グアドループ
グアドループ県 | |
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情報 | |
地域圏 | グアドループ |
県番号 | 971 |
県庁所在地 | バステール |
郡庁所在地 | Pointe à Pitre Saint Martin |
人口 | 443,000 人 (2004年) |
面積 | 1,705 km² |
郡 | - |
小郡 | - |
市町村 | - |
グアドループ(Guadeloupe)はカリブ海に浮かぶ西インド諸島のなかのリーワード諸島の一角をなす島嶼群である。最も大きい島はグアドループ島を結成している、バス・テール島とグランド・テール島で、他に、マリー・ガラント島、ラ・デジラード島、プティ・テール諸島、レ・サント諸島などの島々や、サン・マルタン島とサン・バルテルミ島はグアドループに属するフランス領などもある。 フランスの海外県。面積1,703平方キロ、人口443,000人(2004年)。時間帯はUTC-4、国番号は590で、ドメインは.gpである。
略史
- 1493年 クリストファー・コロンブス上陸
- 1635年 フランス領有
- 1759年 英軍占領(~1763年)
- 1794年 英軍上陸、撃退
- 1810年 英軍占領(~1816年)
- 1848年 奴隷制廃止
- 1946年 フランス海外県となる
- 2002年 ユーロ流通
政治
フランスの海外県で、グアドループの知事はヴィクトラン・ローレル(Victorin Lurel)である。
地形
主島であるグアドループ島はカリブ海の狭い水路サレ川をは挟んで繋がる、西側のバス・テール島とすぐ隣にある東側のグランド・テール島からなり、両島とも合わせて、蝶が羽を広げたような形をしている。西側のバス・テール島は超伏の激しい火山島(最高峰は1467mのスフリエール山)で、島の中央部には樹木の密林した雨林が広がり、西部の海岸は火山性の黒浜である。一方、東部のグランド・テール島は石灰岩からなる標高の低い島で、海岸は白浜の海岸が多い。 島付近には、マリー・ガラント島、ラ・デジラード島、プティ・テール島、レ・サント諸島などの島があり、サン・マルタン島とサン・バルテルミー島は属領である。
経済
砂糖とバナナが経済の中心で、観光産業も盛んである。 フランス、欧州連合(EU)からの多大な援助でグアドループの経済は繁栄している。
交通
住民
クレオール人とアフリカ系黒人がほとんどで、あとは少数だが、ヨーロッパ系白人(主にフランス人)やインド人、中国人などがいる。 言葉はフランス語とクレオール語で、宗教はカトリックがほとんどである。