パンジ病院
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パンジ病院(パンジびょういん、フランス語: Hôpital de Panzi)は、コンゴ民主共和国南キヴ州の州都ブカヴにある病院。主に性的虐待の被害者の治療を重なっている[1]。
沿革
1999年にスウェーデンの宣教団が設立した[2]。医師のデニス・ムクウェゲがこの病院を中心に活動し、主に性暴力の被害者の治療にあたってきた。その活動が評価され、2018年にはノーベル平和賞を受賞した。
この病院をサポートする動きはあるが、病院の処理能力を超えた患者が日々訪れるため、パンジ病院は恒常的な資金・物資の不足に直面している。開院時の病床数は120床であったが、現在は350床にまで拡大され、そのうち200床が性暴力の被害者の治療用に充てられている。
脚注
- ^ “"Now, The World Is Without Me": An Investigation of Sexual Violence in Eastern Democratic Republic of Congo”. Harvard Humanitarian Initiative With Support from Oxfam America (April 2010). 2012年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月11日閲覧。 “After years of military rape in South Kivu, civilian adoption of sexual violence is becoming recognized as its own problem.”
- ^ “General Referral Panzi Hospital: About”. 2012年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月15日閲覧。 “The General Referral Panzi Hospital ...built in 1999”
外部リンク
- Hopital de Panzi - 公式サイト