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ワンワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワンワールド
oneworld
設立日 1999年2月1日
加盟数(正会員) 14社
加盟数(議決権無し) 13社(アフィリエイトメンバー)
加盟予定/保留 1社
就航空港 1,012カ所[1]
就航国 170カ国[1]
年間旅客数 4億9000万人[1]
保有機材数 3,296機[1]
代表者 ロバート・アイソム(会長)
ナサニエル・ピーパー(CEO)
スローガン Travel Bright
本部所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州フォートワース
ウェブサイト ja.oneworld.com
テンプレートを表示
ワンワールド塗装機(ブリティッシュ・エアウェイズ
ワンワールド塗装機(アメリカン航空

ワンワールド: oneworld)は、世界規模の航空連合の1つである。アライアンス・スローガンは「Travel bright.」。

概要

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ワンワールドは世界170カ国、1,012カ所の目的地に達し、便数は毎日13,000便を超える。2019年2月時点で3つ存在する航空連合の中で第3位と、アライアンス自体の規模や加盟会社数としてはスターアライアンススカイチームの後塵を拝しているものの、他のアライアンスと比べ、上質かつ安定したサービスを受けられるのが特徴である。メンバー航空会社及びその関連会社は、運航計画、航空券発行、共同運航、乗継便運用、マイレージサービス空港ラウンジの共有、経費節減、及びベストプラクティスにおいて高度な協力関係を有している。

正規メンバー会社の子会社はアフィリエイトメンバーと位置づけられ、利用者側には正規メンバー会社と同等の特典が受けられるようにする事が出来るが、かつてスターアライアンスに存在したリージョナルメンバーや、スカイチームでのアソシエイトメンバーといった、正会員会社と資本関係のない提携会社を議決権を持たない準会員として扱う事はしていない。

ワンワールドは、中央管理機構を確立した最初の航空連合である。発足当初はカナダバンクーバー2010年よりアメリカ合衆国ニューヨークに本部を置き[2]、加盟航空会社各社の最高責任者で構成されるアライアンス委員会への報告を担当する責任者が本部に駐在する。アライアンス委員会の議長は基本的に持ち回り制である。業務担当者への報告は、営業・情報技術・広報、空港・顧客サービス、並びにグローバルプロジェクトディレクターの職務長によって行われている。また、2010年にはアジア地域における営業・広報活動の拠点として東京にアジア地区本部を設置した[3]

メンバー航空会社は、技術・整備事業、方針・手順調整、開発・支援ソリューション連携などで航空業界を通して使用できる可能な限り広範囲に亘る共通規格も開発した。また経費も一括購入と部品の相互共有によって削減されている。

ワンワールドは、2006年度までの過去3年間の加盟航空会社の総収支が黒字である唯一の航空連合であった[4]が、この記録も2008年には途絶えた。加盟会社全てが黒字というわけではなく、数社が足を引っ張っている構図になっている[5]。かつて大きく赤字を計上していたアメリカン航空は最近収支が改善した。

インターネットユーザーが、投票によって賞を与えるワールド・トラベル・アワーズでは、ワンワールドは2019年度までの17年連続でベスト航空連合に選出されている[6]

ネットワーク

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メンバーのネットワーク

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就航都市数はアメリカン航空、就航国・地域数はカタール航空が最大である[7]

航空会社 就航都市数 就航国・地域数
アメリカ合衆国の旗 アラスカ航空 125 7カ国
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 352 60カ国
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ 198 72カ国
香港の旗 キャセイパシフィック航空 80 28カ国
フィンランドの旗 フィンエアー 100 35カ国
スペインの旗 イベリア航空 137 46カ国
日本の旗 日本航空 199 64カ国
マレーシアの旗 マレーシア航空 55 20カ国
オーストラリアの旗 カンタス航空 98 25カ国
カタールの旗 カタール航空 178 82カ国
モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ 82 41カ国
ヨルダンの旗 ロイヤルヨルダン航空 45 29カ国
スリランカの旗 スリランカ航空 112 58カ国
フィジーの旗 フィジー・エアウェイズ 26 15カ国
オマーンの旗 オマーン・エア 41 20カ国

アジア

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設立当初はキャセイパシフィック航空が拠点とする香港国際空港から、中国本土や東南アジア各国への幅広いネットワークを構築していた。

2007年4月1日日本日本航空が正式加盟し、アジア地域のネットワークが強化された。

日本航空の加盟によって成田国際空港におけるワンワールド加盟航空会社の再配置が行われ、第2旅客ターミナルビルに集約された。同ターミナルを「北東アジアでのワンワールドのハブ」と考え、チェックインカウンターのクラス別での共用化や、空港ラウンジの改修などサービス機能を加盟就航会社共同で強化している。

2010年2月23日に加盟予定を発表したインドキングフィッシャー航空はその後の経営難により加盟保留状態となり、2013年に倒産。ワンワールド加盟が消滅した。

2013年2月1日ASEANにも幅広い路線網を持つマレーシア航空が加盟。これにより、東南アジア地域の更なるネットワーク強化が行われた。

2014年5月1日南アジア中東西アジア)に幅広い路線網を持つスリランカ航空が加盟。

この他、中華民国台湾)のスターラックス航空2025年末に申請予定[8]2019年スカイチームを脱退した中国最大の航空会社、中国南方航空[9]が加盟を検討している。

中東・西アジア

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2007年4月1日に、ロイヤル・ヨルダン航空が中東では初となるワンワールドメンバーとして加盟した。

2013年10月30日、豊富な機材で世界各地にネットワークを有するカタール航空が加盟。ヨーロッパから中東西アジア)への便が多いブリティッシュ・エアウェイズの路線を含め、中東内のみならず中東とヨーロッパ間などのネットワークがさらに拡充される。

さらに、2022年にはオマーン・エア2024年にワンワールドへ加盟することが決定[10]中東西アジア)ネットワークにおいてターキッシュ エアラインズ1社のスターアライアンスサウディアミドル・イースト航空の2社を率いるスカイチームに対し加盟会社が3社となる予定であるため、更に優位に立つ見込みとなっている。

オセアニア

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オセアニアでは最大規模のネットワークを誇るオーストラリアカンタス航空が加盟している。

2018年にはフィジー・エアウェイズが「ワンワールド・コネクト」として加盟。

オセアニア方面にメンバーを持たないスカイチームや、オーストラリア内で国内線を持たないニュージーランド航空1社のスターアライアンスに比べ優位に立っている。

2024年6月3日にはフィジー・エアウェイズが正式メンバーとして加盟した。

ヨーロッパ・ロシア・CIS諸国

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2010年末にインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)として経営統合したブリティッシュ・エアウェイズイベリア航空、加えてフィンエアーがヨーロッパの東西南北の主要国をほぼ網羅するネットワークを持つため、ほぼ全土へ路線網を伸ばしている。

一方、マレーヴ・ハンガリー航空が2012年に、エア・ベルリンが2017年に経営破綻して消滅、さらに2022年にはS7航空ロシアのウクライナ侵攻を受けて一時会員資格停止となったため、中東欧・ロシアの加盟会社が皆無となり、チェコ・ルーマニアの航空会社が加盟するスカイチームやルフトハンザドイツ航空を盟主としたドイツ語圏各国の航空会社、加えてポーランド、クロアチア、ギリシャ、トルコに加盟会社を持つスターアライアンスに比べると中東欧ネットワークはかなり脆弱となっている。そのため、ヨーロッパにおけるシェアは3位と、スカイチーム、スターアライアンスの後塵を拝している。

2010年2月13日、米国運輸省がアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、フィンランド航空、ロイヤル・ヨルダン航空の5社が共同で申請していたヨーロッパと北アメリカを結ぶ大西洋路線の反トラスト法適用除外 (ATI) を暫定的に認可することを決定[11]。その後同年7月14日には欧州委員会 (EC) からもATI認可がおり、米国運輸省も同年7月20日までに5社への認可を正式に決定した。これを受けて、今後5社共同で大西洋路線の運営・管理を行う方針である[12]

ロシア・CIS諸国においては、2022年9月時点で加盟会社は無い。

かつては、ロシア第2位の航空会社であるS7航空(2010年加盟)が加盟していたが、2022年ロシアのウクライナ侵攻より、2022年4月19日よりワンワールドの資格を一時停止されている。

アフリカ

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2020年4月1日にロイヤル・エア・モロッコが加盟し、ワンワールドでは初となるアフリカの航空会社となったほか、ブリティッシュ・エアウェイズイギリスの旧植民地を中心に多くの路線網を有している。かつては同社の傘下にある南アフリカコムエアーがアフィリエイトメンバーとして参加していたが、2022年6月9日に会社清算を発表した。エジプト航空南アフリカ航空エチオピア航空の3社を擁するスターアライアンスに比べるとネットワークは小さい。

南北アメリカ

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北アメリカにおいてはアメリカン航空アラスカ航空が加盟している。アメリカン航空USエアウェイズとの合併で世界最大の航空会社になったことにより、米国国内線はもとより中央南アメリカ路線など米国を拠点とする国際線のネットワークが充実した。また、2021年3月31日にアラスカ航空が加盟し、これによりアラスカハワイなどの米国西海岸路線が更に強化される形になった。

設立メンバーの1社であったカナディアン航空が2002年にエア・カナダ(スターアライアンス)に吸収合併され、2009年に加盟したメキシカーナ航空が2010年に経営破綻して消滅したことで、北米大陸におけるプレゼンスは、他のアライアンスと比較して高まっていない。

ヨーロッパのブリティッシュ・エアウェイズがイギリスと北アメリカ間に多くの路線を持つ他、2010年10月の羽田空港の国際線増便以降は、羽田空港-米国間の直行便数では、ワンワールドが最多になる。

南アメリカにおいては2022年9月時点では加盟会社は無い。

かつてはLATAM航空グループLATAM チリ(2000年加盟)、LATAM ブラジル[13](2014年加盟)が加盟していたが、2020年4月30日をもってワンワールドを脱退しており[14]、以後はラテンアメリカ諸国におけるネットワークはテキサス州を本拠地とするアメリカン航空が中心となりカバー、加えてアラスカ航空も一部を補完している状態になっている。しかしながら、LATAMグループの脱退によりアビアンカ航空コパ航空を擁するスターアライアンス、アルゼンチン航空アエロメヒコ航空を率いるスカイチームと比較してワンワールドは劣勢に立たされている。

歴史

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加盟航空会社

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本会員

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日本の日本航空(JAL)も2007年4月1日よりワンワールドに加盟している。写真はoneworld塗装のエアバスA350-900型機。

太字は創立時のメンバー。

加盟航空会社 加盟日 アフィリエイトメンバー
アラスカ航空
(Alaska Airlines)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2021年3月31日 アメリカ合衆国の旗 ホライゾン航空
アメリカ合衆国の旗 スカイウェスト航空[注釈 1]
アメリカン航空
(American Airlines)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1999年2月1日 アメリカ合衆国の旗 アメリカン・イーグル
ブリティッシュ・エアウェイズ
(British Airways)
イギリスの旗 イギリス 1999年2月1日 イギリスの旗 BAシティフライヤー
イギリスの旗 BAユーロフライヤー
デンマークの旗 サンエア・オブ・スカンジナビア
キャセイパシフィック航空
(Cathay Pacific)
香港の旗 香港 1999年2月1日
フィンエアー
(Finnair)
 フィンランド 1999年9月1日 フィンランドの旗 ノルディック・リージョナル・エアラインズ
イベリア航空
(Iberia)
スペインの旗 スペイン 1999年9月1日 スペインの旗 イベリア・エクスプレス
スペインの旗 イベリア・リージョナル
日本航空
(Japan Airlines)
日本の旗 日本 2007年4月1日 日本の旗 北海道エアシステム
日本の旗 ジェイエア
日本の旗 日本エアコミューター
日本の旗 日本トランスオーシャン航空
マレーシア航空
(Malaysia Airlines)
マレーシアの旗 マレーシア 2013年2月1日
カンタス航空
(Qantas)
オーストラリアの旗 オーストラリア 1999年2月1日 オーストラリアの旗 カンタスリンク
カタール航空
(Qatar Airways)
カタールの旗 カタール 2013年10月30日
ロイヤル・エア・モロッコ
(Royal Air Maroc)
モロッコの旗 モロッコ 2020年4月1日 モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ・エクスプレス
ロイヤルヨルダン航空
(Royal Jordanian)
ヨルダンの旗 ヨルダン 2007年4月1日
スリランカ航空
(SriLankan Airlines)
スリランカの旗 スリランカ 2014年5月1日
フィジー・エアウェイズ
(Fiji Airways)
フィジーの旗 フィジー 2024年6月3日

資格停止中の航空会社

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加盟航空会社 加盟日 資格停止日 アフィリエイトメンバー 資格停止理由
S7航空
(S7 Airlines)
ロシアの旗 ロシア 2010年11月15日 2022年4月19日 ロシアによるウクライナ侵攻に対する制裁措置

加盟予定航空会社

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加盟航空会社 加盟予定年 アフィリエイトメンバー
オマーン・エア
(Oman Air)
オマーンの旗 オマーン 2024年
スターラックス航空
(Starlux Airlines)
中華民国の旗 中華民国 2025年
ハワイアン航空[30]
(Hawaiian Airlines)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 TBA

加盟の可能性が報道されている航空会社

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元加盟航空会社

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太字は創立時のメンバー。

加盟航空会社 加盟日 脱退日 アフィリエイトメンバー 脱退理由
エアリンガス
(Aer Lingus)
アイルランドの旗 アイルランド 2000年6月1日 2007年3月31日 事業再編のため
エア・ベルリン
(Air Berlin)
ドイツの旗 ドイツ 2012年3月20日 2017年10月28日 オーストリアの旗 ニキ航空
スイスの旗 ベルエア
倒産のため
カナディアン航空
(Canadian Airlines)
カナダの旗 カナダ 1999年2月1日 2000年6月1日 カナダの旗 カナディアン・ノース
カナダの旗 カーム・エア
カナダの旗 インター・カナディエン
カナダの旗 カナディアン・リージョナル
スターアライアンスメンバーの
エア・カナダに吸収合併されたため
LATAM航空
(LATAM Airlines)
 チリ 2000年6月1日 2020年5月1日 アルゼンチンの旗 LATAM アルヘンティナ
ブラジルの旗 LATAM ブラジル
コロンビアの旗 LATAM コロンビア
エクアドルの旗 LATAM エクアドル
チリの旗 LATAM エクスプレス
ペルーの旗 LATAM ペルー
スカイチームメンバーの
デルタ航空による株式取得のため[33][34]
マレーヴ・ハンガリー航空
(Malév)
 ハンガリー 2007年3月29日 2012年2月3日 倒産のため
メキシカーナ航空
(Mexicana de Aviación)
メキシコの旗 メキシコ 2009年11月10日 2010年8月28日 メキシコの旗 メキシカーナ・クリック
メキシコの旗 メキシカーナ・リンク
倒産のため

加盟保留となり、のちに加盟破棄となった航空会社

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加盟航空会社 アフィリエイトメンバー 加盟破棄理由
キングフィッシャー航空[35][36]
(Kingfisher Airlines)
インドの旗 インド 加盟前に破産したため

ハブ空港

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加盟航空会社 都市 空港
アメリカ合衆国の旗 アラスカ航空 アンカレッジ テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港
サンフランシスコ サンフランシスコ国際空港
シアトル シアトル・タコマ国際空港
ポートランド ポートランド国際空港
ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 アーリントン ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港
シカゴ シカゴ・オヘア国際空港
シャーロット シャーロット・ダグラス国際空港
ダラス ダラス・フォートワース国際空港
ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港
ラガーディア空港
フィラデルフィア フィラデルフィア国際空港
フェニックス フェニックス・スカイハーバー国際空港
マイアミ マイアミ国際空港
ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ ロンドン ロンドン・ガトウィック空港
ロンドン・ヒースロー空港
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港 香港国際空港
フィンランドの旗 フィンエアー ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
スペインの旗 イベリア航空 マドリード アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
日本の旗 日本航空 東京 東京国際空港[37]
成田国際空港[37]
大阪 大阪国際空港[37]
関西国際空港[37]
名古屋 中部国際空港[37]
那覇 那覇空港[37]
マレーシアの旗 マレーシア航空 クアラルンプール クアラルンプール国際空港
コタキナバル コタキナバル国際空港
オーストラリアの旗 カンタス航空 アデレード アデレード空港
シドニー シドニー国際空港
パース パース空港
ブリスベン ブリスベン空港
メルボルン メルボルン空港
カタールの旗 カタール航空 ドーハ ハマド国際空港
モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ カサブランカ ムハンマド5世国際空港
ヨルダンの旗 ロイヤル・ヨルダン航空 アンマン クイーンアリア国際空港
スリランカの旗 スリランカ航空 コロンボ バンダラナイケ国際空港
フィジーの旗 フィジー・エアウェイズ
ナンディ ナンディ国際空港
オマーンの旗 オマーン・エア
(2024年加盟予定)
マスカット マスカット国際空港

フリークエント・フライヤー・プログラムの共用

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ワンワールドにおけるマイレージサービスのランクはワンワールド・エリート・ステータス・レベルと呼ばれ、ルビー、サファイア、エメラルドの3段階がある。ワンワールド・エリート・ステータスは利用者が直接取得するものではなく、各加盟会社がそれぞれ設定するマイレージサービス(日本航空であればJALマイレージバンク)の各ランクと対応付けて利用できる[38]。また加盟会社の相互利用でもマイルが加算されるよう規格化されているが、自社便最低搭乗回数など条件は各社異なる。

ワンワールド・エリート・ステータス

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  • ワンワールド・エメラルド特典
    • ファーストクラスカウンターでのチェックイン
    • ファーストクラス・ビジネスクラス用ラウンジの利用
  • ワンワールド・サファイア特典
    • ゲートでの優先搭乗
    • ビジネスクラス用ラウンジの利用
  • ワンワールド・ルビー特典
    • ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
    • 優先空席待ち
    • 事前優先座席予約
運営航空会社 マイレージサービスの名称 ワンワールド・ルビー ワンワールド・サファイア ワンワールド・エメラルド
アラスカ航空 Mileage Plan MVP MVPゴールド MVPゴールド75K
アメリカン航空 AAdvantage ゴールド プラチナ エグゼクティヴ・プラチナ
ブリティッシュ・エアウェイズ Executive Club ブロンズ シルバー プレミア
ゴールド
キャセイパシフィック航空 The Marco Polo Club シルバー ゴールド ダイヤモンド プラス
ダイヤモンド
フィンエアー Finnair Plus シルバー ゴールド プラチナ
イベリア航空 Iberia Plus シルバー ゴールド プラチナ
日本航空 JALマイレージバンク
(JAL Mileage Bank)
クリスタル サファイア ダイヤモンド
JALグローバルクラブ
(JAL Global Club)
- JGCサファイア
JGCクリスタル
JGC会員
JGCダイヤモンド
JGCプレミア
マレーシア航空 Enrich シルバー ゴールド プラチナ
カンタス航空 Qantas Frequent Flyer シルバー ゴールド チェアマンズ・ラウンジ
プラチナ・ワン
プラチナ
カタール航空 Privilege Club シルバー ゴールド  プラチナ
ロイヤル・エア・モロッコ Safar Flyer シルバー ゴールド  プラチナ
ロイヤル・ヨルダン航空 Royal Plus シルバー ゴールド プラチナ
スリランカ航空 FlySmiLes クラシック ゴールド プレミアム

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ アラスカ・スカイウェスト便の運航便に限る

出典

[編集]
  1. ^ a b c d oneworld at a glance - oneworld
  2. ^ oneworld to move head office to New York with new CEO
  3. ^ ワンワールド・アライアンスがアジア地区における営業活動を強化
  4. ^ oneworldアライアンス収入は前年対比の10%以上の増加に
  5. ^ oneworld at a glance with new members (英語)2007年7月19日取得[リンク切れ]
  6. ^ World's Leading Airline Alliance 2019(英語 2020年2月17日取得)
  7. ^ Member Airlines | oneworld”. www.oneworld.com. 2019年9月7日閲覧。
  8. ^ スターラックス航空、アラスカ航空とコードシェア シアトル以遠8都市”. Aviation Wire (2024年10月8日). 2024年10月8日閲覧。
  9. ^ https://sky-budget.com/2022/11/24/china-southern-airlines-may-join-one-world/[信頼性要検証]
  10. ^ オマーン・エア、ワンワールド加盟へ 24年から aviationwire 2022年6月21日付
  11. ^ “米、独禁法適用除外を仮決定 航空5社の大西洋路線”. NIKKEI NET (日本経済新聞社). (2010年2月14日). http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100214ATGM1400B14022010.html 2010年2月26日閲覧。 
  12. ^ アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空の三社が、大西洋路線の共同事業に関する政府の最終承認を取得 - アメリカン航空 日本語版サイトより
  13. ^ LATAM Airlines Group chooses oneworld as its global alliance
  14. ^ a b "LATAM to leave oneworld effective 1 May 2020" (Press release). ワンワールド. 31 January 2020. 2020年2月29日閲覧
  15. ^ デルタ航空とスカイチームが日本航空への支援を表明
  16. ^ 稲盛会長の経営判断で決着 日航、アメリカンと提携維持 asahi.com(朝日新聞社)
  17. ^ Flybe Finland to fly as a oneworld affiliate on Finnair routes - oneworld
  18. ^ OpenSkies to fly as oneworld affiliate - oneworld
  19. ^ ラン・コロンビア、10月からワンワールドに加盟 アフィリエイトで FlyTeam 2013年9月5日付
  20. ^ Qatar Airways joins oneworld Oneworld 2013年10月29日
  21. ^ “airberlin to cease operating as part of oneworld from 28 October”. ワンワールド公式サイト. (2017年10月18日). https://ja.oneworld.com/news-information/oneworldnews/-/asset_publisher/QtTQ7EuCzxhd/content/airberlin-to-cease-operating-as-part-of-oneworld-from-28-octob-1/maximized 2017年10月18日閲覧。 
  22. ^ Introducing oneworld connect - a new way for airlines to link to the world’s premier alliance - oneworld
  23. ^ カタール航空、ワンワールドへの残留示唆 - traicy 2019年2月2日。2019年3月8日閲覧
  24. ^ デルタ航空とラタム・エアラインズ、戦略的パートナーシップ提携を締結 - Flyteam 2019年9月27日。2019年9月28日閲覧
  25. ^ ラタム・エアラインズ、ワンワールドから脱退へ - Flyteam 2019年9月27日。2019年9月28日閲覧
  26. ^ ロイヤル・エア・モロッコ、2020年半ばにワンワールドへ正式加盟 - Flyteam 2018年12月6日。2018年12月6日閲覧
  27. ^ JAC・HAC、ワンワールドにアフィリエイト加盟 - flyteam・2020年10月21日
  28. ^ アラスカ航空、ワンワールド加盟21年3月に JALと同一連合 - Aviation Wire 2021年1月17日閲覧
  29. ^ フィジー・エアウェイズ、ワンワールドに正式加盟”. TRAICY(トライシー) (2024年6月3日). 2024年6月3日閲覧。
  30. ^ アラスカ航空、ハワイアン航空を19億ドルで買収 統合後もワンワールド加盟”. Aviation Wire (2023年12月4日). 2023年12月4日閲覧。
  31. ^ “Oneworld Alliance Seeking to Bring China Southern Into Its Ranks” (英語). Bloomberg.com. (2022年11月24日). https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-11-24/oneworld-alliance-seeking-to-bring-china-southern-into-its-ranks 2023年12月1日閲覧。 
  32. ^ Klint, Matthew (2022年9月15日). “RwandAir Will Join Oneworld Alliance” (英語). Live and Let's Fly. 2023年4月12日閲覧。
  33. ^ ラタム・エアラインズ、ワンワールドから脱退へ - Flyteam 2019年10月27日。2019年10月28日閲覧
  34. ^ 2024年現在はどのアライアンスにも加盟していない
  35. ^ India's Kingfisher Airlines set to join oneworld alliance - ワンワールド公式サイト
  36. ^ Kingfisher Airlines' oneworld implementation put on hold - ワンワールド公式サイト
  37. ^ a b c d e f JAL+oneworld グローバルネットワーク”. 2023年12月1日閲覧。
  38. ^ oneworld エリート・ステータス・レベル

外部リンク

[編集]
  • oneworld(英語)(ドイツ語)(フランス語)(中国語)(日本語)(イタリア語)(スペイン語)(ポルトガル語)