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1999年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千年紀: 2千年紀
世紀: 19世紀 - 20世紀 - 21世紀
十年紀: 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
: 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年

1999年(1999 ねん)は、西暦グレゴリオ暦)による、金曜日から始まる平年平成11年。

西暦1000年代1900年代1990年代最後の年である。この項目では、国際的な視点に基づいた1999年について記載する。

他の紀年法

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各紀年法による1999

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人物以外

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死去

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ノーベル賞

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フィクションのできごと

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  • 1月 - 2月 - 初の火星探検隊を乗せたロケットがオハイオ州の発進基地から打ち上げられるが、火星人イルの攻撃を受けてロケットが破壊され、探検隊は全滅する。(小説『火星年代記』)[1]
  • 2月7日 - 日野図書館を政治結社が襲撃(図書館戦争)
  • 2月21日 - 大魔女グランディーヌの復活を目論む災魔一族が地球に飛来。江戸時代以来の火消しの家系である巽一家の5兄弟によって結成されたゴーゴーファイブが立ち向かう。(特撮テレビ番組『救急戦隊ゴーゴーファイブ』)
  • 2月? - タイムパトロール隊員のアターシャ・セコビッチ・ドワルスキーに、トンマノマントから初指令が下され、オタスケマンとオジャママンの戦いが始まる。(アニメ『タイムパトロール隊オタスケマン』)
  • 3月 - 地球へと接近する太陽系第10番惑星の存在が確認される。(アニメ『新竹取物語 1000年女王』)
  • 4月 - 広瀬康一東方仗助が高校に入学。空条承太郎、東方仗助に会うため杜王町を訪れる。同時期に脱獄犯アンジェロが杜王町で暗躍、仗助の祖父・東方良平が殺害される。(漫画・アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)
  • 5月 - バーナード星系から来訪した宇宙人が、コントロール線を用いて人々を奴隷にし、地球征服を完了。日本では地下にいてコントロール線の作用を免れた人々が、バーナード人に抵抗する地下運動を開始する。(小説『侵された都市』)[2]
  • 5月 - 東方仗助、音石明や岸辺露伴などのスタンド使いと戦闘。また実の父であるジョセフ・ジョースターと対面する。(漫画・アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)
  • 前半 - 彗星と化して地球へ衝突する軌道を取った小惑星イカルスを50メガトン核融合装置「卵」で破壊すべく、NASAの宇宙船「ドラゴン号」の着陸船がイカルスに着陸し、イカルスがかつて遺棄された恒星間宇宙船であることを発見。1週間ほどの調査の後にイカルスを爆破する。(小説『夜の大海の中で英語版』)[3]
  • 6月 - 吉良吉影、矢安宮重清を爆殺。東方仗助らに追われることとなるが、川尻浩作を殺害し彼になりすますことで逃げ切る。(漫画・アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)
  • 7月24日 - マハディ教団が全世界規模で放送局送信所報道機関各社を爆破するテロリズムを行い、必要な情報を得られない無報状態になった世界は大混乱に陥る。(小説『ケースD ―見えない洪水―』)[4]
  • 7月 - ゴドム人により地球が占領される。(アニメ『宇宙空母ブルーノア』)
  • 7月 - 小惑星「ユリシーズ」が地球に落下。ユージア大陸のみならずアネア大陸のエストバキア連邦に被害が出る。(ゲーム『エースコンバット04 シャッタードスカイ』、『エースコンバット6 解放への戦火』)
  • 7月 - 小惑星「ユリシーズ」が地球に落下。世界各地に被害が生じる。(ゲーム『エースコンバット インフィニティ』)
  • 7月 - 川尻早人の功績により、東方仗助が吉良吉影と遭遇。吉良、倒される。(漫画・アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)
  • 7月 - ASS-1(後のSDF-1 マクロス)、南アタリア島に墜落。(アニメ『超時空要塞マクロス』)[5][6]
  • 7月 - 10月 - ウィリアム・J・ホイットローを最高長官として有人木星探査計画が始動し、ニューメキシコ州の賭博用人工衛星「Gステーション」の建設作業場跡地が木星行きロケットの基地に選定される。(小説『天の光はすべて星』)[7]
  • 7月? - 第三次世界大戦が勃発し、地球は壊滅状態に陥る。(アニメ『百獣王ゴライオン』)
  • 7の月(7月) - 空から恐怖の大王が降り、アンゴル‐モアの大王をよみがえらせる。そして全人類は死に絶える。その前後にマルスによって、幸福のうちに支配されるだろう。(映画『ノストラダムスの大予言』)
  • 夏 - 極軌道上の母船から発進したアルファケンタウリの惑星の異星人「トソク族」の着陸船が大西洋上に着水し、アメリカ海軍の空母「キティホーク」およびロシアの潜水艦「スヴォーロフ」と接触。その後、着陸船は一度母船に戻った後に国連本部前に着陸し、ケルカッド船長が総会議場で演説を行う。(小説『イリーガル・エイリアン英語版[8][9]
  • 8月1日〜4日 - 八神太一、石田ヤマトら「選ばれし子供たち」がそれぞれのパートナーデジモンとともにデジタルワールドと現実世界を股にかけた冒険と戦いの旅に出る。(アニメ『デジモンアドベンチャー』)[10]
  • 9月13日 - 面で放射性廃棄物の大規模な爆発が発生。月は地球の周回軌道を外れ、外宇宙に向かって離脱。月基地アルファとの交信は途絶し、地球各地で大災害発生。(特撮テレビ番組『スペース1999』)
  • 9月26日 - 全世界で異能力者発生現象「オルタレイション・バースト」が、同時多発的に発生。都市によっては大地震が起きて建物の倒壊などがあったが、数時間後に地震前の状態に戻る現象が起こる。(漫画『ヒーロークロスライン』シリーズ全作品)
  • 10月10日 - ニューヨーク上空に1969年以来30年ぶりの規模のものと言われるオーロラが出現。それに伴い、刑事ジョン・サリバンが持つハム(アマチュア)の無線機が、30年前の同一無線機と交信できるようになる。(映画『オーロラの彼方へ』)[11]
  • 10月19日 - 日本・シブヤに落下した巨大隕石により、その周辺地域が壊滅する。(特撮テレビ番組『仮面ライダーカブト』)
  • 10月28日 - 2時16分頃、板門店の共同警備区域内で韓国軍と朝鮮人民軍のグループが銃撃戦を展開。朝鮮人民軍の兵士2人が死亡。(映画『JSA』)
  • 秋 - 宇宙から飛来したナノマシンに侵食された各国の兵器群が暴走し、無差別攻撃を開始。これに対抗すべく「ストライカーズ」が再結成される。(ゲーム『ストライカーズ1999』)[12]
  • 12月 - ヴェガ系から発信された設計図を基に北海道で建造された「マシーン」が、5名の乗員を乗せて始動する。(小説『コンタクト英語版』)[13][14]
  • クラビウス英語版基地の調査隊がティコ・クレーターの地中からモノリス(TMA・1)を発掘。その後、月面の夜明けに反応して、TMA・1が太陽系外に向けて電波エネルギーを放つ。(映画・小説『2001年宇宙の旅』)[15][16]
  • 12月25日 - 転送研究センターのスーパーコンピューター「メサイア」が謎のコンピューターウイルスに感染。瞬く間に施設のコンピューターを乗っ取り全世界と融合しようとしていたが、所長の桜田ヨウスケによって建物ごと亜空間に転送された。(特撮テレビ番組「特命戦隊ゴーバスターズ」)
  • REAL RACING ROOTS'99開催。日本の自動車メーカー テラジ参入、日本のレーシングチーム PAC RACING CLUB(PRC)参戦。(ゲーム『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』)
  • 火星解放戦線、地球連邦に対し独立許可を要求し、容れられない場合はを地球に衝突させ破壊するテロ「99+0計画」の実行を予告。(今日泊亜蘭の小説『アンドロボット'99』)
  • 地球連邦政府樹立。(アニメ『ガンダムシリーズ』)[17] - 旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。
  • 東南アジア某国(小説版ではカンボジア)にPKO部隊として派遣された柘植行人二等陸佐指揮下の陸上自衛隊レイバー小隊が、反政府軍に襲撃され壊滅する。(アニメ『機動警察パトレイバー 2 the Movie』)[18]
  • 1996年のモンスター達による大災厄を生き残った3体のモンスター「スーパージオン」「アトミックガイ」「サイバーウー」が地球を支配しそうな状態になっていたが、突如地球外よりエイリアン軍団「NEXT THING」が襲来。全人類とモンスター達に宣戦布告する。(ゲーム『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』)[19]
  • 「ラヴォスの日」。B.C.65,000,000から地球の地下深くに住み着いていたラヴォスが地表に出現し、世界を滅ぼす。(ゲーム『クロノ・トリガー』)
  • アジア諸国とEC間で第4次非核大戦勃発。(漫画・アニメ『攻殻機動隊』)
  • 全米の子供たちに人気なカナダ下ネタ漫才コンビ「テレンス&フィリップ」の下品な芸を子供たちがマネをしたことが発端となり、加米戦争(アメリカ・カナダ戦争)が勃発。サウスパークの子供たちにより、戦犯として公開処刑される「テレンス&フィリップ」を救出するためのレジスタンスが結成される。(アニメ『サウスパーク/無修正映画版』)
  • NASAの宇宙探査機ボイジャー6号」が打ち上げられる。(映画『スタートレック』)
  • 鐘流星群の降る夜、2053年の未来から結晶化したゴートがエネルクス社の採掘場にたどり着く。彼はその後、その場に居合わせたトーマ時宗と手を組み、秘密結社ゼノンを結成する。(アニメ『超速変形ジャイロゼッター』)
  • 世界協議機構の下部に属する補助機関として、地球上および全宇宙の交易活動の管理調整を任とする世界連邦交通貿易局(後のTTA)が設立される。(書籍『テラン連邦交通貿易局ハンドブック英語版』シリーズ)[20]
  • バーム星人が地球に宣戦布告し、戦闘ロボやメカ戦士などを用いて地球への攻撃を開始する。(アニメ『闘将ダイモス』)
  • イデリア星人のコロニー型宇宙船が太陽系に侵入。移住のために地球侵略を開始したイデリア星人に対し地球連邦軍は敗走するも、高城洋一大佐主導で開発された人型兵器「バリアブルマシーン」を装備する特装機兵部隊「ドルバック」が反撃する。(アニメ『特装機兵ドルバック』)[21]
  • 物理学者R・タンホイザーによってエーテル理論が完成される。(アニメ『トップをねらえ!』)[22]
  • 独立武装勢力「ザンジバーランド」陥落。(ゲーム『メタルギア2 ソリッドスネーク』)
  • 惑星ラーメタルが1000年ぶりに地球に接近し、ラーメタル人による地球移住計画が始まる。(漫画・アニメ『新竹取物語 1000年女王』)
  • ニューヨークに突如として四体の怪ロボットが上陸。アメリカ軍の攻撃もロボットには全く通用せず、ロボットの破壊活動によりニューヨークは3日で廃墟と化す。(ゲーム『リモートコントロールダンディ』)
  • 7代目ドクターが8代目ドクターへ再生。4代目マスターが地球の分子構造を破壊する。(ドラマ『ドクター・フー』)

脚注

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出典

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  1. ^ レイ・ブラッドベリ『火星年代記』早川書房、1976年、13-39,45頁。ISBN 978-4-15-040114-6 
  2. ^ 眉村卓なぞの転校生角川書店、1975年、184・185・189 - 194頁。全国書誌番号:75081989
  3. ^ グレゴリイ・ベンフォード『夜の大海の中で』早川書房、1986年、11-52,60-62,504頁。ISBN 978-4-15-010658-4 
  4. ^ 糸川英夫未来捜査局『ケースD ―見えない洪水―』角川書店、1981年、403-408頁。ISBN 978-4-04-149101-0 
  5. ^ 井上敏樹『超時空要塞マクロス[TV版](上)』小学館、1983年、15-18頁。ISBN 978-4-09-440001-4 
  6. ^ 『MACROSS PERFECT MEMORY』みのり書房、1984年、54頁。 
  7. ^ フレドリック・ブラウン『天の光はすべて星』早川書房、2008年、133,225-262頁。ISBN 978-4-15-011679-8 
  8. ^ ロバート・J・ソウヤー『イリーガル・エイリアン』早川書房、2002年、11-71,454-456頁。ISBN 978-4-15-011418-3 
  9. ^ SOLAR ECLIPSES: 1991 - 2000 - NASA GODDARD SPACE FLIGHT CENTER ECLIPSE WEB SITE(英語)。2019年3月4日閲覧。
  10. ^ https://hobby.dengeki.com/news/1313536/
  11. ^ 石田享『オーロラの彼方へ』竹書房、2000年、39,50-55,71-78,104頁。ISBN 978-4-8124-0697-7 
  12. ^ ストライカーズ1999 - 彩京コンテンツ。2015年12月26日閲覧。
  13. ^ カール・セーガン『コンタクト(下)』新潮社、1989年、163-166,172,173,178-183頁。ISBN 978-4-10-229402-4 
  14. ^ カール・セーガン『コンタクト(上)』新潮社、1989年、110-120,292,293頁。ISBN 978-4-10-229401-7 
  15. ^ 映画『2010年』冒頭より。
  16. ^ アーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅 ―決定版―』早川書房、1993年、67-130,229-231頁。ISBN 978-4-15-011000-0 
  17. ^ 近藤和久機動戦士Ζガンダム VOL.1』メディアワークス、1994年、6頁。ISBN 978-4-07-301026-5 
  18. ^ 押井守『機動警察パトレイバー TOKYO WAR〈前編〉』富士見書房、1994年、5-13,28頁。ISBN 978-4-8291-2552-6 
  19. ^ ネオジオ版『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』取扱説明書 エス・エヌ・ケイ、1992年、2 - 9頁。
  20. ^ スチュアート・カウリー チャールズ・ヘリッジ 『宇宙大戦争』 旺文社、1981年、6・64頁。NCID BN06788952
  21. ^ 特装機兵ドルバック - 株式会社葦プロダクション公式サイト。2016年9月20日閲覧。
  22. ^ 『トップをねらえ大全!』バンダイビジュアル、2012年、138頁。ISBN 978-4-04-899247-3 

関連項目

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