて、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)が中国人を拉致していたとする問題。[1]中国公安当局は拉致の届け出を受けて、北朝鮮に抗議することもあるが、北朝鮮は拉致を認めないため解決に至っていない[2]。
詳細が明らかな事件
- 1998年3月6日18時、中華人民共和国吉林省長白県八道口保健所運転手の朝鮮族のイ・ソングァンは、中国側に越境してきた北朝鮮の国境警備隊員によって、拉致され、いまだに送還されていない[3]。なお、中国公安は送還を求めているが送還はなされていない[3]。
- 2008年4月、中華人民共和国延辺朝鮮族自治州開山屯在住の朝鮮族のイ・ギチョンは、北朝鮮の国家安全保衛部に拉致された[3]。
脚注
- ^ 見せしめ? 北朝鮮、中国人200人を拉致か 産経ニュース 2009.11.17
- ^ 脱北者支援した朝鮮族ら200人、北朝鮮が拉致(下) 朝鮮日報 2009/11/17
- ^ a b c 脱北者支援した朝鮮族ら200人、北朝鮮が拉致(上) 朝鮮日報 2009/11/17
関連項目