おてんばエリザベス
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『おてんばエリザベス』 (Naughtiest Girl series) は、イギリスの女流作家イーニッド・ブライトンが1940年代から1950年代に書いた小説。
概要
[編集]家庭教師を10人追い出した御転婆な少女エリザベスのホワイテリーフ (Whyteleafe) 学園(寄宿学校)での寮生活を描いた作品である。
イーニッド・ブライトンは他にも寮生活を舞台とし、少女を主人公とした小説を発表している。しかし、それらは女子校が舞台であり、本作は共学が舞台という点で他と一線を画している。
シリーズ
[編集]- おてんばエリザベス The Naughtiest Girl in the School (1940年)
- おてんばエリザベスのすてきな友だち The Naughtiest Girl Again(1942年)
- おてんばエリザベスのすてきな夢 The Naughtiest Girl is a Monitor(1945年)
- Here is the Naughtiest Girl(1952年)
また、アン・ディグビーの著として以下がある。
- The Naughtiest Girl Keeps a Secret(1999年)
- The Naughtiest Girl Helps a Friend(1999年)
- Naughtiest Girl Saves the Day(2000年)
- Well Done, the Naughtiest Girl(2000年)
- The Naughtiest Girl Wants to Win(2001年)
- Naughtiest Girl Marches On(2001年)
日本語訳
[編集]『おてんばエリザベス』佐伯紀美子訳、若林三江子画(1986年)ポプラ社の抄訳[1]とは別に以下の完訳がある。
- 『学校一のいたずらっ子エリザベス』村野杏訳、山田千鶴子画、新学社(1993年)[2]
- 『続・学校一のいたずらっ子エリザベス』村野杏訳、山田千鶴子画、新学社