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あいつはアインシュタイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あいつはアンシュタイン
ジャンル SF漫画
漫画:あいつはアンシュタイン
原作・原案など 宮崎まさる
作画 石垣ゆうき
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
発表号 1989年5号 - 23号
巻数 全3巻
話数 全20話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あいつはアインシュタイン』は、原作:宮崎まさる、作画:石垣ゆうきによる日本漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社発行)にて1988年40号にて読切で掲載された後、1989年5号から23号にかけて短期連載された。単行本は全3巻。

題名の通り、アインシュタイン並みの天才科学者・高瀬極を主人公とした作品である。

高瀬が行う研究・開発等は実際の科学に基づいているが、あくまでフィクションのため、実際の結果とは少し異なる。

原作の宮崎まさると作画の石垣ゆうきは本作以前に、『100万$キッド』(『週刊少年マガジン』1986年41号-1988年19号)でもタッグを組んでいる。

登場人物

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高瀬 極(たかせ きわみ)
本作の主人公。アメリカマサチューセッツ工科大学に留学し、首席で卒業。卒業後は、7つの博士号を獲得する天才科学者。外見からはとても思えない、超エリートコースを歩んできた。
NASA国防省から極秘依頼の予算をラスベガスで使い果たしてしまい、追い出されたため、日本に帰国してきた。
競馬などのギャンブル好きで、研究の開発費を使い果たしてしまうこともあった(前述のように、それが仇となりアメリカから追い出された)。また、エロ本を所持したり、クモを捕まえるためにスカートの中まで潜り込んだりするなど、科学者とは思えない言動をとることも多い。
科学者としての実績は高く、「高瀬理論」という理論が存在するほどの実績を残している。さらに、不可能と思われる研究・開発を実現したりするなど、並外れた頭脳の持ち主である。しかし、不可解な言動も多く、一部では「最後のマッド・サイエンティスト」と呼ぶ声もある。
日本に帰国後は、青葉学園大学部の助教授となり、学園長の家に居候しながら研究を行っている。
早乙女 さつき(さおとめ さつき)
青葉学園高等部1年生。学園長の娘で、おてんば女子高生
高瀬に対しては、反発や喧嘩、高瀬の言動から呆れることも多いが、実際は高瀬の研究・開発に対して尊敬ともいえるほどの興味を懐いている。また、高瀬が失踪した際には、本気で心配する場面も見られる[1]
家庭教師のバイトをやっており、勉強は出来るほうかと思われる。
早乙女 健造(さおとめ けんぞう)
青葉学園園長。さつきの父親で、娘のさつきのことを大切に思っている。
高瀬に対しては高い評価をしており、信頼している。

脚注

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  1. ^ 第9話では、学校に閉じ込められた高瀬を助けようとして無理矢理校舎内に入ろうとするシーンも見受けられる。

単行本

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  1. 1989年5月1日発売、ISBN 4-06-311452-X
  2. 1989年6月1日発売、ISBN 4-06-311461-9
  3. 1989年8月1日発売、ISBN 4-06-311480-5

関連項目

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