大矢根文次郎
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大矢根 文次郎(おおやね ぶんじろう、1903年3月10日 - 1981年2月23日[1])は、日本の漢文学者。
北海道苫前郡苫前町生まれ。1926年北海道函館師範学校卒、同付属小学校訓導、1932年早稲田大学高等師範学校国漢科卒、聖学院中学校教諭。1940年早稲田高等学院講師、45年教授。49年早大教育学部助教授、52年教授、1970年「陶淵明研究」で早大文学博士。73年早大を定年、名誉教授、女子聖学院短期大学教授。77年定年、勲四等瑞宝章受勲[2]。
著書
- 『老子・荘子・荀子・韓非子』学灯文庫 1953
- 『中国文学史 上』前野書店 1955
- 『新制漢文研究』教育出版 新制シリーズ 1956
- 『陶淵明研究』早稲田大学出版部 1967
- 『世説新語と六朝文学』早稲田大学出版部 1983
共編著
- 『新考韓非子抄解』渡辺秀方共著 前野書店 1936
- 『新鈔春秋左氏伝正解』渡辺秀方共著 前野書店 1939
- 『史文選』大野実之助共編 前野書店 1941
- 『中国古典文学』船津富彦共編 高文堂出版社 1965