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伊達宗行

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伊達 宗行(だて むねゆき、1929年11月1日[1] - )は、日本物理学者大阪大学名誉教授。理学博士(大阪大学)



略歴

宮城県仙台市出身。宮城県仙台第二高等学校、1952年東北大学理学部卒業、1955年同大学院理学研究科物理専攻修士課程修了、理学修士(東北大学)。東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士過程中退。1961年「塩化コバルトの反強磁性共鳴吸收」で阪大理学博士。東北大学金属材料研究所、1959年大阪大学理学部助教授、教授、学部長、1993年定年退官、名誉教授。1993年日本物理学会会長、日本原子力研究所先端基礎研究センター長。

伊達氏庶流大條氏本家(明治時代に伊達に復姓)の第20代当主[2]

著書

単著

  • 『物性物理学の世界 波動・粒子のジレンマから極低温の謎まで』〔講談社ブルーバックス〕(講談社、1968年)
  • 『物性物理の世界 電子の素顔から極限物性まで』(講談社、1968年)※改訂新版は講談社ブルーバックスで1986年に刊行
  • 『電子スピン共鳴』〔新物理学シリーズ〕(培風館、1978年)
  • 『朝倉現代物理学講座 12 物性物理学』(朝倉書店、1986年)
  • 『極限科学 強磁場の世界』(丸善、1993年)
  • 『「数」の日本史 - われわれは数とどう付き合ってきたか』(日本経済新聞社、2002年)※日経ビジネス人文庫(2007年) 
  • 『新しい物性物理 物質の起源からナノ・極限物性まで』〔講談社ブルーバックス〕(講談社、2005年)
  • 『極限の科学 低温・高圧・強磁場の物理』〔講談社ブルーバックス〕(講談社、2010年)
  • 『「理科」で歴史を読みなおす』〔ちくま新書〕(筑摩書房、2010年)

共著・編集

  • 『実験物理学講座 24 電波物性』(共立出版、1980年) - 責任編集

受賞

叙勲

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.416
  2. ^ インタビュー[1]
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