カサブランカ (植物)
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カサブランカ | |
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オリエンタル系のユリ ‘カサブランカ’ | |
属 | ユリ属 Lilium |
交配 |
L. × parkmanii Jamboree Group[1] × (白花のオリエンタル系の実生) |
品種群 |
オリエンタル・ハイブリッド Oriental Hybrids |
品種 | カサブランカ ‘Casa Blanca’ |
開発 |
Vletter & Den Haan[2] 育成:1975年 初開花:1978年 命名・発表:1984年[3] |
カサブランカ(学名と品種名称: Lilium ‘Casa Blanca’)は、オランダで改良されたユリ科ユリ属の栽培品種の一つ[4]。
ヤマユリ、タモトユリなどを原種とするオリエンタル・ハイブリッドの栽培品種の一つである[5]。
品種名称については、モロッコの都市の一つであるカサブランカ(西: Casablanca)に因んでつけられたとする説がある[6]。
形態・生態
純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」と評される。日本での開花時期は6月 - 8月で、花の直径は20㎝にもなる。栽培は比較的難しいが、植付け1年目には開花することが多い。日本での植付け期は秋季の10月-11月[7]。
人間との関わり
1970年代にオランダの育種会社で育成され、世界的なブームを呼んだ。結婚式の際のブーケをはじめ、主に贈り物の花束として喜ばれる花である。
1993年には、王立園芸協会よりガーデン・メリット賞が与えられた[3]。
脚注
- ^ Matthews 2007, p. 596 オリエンタル系の品種群の一つ
- ^ オランダのレインスブルフ(南ホラント州カトウェイク)にあるユリの育種会社
- ^ a b Matthews 2007, p. 149.
- ^ 植物資料集 - ユリ(カサブランカ)
- ^ Matthews 2007, p. 14.
- ^ GKZ植物事典.
- ^ ユリnet.カサブランカの育て方
参考文献
- Matthews, Victoria, ed (2007) (英語) (pdf). The International Lily Register and Checklist 2007 (4th ed.). 王立園芸協会. ISBN 978-1-902896-80-9
- “GKZ植物事典・カサブランカ”. GKZ植物事典. 2019年1月24日閲覧。
- “花の名前で「カサブランカ」というのがあるが、正式な名前はなんというか知りたい。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2019年1月24日閲覧。