御殿場公園
御殿場公園 Gotenba Park | |
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喜多方市塩川町御殿場公園入り口 | |
分類 | 地区公園[1] |
所在地 | |
座標 | 北緯37度35分51.529秒 東経139度52分54.224秒 / 北緯37.59764694度 東経139.88172889度座標: 北緯37度35分51.529秒 東経139度52分54.224秒 / 北緯37.59764694度 東経139.88172889度 |
面積 | 未確認 |
前身 | 御殿場 |
開園 | 1972年(昭和47年) |
運営者 | 喜多方市 |
現況 | 通年開放 |
設備・遊具 | スポーツ施設 |
駐車場 | 台数未確認 |
バリアフリー | 未確認 |
事務所 | 喜多方市塩川総合支所建設課 |
事務所所在地 | 福島県喜多方市塩川町岡ノ前241 |
御殿場公園(ごてんばこうえん)は、福島県喜多方市塩川町にある都市公園である。かつては会津藩歴代藩主一家が野鳥と川魚に満ちた琵琶阿湖に遊び、鷹狩りも行われる行楽地であった。昭和47(1972)年に都市公園として整備され、今では春は200本のソメイヨシノが咲き乱れる花見の名所として、初夏には60種3万6千株の花しょうぶが咲き競い、秋の紅葉と四季を通じて楽しめる公園として親しまれている[2]。
歴史
御殿場公園を背景とする東低地の水田地帯は、当時雄名川と日橋川との合流地点跡であった。この地点跡の低湿地は、日橋川が氾濫して東側の丘陵地が決壊するのを防ぐため、近世初期に堰堤をもって日橋川の流入を防止したために生じた小湖であった。
この堰堤工事は、塩川屈指の富豪長沢雅楽助一家によってすすめられ、寛永五(1628)年の完成と伝えられ、堰堤の内側に月瀬、下河原、沼尻などの埋立て水田が開拓される。その西に新たにできた小さい湖は、誰というは無しに「琵琶阿湖(びわあこ)」と呼ばれるようになった。風土記にこの沼は周囲一里で味のよい鮒がとれるとあり、沼や葦野や丘陵があって野鳥と川魚の豊富な自然公園であった。また、藩主一家の手ごろな遊覧地とされ元禄五(1692)年七月の末、三代松平正容の生母栄寿院尼公の琵琶阿湖遊覧を皮切りに、歴代藩主一家の行楽地として塩川町民の憧憬と自負の糧となり、ついに「御殿場」と呼ばれるようになった。 寛政(1789~1801)以後は御殿場の一部が御鷹野となり、現在みられるような段丘(階段)が築かれ、文政九(1826)年五月、八代松平容敬が第一回目の御殿場御鷹野を催した。 昭和四十七(1972)年に、児童の健全な育成の場として都市公園で整備しているが、昔の面影の一部を残している[3]。
公園の見どころ[4]
- 4月上旬 200本のソメイヨシノなど、桜が見頃となる。
- 6月中旬から下旬 3万6千本の花菖蒲(はなしょうぶ)が見頃となる。
祭事・催し[4]
- 6月11日から6月30日にかけて花しょうぶ祭りが開催される。
御殿場公園運動広場の主な施設
サッカーや野球、ソフトボールなどいろいろなスポーツ競技で使用が可能。料金、時間など詳細については喜多方市ホームページを参照のこと[5]。
アクセス
公共交通機関
- JR磐越西線 会津若松駅 ⇒ JR磐越西線 塩川駅 下車後徒歩10分
自家用車・観光バスなど
御殿場公園には北側[7]、北東側[8]、南側[9]に十台以上停車可能な駐車場が整備されている。また、南側駐車場は中~大型バスが駐車可能である。
周辺
- 竹屋観音 会津三十三観音第八番札所
- 塩川物産館川番所
- 阿弥陀寺
- 金川寺
- 浜崎城跡
脚注
- ^ [1] 喜多方市ホームページ 公園一覧
- ^ 外部サイトMapillaryによる御殿場公園案内板ストリートビューを参照
- ^ 外部サイトMapillaryによる御殿場説明板ストリートビューを参照
- ^ a b 御殿場公園の花しょうぶ 喜多方観光物産協会
- ^ 御殿場公園運動広場
- ^ OpenStreetMap 御殿場会館
- ^ 御殿場公園北側駐車場
- ^ 御殿場公園北東側駐車場
- ^ 御殿場公園南側駐車場
- ^ 会津縦貫道 会津若松北ICから塩川ICで下車しても可
外部リンク
- 御殿場公園 - 喜多方市ホームページ
- 喜多方市の都市公園 - 喜多方市ホームページ
- 御殿場公園運動場 - 喜多方市ホームページ
- 御殿場公園の花しょうぶ 喜多方観光物産協会
- 御殿場公園の桜と花しょうぶ (喜多方市) - ふくしまの旅
- 御殿場公園 - Facebookページ
- Mapillary(ストリートビュー)