○聖一覧
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○聖一覧(まるせいいちらん)は、「書聖」王羲之、「詩聖」杜甫などと、とある分野の功績や実績などから「〇聖」と称される人物の一覧である。
本一覧では、信用可能な文献などでその確認が可能なもののみ取り扱うものとし、引用する媒体がブログなどの不明確なものしかないものに関しては取り扱わないものとする。また、ここでいう「確認が可能なもの」とは、その人物が何かを発明したり、何かを広めるのに尽力した人物であることを証明する文献などではなく、その文献の中で「〇聖」もしくはそれに類する表現で表記されているものを指す。
本一覧では、英語文献でのみその存在が確認されたものについては、五十音表では英語文献に掲載されていた通称をそのまま載せた上で、それに対応すると考えられる日本語訳を括弧書きで掲載している。
また、名前を五十音順に並べる際は、東洋人名はフルネームを、西洋人名などは一番下の名前を元に並べ替えるようにしている。但し、西洋人名の中で一番下の名前だけでなく、その上の名前も一緒に呼ぶことが通例となっていると判断される場合はこの限りではない。
五十音順
[編集]- 会田安明(あいだ・やすあき) - 山形の算聖[1]
- 王羲之(おうぎし) - 書聖[2][3]
- 緒方春朔(おがた・しゅんさく) - 医聖[4]
- 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ) - 歌聖[5][6]
- 関羽(かんう) - 武聖[7]
- 北村宗龍(きたむら・そうりゅう) - 近江の医聖[8]
- 孔子(こうし) - 文聖[7]
- 康有為(こうゆうい) - 文聖[9]
- 澤井健一(さわい・けんいち) - 拳聖[10]
- 杉田玄白(すぎた・げんぱく) - 医聖[11][12]
- 関孝和(せき・たかかず) - 算聖[13][14]
- 雪舟(せっしゅう) - 画聖[15][16]
- 田代三喜(たしろ・さんき) - 医聖[17][18]
- 張機(ちょうき) - 医聖[19][20]
- 張勲(ちょうくん) - 武聖[9]
- ジャック・デンプシー - 拳聖[21][22]
- 常陸山谷右エ門 - 角聖[23][24]
- 杜甫(とほ) - 詩聖[2]
- 永田徳本(ながた・とくほん) - 医聖[25][26]
- 二宮敬作(にのみや・けいさく) - 医聖[27]
- 野口英世(のぐち・ひでよ) - 医聖[28]
- 華岡青洲(はなおか・せいしゅう) - 医聖[29][30]
- ヒポクラテス - 医聖[31][32]
- 藤原成通(ふじわらのなりみち) - 蹴聖[33][34]
- 二木謙三(ふたき・けんぞう) - 医聖[35]
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - 楽聖[36][37]
- 松尾芭蕉(まつお・ばしょう) - 俳聖[6]
- 曲直瀬道三(まなせ・どうさん) - 医聖[38]
- 眞鍋嘉一郎(まなべ・かいちろう) - 医聖[39][40]
- 山部赤人(やまべのあかひと) - 歌聖[5]
脚注
[編集]- ^ “【終了】和算展示「山形の算聖 会田安明の軌跡」を開催中です | 山形大学附属図書館”. 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b 『新装版 世界史のための人名辞典』山川出版社。
- ^ 東京国立博物館 -トーハク-. “日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 特別展「書聖 王羲之」”. www.tnm.jp. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “第4日 令和2年6月19日(金)”. 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b 『広辞苑第七版』岩波書店。
- ^ a b “『宗教研究』88巻別冊(2015年)”. 2021年3月19日閲覧。
- ^ a b 2004 年度国際大学交流セミナー (中国文化大学) に関する報告と覚書.
- ^ 大谷雅彦 (1986). 埋もれていた近江の医聖北村宗龍. 野洲町: 大谷雅彦
- ^ a b 張琢, 星明「「五・四運動」後の30年(上)」『社会学部論集』第47巻、佛教大学社会学部、2008年9月、89-103頁、CRID 1050006363699901952、ISSN 0918-9424、2024年8月5日閲覧。
- ^ 嘉道, 1945-, 佐藤 (2017). 拳聖澤井健一先生 : 太氣拳開武七十周年記念増補版. 東京: 気天舎
- ^ “特別寄稿 オバマと小浜”. 2021年3月22日閲覧。
- ^ オカムラ,ショウジロウ (2017). 若狭おらんだ草紙 : 医聖 杉田玄白の生涯 : 杉田玄白没後200年. 小浜: 若狭史学会
- ^ “江戸時代、世界最先端だった日本の数学 算聖関孝和の数学~「関・ベルヌーイ数」と「関の公式」 | JBpress(Japan Business Press)”. JBpress(日本ビジネスプレス). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “関孝和画像 | 一関と和算 | 館蔵品 | 一関市博物館”. www.city.ichinoseki.iwate.jp. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “遅咲きには理由があった!? 画聖・雪舟は「不器用な画僧」だった | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト”. serai.jp (2017年10月20日). 2021年3月20日閲覧。
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- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “とっておきの笑い、こんなときこそ 談笑小話集|エンタメ!|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2021年3月20日閲覧。
- ^ 世界大百科事典内言及. “角聖とは”. コトバンク. 2021年3月21日閲覧。
- ^ “常陸山谷右衛門展”. インターネットミュージアム. 2021年3月21日閲覧。
- ^ “医聖永田徳本 - その医術の位置づけとP.A・パラケルススとの対比を中心として”. 日本医史学雑誌第51巻第2号(2005). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “医聖永田徳本伝 : 一名医魂 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年3月20日閲覧。
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- ^ 六郎, 1946-, 小桧山; 福島民友新聞社 (2008). 医聖野口英世を育てた人々. 会津若松: 歴史春秋出版
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- ^ 八木芳樹「どうでも医々はなし(2)」『生活衛生』第38巻第4号、1994年、180-181頁、doi:10.11468/seikatsueisei1957.38.180、2024年8月5日閲覧。
- ^ 潘蕾「古代における中日文化交流の一側面―蹴鞠文化を中心に―」『国際学研究』第8巻、桜美林大学大学院国際学研究科、2018年3月、19-26頁、CRID 1050001202537374848、ISSN 2185-9779。
- ^ “蹴鞠 - 日本の知恵、プラスチックの知恵”. 2021年3月20日閲覧。
- ^ 吉村‖正太郎 (1968). 医聖二木謙三先生と親鸞信仰. 東京: 通信健康友の会
- ^ “ベートーヴェン生誕250年 歓喜求めた「楽聖」の軌跡”. 日本経済新聞 (2020年12月18日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “楽聖と呼ばれるゆえんは・・・ 「ベートーヴェン」”. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “曲直瀬道三~信長、秀吉、家康も診察した戦国最強ドクター”. shuchi.php.co.jp. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “医聖 眞鍋 嘉一郎 - 西条市ホームページ”. www.city.saijo.ehime.jp. 2021年3月20日閲覧。
- ^ 教師論攷 Ⅱ―― 医聖・教育者 真鍋嘉一郎 ――.