おかしなおかしな石器人
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おかしなおかしな石器人 | |
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Caveman | |
監督 | カール・ゴットリーブ |
脚本 |
カール・ゴットリーブ ルディ・デルカ |
製作 |
ローレンス・ターマン デイヴィッド・フォスター |
出演者 | リンゴ・スター |
音楽 | ラロ・シフリン |
撮影 | アラン・ヒューム |
編集 | ジーン・ファウラー・ジュニア |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 |
1981年4月17日 1981年10月10日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『おかしなおかしな石器人』(おかしなおかしなせっきじん、Caveman)は、1981年にユナイテッド・アーティスツが製作した特撮コメディ映画である。原始的な人類と恐竜や古生物が共存する架空世界を舞台に、前傾姿勢から直立姿勢への進化、火の発見、音楽の創造、武器の発明をコミカルに描いている。主演は元ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターが務める。
作中に登場する、飛び出した眼を持ち、鼻先に角を生やした大トカゲは、脚本家の想定ではトリケラトプスであった。しかし脚本家はトリケラトプスという名前を知らなかったため、脚本に「角トカゲ」と記した。これを文字通りに受け取ってモデル製作を行った結果、ユーモラスなクリーチャーの造形が誕生した。
ストーリー
[編集]主人公のアトゥークは、彼をいじめていた族長・トンダの妻・ラナに手を出そうとしたことがバレたため、部族を追放される。なんとか生き抜く中で、同様に追放された友人・ラーやアトゥークを慕う女性・タラなど、多くの仲間を集めて、直立歩行や火など様々な発見を遂げていく。しかし、族長トンダが率いる部族と衝突した際に、それらの進化を模倣されてしまう。その後武器を発明したアトゥークらは、再び集落へ舞い戻り族長トンダに挑む。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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フジテレビ版 | ||
アトゥーク | リンゴ・スター | 広川太一郎 |
ラー | デニス・クエイド | 仲木隆司 |
タラ | シェリー・ロング | 戸田恵子 |
ゴッグ | ジャック・ギルフォード | 千葉順二 |
ラナ | バーバラ・バック | 武藤礼子 |
トンダ | ジョン・マトゥザック | 大平透 |
タ― | コーク・ハバート | |
ラック | マーク・キング | |
フロック | パコ・モライタ | |
ヌーク | エヴァン・キム | |
カルタ | エド・グリーンバーグ | |
ボーグ | カール・ランブリー | |
不明 その他 |
今西正男 田中康郎 亀井三郎 幹本雄之 杉原康 清川元夢 千田光男 井口成人 加藤正之 有本欽隆 田口昂 佐藤由衣 栗原美紀子 平山せい 速水陽子 | |
演出 | 春日正伸 | |
翻訳 | 高平哲郎 春日正伸 | |
効果 | 赤塚不二夫 | |
調整 | 山田太平 | |
制作 | 千代田プロダクション | |
解説 | 高島忠夫 | |
初回放送 | 1984年7月21日 『ゴールデン洋画劇場』 |
スタッフ
[編集]- 監督:カール・ゴットリーブ
- 製作:ローレンス・ターマン、デヴィッド・フォスター
- 脚本:カール・ゴットリーブ、ルディ・デルカ
- 撮影:アラン・ヒューム
- 編集:ジーン・ファウラー・ジュニア
- 音楽:ラロ・シフリン
- プロダクションデザイン:フィリップ・M・ジェフリーズ
- 恐竜&特殊効果デザイナー:ジム・ダンフォース
- 視覚効果スーパーバイザー:デイヴ・アレン
- 特殊効果スーパーバイザー:ロイ・アルボガスト