きたやまようこ
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きたやま ようこ (北山 葉子[1][2]、1949年5月15日 - )は、東京都出身[3]の絵本作家、翻訳家である。イヌを題材にした絵本を多数著し、世代を越えた人気がある。[要出典]
文化学院芸術科卒[1]。1975年、創作絵本『ただいまー』『いただきまーす』『またあしたね』でデビュー[1]。それ以降、多くの絵本、紙芝居、翻訳等を手掛ける。衝動買いしたシベリアン・ハスキーを育てるため、1年間「犬育て休業」と称して作家活動を休んだほどの犬好きである[2]。その経験を活かし、飼い犬を主人公にして家族、散歩中に出会う人/犬/猫らとの交流を描いた『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズを刊行。同シリーズで1989年に講談社出版文化賞絵本賞を受賞した[3]。更に1993年に『りっぱな犬になる方法』と『じんぺいの絵日記』で路傍の石幼少年文学賞[3]、2009年に『いぬうえくんがわすれたこと』で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞した[3]。
『犬がおしえてくれた本』シリーズ(『イヌとイスの見分け方』(1994年)、『なかよし取扱説明書(犬式)』(1995年))には大人のファンも多い。ケータイ絵本も配信しており、人気の犬のキャラクターなどが登場する。[要出典]
『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズでは、犬が自分を「おれ」、飼い主の少年ゆうたを「おまえ」と呼ぶ。この表現について、「乱暴な言葉遣いを訂正せよ」と出版社からクレームがついたが、アンケート結果等に支えられて当初の形のまま刊行することができた。[要出典]
代表作
[編集]- 『おにのこあかたろうのほん』シリーズ
- 『ヒッポちゃんのおとなりさん』シリーズ
- 『ぼくのポチブルてき生活』シリーズ
- 『いぬうえくんとくまざわくん』シリーズ
- 『こぶたのあかちゃん』シリーズ
- 『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズ
- 『わかもとの知恵』(著:筒井康隆 発行:金の星社)
- 『犬がおしえてくれた本』シリーズ
- 『きゅっきゅっえほん』シリーズ
脚注
[編集]- ^ a b c “絵本作家 きたやまようこさん 絵本作家インタビュー(前編)|mi:te[ミーテ]”. mi:te[ミーテ]. KUMON. 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b “絵本作家 きたやまようこさん 絵本作家インタビュー(後編)|mi:te[ミーテ]”. mi:te[ミーテ]. KUMON. 2023年1月10日閲覧。
- ^ a b c d “きたやま ようこ(著者詳細情報) | 絵本ナビ | 作品一覧・プロフィール”. 絵本ナビ. 2023年1月10日閲覧。