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ローバー美々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かわのえりこから転送)
ローバーみみ
ローバー美々
プロフィール
別名義 かわのえりこ
生年月日 1970年2月10日
現年齢 54歳
出身地 日本の旗 日本神奈川県
血液型 AB型
公称サイズ(時期不明)
身長 / 体重 164 cm / kg
活動
デビュー 1990年
ジャンル テレビ・雑誌
モデル内容 一般
モデル: テンプレート - カテゴリ

ローバー美々(ローバーみみ、旧芸名・かわのえりこ1970年[1]2月10日[2] - )は、神奈川県出身のセクシー系女性タレント。本名は河野 恵理子(かわの えりこ)[2]。芸名の由来はロバの耳と英国車ローバー・ミニからとっているといわれている。「K-POP洗脳家 ローバー・美々」を名乗っている[3]

来歴

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お色気ニュースキャスターになるまで

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横浜市生まれ[2]で、3歳以降は埼玉県入間郡三芳町で育つ[4][2]。サラリーマンの父、母[5]、2人姉妹(3歳下の妹がいる)の長女として育った[6]

1986年、埼玉県立霞西高等学校1年生[2]の16歳の時にフジテレビ夕やけニャンニャン』内のコーナー、「ザ・スカウトアイドルを探せ」のオーディションに参加して1週間出演[5]。これを見た芸能事務所からスカウトされて芸能界入りした[5]

NHK教育テレビとびだせたんけんたい』のおねえさん役、レースクイーン(鈴鹿サーキットの鈴鹿サーキットレディとされる)やグラビアなどの経歴を持つが、タレントとしてはあまり売れなかった[5]

21歳の時に芸能界を引退するつもりで事務所を退所したが、妹がヘビーリスナーだったTBSラジオのラジオ番組「コサキン」に「売れない姉を使ってやって下さい」と手紙を出したことで、同番組で2年間アシスタントをやらせてもらえることになった[5]コサキンDEワァオ!#番組関連の公開イベントを参照)。その後下記『ロバの耳そうじ』のオーディションの話が舞い込み、これを受けて合格[注釈 1]

1994年10月に放送を開始した日テレ系『どんまい!!スポーツ&ワイド』の月曜日(後に木曜に移動)の日替わりエンターテインメントゾーン、『ロバの耳そうじ』でいわゆる下ネタ系のニュースを紹介するキャスター・ローバー美々として出演するようになった[6]。スタッフの指示によるミニスカートで大股開きしてアナウンスするなど意外性のあるお色気キャラが話題になった[6]。このキャラクター名がそのまま芸名となり[5]、以後テレビのバラエティー番組や東京スポーツのコラム執筆など多方面に活躍する。

芸能プロダクション経営、韓国留学を経てK-POP DJへ

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『ロバの耳そうじ』の出演終了後は細々と芸能活動をしながら、20代後半から30代初めの5年間は、様々な仕事[注釈 2]を経験[2]

その後、自身で芸能プロダクションを設立。グラビアアイドルなどを手がけ好調だったが後に閉鎖。先述の『ロバの耳そうじ』の終了と共に潮が引くようにチヤホヤしていた人たちは離れていったが、韓国の友だちは「美々は美々だから」と変わらず接してくれた。この友だちに勧められ(また会社を設立前に韓国芸能界にもパイプを持つためとの考えもあり)、梨花女子大学校付属の語学学校に1年間留学(大学の授業が終わり、午後から芸能プロダクションを訪ねる韓国生活)して韓国語と韓国文化を勉強した[5]

この経験を生かして、帰国後からK-POPイベントのプロデュースや司会をしたり、韓国に詳しいタレントとして雑誌でコメントを求められるようになった[5]。他にも、数々の韓流スターとの交流を韓国語で行った。今まで出会った韓流スターには、チャン・ドンゴンキム・スンウコン・ヒョンジン等がいる。現在K-POPに携わる活動を目標にプロモーション展開。

イ・ヒョリチェヨンWonder Girlsコヨーテジュエリーを好んで聴く。韓国語を忘れないようにするため、自宅では韓国のテレビを流すチャンネルにあわせており、一日中K-POPを流している。

MONDO21の『もっこりパラダイス』(現『もっパラ』)で2年ぶりに芸能界に現役復帰。芸能関係の仕事がない日は会社員として勤務しており、タレント業はセミリタイアの立場をとっている。さらに2009年12月21日発売の週刊大衆年末合併号にて、篠原潔撮影により10年ぶりにグラビア活動も再開。

K-POP好きが高じて、『もっパラ』では第14回から「ガールズK-POPコーナー」を担当するほか、新宿にあるスナック「ミラクルガール」で毎週金曜日に「ローバー・美々のコスプレK-POPナイト」をプロデュースし、自らDJもつとめている。このほか、K-POPダンスフェス「DREAM ON」(渋谷O-EASTで開催)司会を務めたり、CD「K-POP PARTY MIX〜Best of K-POP Cover Selection〜」(Farm Records)の監修などをおこなっている。

2019年11月後半から父が経営する薬品資材商社、有限会社C.E.S.を引き継ぐため取締役に就任。同時に千代田区にあった会社をローバーが居住する新宿区に移し、薬品や会社経営について勉強、全国の取引先への挨拶、飛び込み営業や経理などを経験[6]。翌2020年からのコロナ禍においてはノンアルコール除菌スプレーを開発・販売するなど企業経営に携わりつつ、同社においてもタレントキャスティング業務を行っている[7]

人物

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身長164cm、スリーサイズB83・W60・H86、靴のサイズ24.5cm。

プロ野球中日ドラゴンズファンで球場観戦を趣味とする。また、格闘技ファンでミルコ・クロコップが好き。女優の水谷ケイとは友人であり、自身のブログに時々登場する。

韓国語でブログ等を執筆することもある。少女時代が来日時にはライブに行き、少女時代の唄や踊り、美脚を堪能するほどK-POPが好き。韓国語を忘れないようにするため、東京のコリアンタウン「新大久保」(新宿区大久保界隈)に住む。

10代の頃はとんねるずのファンで、『夕やけニャンニャン』のオーディションに参加したのも「とんねるずに会いたい」との思いからだった[5]

31歳の時に9歳年上のイベンターの男性と付き合っていたが、死別している[2]。未婚(2020年現在)[2]

出演作品

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テレビ・ラジオ

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コサキンこと小堺一機関根勤がパーソナリティの深夜番組。「ローバー美々」になる以前から「かわのえりこ」として出演。ここでは「たろさ」とも呼ばれていた(本人の弁によると、性格などが「太郎さんっぽい」事から付けたとのこと)。番組最終回を記念して赤坂サカスで開催された「さよならコサキン・ふれあいイベント」での番組公開収録で久し振りにミス・コサキンとして番組に姿を見せ、番組内でまったく踊れなかった「ケツケツダンス」を披露した。

写真集

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映画・Vシネマ

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  • パチンコバトルロワイヤル(主演)
  • ザ・代紋4
  • なんぼのもんやねん(主演)
  • まっすぐいこうぜM-1への道
  • 烈風
  • 人妻薫る肌(主演)
  • 愛義母(主演)
  • 高級人妻性感エステ オイルマッサージの恍惚(主演)
  • ミナミの遊侠伝 なんぼのもんやねん2(ヒロイン望月房子役)
  • コスプレ戦士 キューティナイト
  • まむしの兄弟(初ヌード)
  • 赤い服の女(主演)(イーネット・フロンティア
  • Tokyo Loss (榊原真利子役)

グラビア活動

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イメージ

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  • お股せ!いたしました〜(2012年12月14日、キングダム
  • m♡MIMI(2013年2月8日、キングダム)

その他

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  • ユニットグループ「COW GIRL」CDデビュー(1996年・バンダイ・ミュージックエンタテインメント)MACARENA日本語ヴァージョン
  • 東京スポーツ「ガチンポ」(10年間レギュラー連載)
  • 東京中日スポーツ連載
  • 週刊実話「オンナの下心ビフォーアフター」連載
  • スコラ「リベンジ新聞」連載
  • ヤングマガジンエグゼクタ「1995の目撃者たち」オウム真理教総本部にてグラビア撮影(宮澤正明撮影)(宮澤正明写真館 携帯待受)
  • 大井競馬「トゥインクルレディース」
  • フロム・エー「フロムエーレーシング サーキットレディ」
  • 中古車販売「アップル」CM、キャンペーンガール
  • 高須基仁主催「熟女クイーンコンテスト」司会レギュラー
  • 週刊プレイボーイ(2009年2月・集英社)「芸能界復帰単独インタビュー掲載 私は股を開くために生まれてきた」
  • コリアエンターテイメントジャーナル(2009年10月)「ローバー・美々 セクシータレントが語るK-POPの魅力」
  • 週刊大衆「美女トーク」(2010年5月)
  • フラッシュ プロデュースイワタグラビア(2010年9月)
  • 月刊エンタメ「少女時代 VS KARA」ガールズK-POPについてのインタビュー(2010年10月)
  • K-POPダンスフェス「DREAM ON」司会(2011年1月~・渋谷O-EAST)
  • ニコ生ニコジョッキー 鼠先輩&ローバー美々「人間放談」生放送司会(2012年10月~隔週火曜日)
  • DMM.com「聞いてK-POP」生放送パーソナリティ(2012年12月~隔週金曜日)

脚注

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注釈

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  1. ^ 実は、このオーディションにはローバーともう一人の女性が合格しており、当初は2人で交代交代で出演してニュースを読む予定だった。もう一人の女性がスタジオで見学する中ローバーが『ロバの耳そうじ』に初めてニュースを読んだ際、スタッフの指示で開脚した。するとその女性が股を開くことに気後れしてそのまま降板した結果、ローバーが1人で担当することになったとのこと。本人は後年、「例えばダンスをしたら(脚を上げる振り付けで)股を開くこともあるじゃないですか。私にとっては、それと同じ感覚だったんで開脚に抵抗はありませんでした。それまで8年間下積みをしていたので、むしろこれは『チャンスだ!』と思いました」と回想している[5]
  2. ^ 具体的には六本木のショーパブで歌って踊る仕事、六本木でラウンジ経営や六本木ヒルズの掃除スタッフ、幼稚園バスの運転手、自動車損保のOL、コンビニのバイト、そば屋の店員など

出典

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外部リンク

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