あひるの手紙
あひるの手紙 The “DUCK” letter | ||
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著者 | 朽木祥 | |
イラスト | ささめやゆき | |
発行日 | 2014年3月30日 | |
発行元 | 佼成出版社 | |
ジャンル | 児童文学 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | A5判上製本 | |
ページ数 | 64 | |
公式サイト | あひるの手紙 佼成出版社 | |
コード | ISBN 978-4-333-02644-9 | |
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『あひるの手紙』(あひるのてがみ、Ahiru no tegami, 英: The “DUCK” letter[1])は、日本の小説家朽木祥による児童文学[2][3]。
概要
[編集]2014年3月30日、佼成出版社より「おはなしみーつけた!シリーズ」の1作として刊行された[2]。絵は、ささめやゆきによる。装丁は、津久井香乃古(エジソン)による[4]。
2015年4月、日本児童文学者協会が主催する第55回日本児童文学者協会賞を受賞する[5][6][7]。2016年、ドイツのミュンヘン国際児童図書館 (de:Internationale Jugendbibliothek) が発行する国際推薦児童図書目録、ホワイト・レイブンズ (The White Ravens) に選定されている[1]。
本作は、広島にある小学校に実際に届けられた手紙にまつわるエピソードをもとに執筆された[4][8]。
あらすじ
[編集]ある年の春のつつじの花が咲いた頃に、ほんまち小学校に不思議な手紙が送付されてくる。手紙は、1年生のみんなに宛てられており、差出人は「たなかけんいち」となっていた。封筒に入っていた便箋には、「あひる」のたった3文字だけしか記されていなかった。1年生のみんなは、どのような返事を書けば良いか、一生懸命に考える。やがて、1人の児童が名案を思い付く。
主な登場人物
[編集]- よしえ
- 教師。
- ようこ
- 児童。
- みどり
- 児童。
- たいち
- 児童。
評価
[編集]ホワイト・レイブンズのウェブサイトには、「魅力的なイラストが、人の心を動かす物語にとてもよく合っている。子どもたちとけんいちによって記され、描かれた手紙のイラストは、特に魅惑的である」(“The charming illustrations match the touching story very well. The illustrations of the letters written and drawn by the children and Kenichi are especially captivating.”) [1]との評価が掲載されている。
脚注
[編集]- ^ a b c “Ahiru no tegami - Kutsuki, Shō”. ミュンヘン国際児童図書館. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b “あひるの手紙”. 佼成出版社. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “あひるの手紙 デジタル大辞泉プラスの解説”. コトバンク. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b 『あひるの手紙』 2014.
- ^ “2015年主要児童文学賞受賞作家・作品リスト(国内)”. 国立国会図書館. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “2015年度 協会文学賞作品”. 日本児童文学者協会. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “主な受賞歴”. 佼成出版社. 2019年7月7日閲覧。
- ^ 朽木祥 [@skuzki] (2018年7月25日). "2018年7月25日のツイート". X(旧Twitter)より2019年7月6日閲覧。
参考文献
[編集]- 朽木祥『あひるの手紙』佼成出版社〈おはなしみーつけた!シリーズ〉、2014年3月。ISBN 978-4-333-02644-9。