コンカー・テクノロジーズ
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コンカー・テクノロジーズ(英: Concur Technologies)は、米国のSaaSベンダーで、出張・経費精算クラウドのリーディングカンパニー。
概略
1993年に米国ワシントン州で創業[1]。クラウド型出張・経費管理のデファクトスタンダート。フォーチュン500に掲載される企業のうち約61%が利用、全世界約150カ国の3万5000社以上、4500万人以上が利用[1]。エンタープライズSaaSベンダーとしては、セールスフォース・ドットコムに次いで第2位の売上高を誇る(2014年時点)[1]。2014年にドイツのエンタープライズソフトウェア企業SAP SEがコンカー・テクノロジーズを約83億ドルで買収[2]。現在、SAP Business Network Groupの中核企業としてSAP Ariba, SAP FieldglassとともにSAPのクラウド事業を推進中。
株式会社コンカー
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル11F |
設立 | 2011年2月 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | コンピュータソフトウェアの開発販売教育ならびにコンサルティング |
代表者 | 三村真宗 |
資本金 | 4.5億円 |
従業員数 | 100名(2017年1月末現在) |
外部リンク | 株式会社コンカー |
株式会社コンカーは、コンカー・テクノロジーズの日本法人。株式会社サンブリッジとのジョイントベンチャー形式で設立された日本法人。2011年2月設立[1]。
略歴
- 2011年2月:コンカー・テクノロジーズが株式会社サンブリッジと合弁で日本法人「株式会社コンカー」を設立
- 2011年10月:代表取締役社長 三村真宗が就任
- 2012年2月:Concur Expense の日本での販売を開始
- 2014年12月:コンカー・テクノロジーズとSAPの事業統合が完了
- 2015年2月:「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニー受賞
- 2015年3月:国内経費精算市場でトップシェアを獲得
- 2015年6月:国内サービス利用企業数、500社突破
西日本支社、大阪に開設
- 2016年4月:二年連続、国内経費精算市場でトップシェアを獲得
- 2016年5月:西日本支社 名古屋営業所を開設
- 2016年7月:コンカーの規制緩和に関するPR活動を国際PR協会(IPRA)が高く評価、Golden World Award 部門最優秀賞を受賞
- 2016年12月:コンカーの規制緩和に関するPR活動を日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)が高く評価、平成28年度PRアワード グランプリでグランプリを受賞
主な製品
- Concur Expense - クラウド型経費精算システム[6]。日本市場で600社の導入実績(2017年1月現在)。
- Concur Travel - クラウド型出張予約システム。
- Concur Invoice - クラウド型請求書管理システム。
脚注
- ^ a b c d “SaaSベンダー第2位のコンカーを買収!クラウドに傾注するSAP”. ASCII.jp (2014年9月25日). 2017年2月6日閲覧。
- ^ “独SAP、米出張経費管理ソフト会社を買収 9000億円”. 日本経済新聞. (2014年9月19日) 2017年2月6日閲覧。
- ^ コンカー、オープンプラットフォーム戦略へ - Concur App Center日本で展開
- ^ 全国タクシーアプリ コンカー連携方法
- ^ 路線検索・名刺情報・経費精算の連携サービス提供
- ^ 東洋経済企画広告制作チーム. “経費精算を“完全自動化”企業の間接費を大幅削減”. 東洋経済. 2017年2月6日閲覧。