おたのしみアニメ劇場
アニメ:おたのしみアニメ劇場 | |
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監督 | 野田宏一郎 |
脚本 | 柏倉敏之 |
放送局 | フジテレビ系列 |
放送期間 | 1970年4月5日 - 1970年9月27日 |
話数 | 26話 |
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おたのしみアニメ劇場(おたのしみアニメげきじょう)は、1970年にフジテレビ系列のバラエティ番組『祭りだ!ワッショイ!』内の1コーナーで、歌謡曲の楽曲に合わせて制作されたオリジナル短編アニメーション作品を放送するもの。全26本。
概要
[編集]「歌謡アニメ劇場」とも呼ばれた。毎回決まったストーリーがあるわけではなく、既存のヒット歌謡曲に合わせて(あるいはそのイメージで)独自解釈のオリジナルアニメーションを制作し、現在で言うところの“プロモーション・ビデオ”風の映像作品に仕立てる、という趣向のコーナーだった。アニメーション制作は石森章太郎、藤子不二雄、つのだじろう、赤塚不二夫らが設立したアニメ制作会社として知られる、スタジオ・ゼロが担当。作品の中には赤塚作品のキャラクターである「イヤミ」、「ニャロメ」、「バカボンのパパ」らが登場しているものがある一方で、この当時の流行であるシュールでサイケデリックなイメージなどが盛り込まれた作品もみられる。スタジオ・ゼロは1970年12月に解散したが、制作された作品群のネガやフィルムは元・スタッフのアニメーター鈴木伸一が保管しており、長らくこのアニメはソフト化や再放送はされていなかったが、2006年に石ノ森章太郎萬画大全集の全巻購入特典DVDにその一部が収録されたのが初のDVD化となった。2007年7月、杉並アニメーションミュージアム(館長は鈴木が務めている)でのフジオ・プロのイベント開催など様々なタイミングが重なり、正式に探索作業が進められ、フィルム3缶(全26本中18本分 - 本編17本とオープニングに使用された映像1本)が発見されている[1]
スタッフ
[編集]主題歌
[編集]OP・ED - 不明
補足
[編集]番組は、裏番組に平均視聴率21パーセントを誇るNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』を抱え、半年で打ち切られた(厳密には公開型バラエティー『新・祭りだ!ワッショイ!』にリニューアルし、本コーナーは終了となった)。
放送終了10年半後の1981年4月10日に同局で放送された『翔んだカップル』最終回(NG特集)のオープニングに、本コーナーのオープニングの一つ「自由の女神風のオッサン」が使用された。
脚注
[編集]- ^ “祭りだワッショイ!幻のアニメ詳細報告の件|スタッフブログ”. 赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!! (2007年8月10日). 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
外部リンク
[編集]※ WEBアニメスタイル COLUMN リスト制作委員会300文字通信 原口正宏