きびドーム
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きびドーム | |
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外観 | |
情報 | |
用途 | 芸術文化、健康増進、生涯学習[1] |
設計者 |
黒川紀章建築都市設計事務所 (黒川紀章)[1] |
施工 | 竹中工務店大阪本店[1] |
管理運営 | 有田川町財務課 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート構造[1] |
敷地面積 | 10,159.16 m² [1] |
建築面積 | 981.37 m² [1] |
延床面積 | 1,839.68 m² [1] |
状態 | 完成 |
階数 | 地上2階地下1階[1] |
駐車台数 | 10台[2] |
着工 | 1994年3月30日[1] |
竣工 | 1995年3月30日[1] |
所在地 |
〒643-0021 和歌山県有田郡有田川町下津野2021番地[3] |
座標 | 北緯34度03分26.84秒 東経135度13分02.81秒 / 北緯34.0574556度 東経135.2174472度座標: 北緯34度03分26.84秒 東経135度13分02.81秒 / 北緯34.0574556度 東経135.2174472度 |
きびドームは、和歌山県有田郡有田川町下津野にある、ドーム状の建築物。黒川紀章が設計した[1]、有田みかんをかたどった建物である[1][4][5]。
建築
[編集]1995年3月30日竣工[1]。設計は黒川紀章建築都市設計事務所の黒川紀章、施工は竹中工務店大阪本店が担当した[1]。有田みかんをイメージし[1][4][5]、半球を切り分けたような外観をしている[1]。鉄筋コンクリート構造地上2階地下1階建てで、コンクリート打ち放し仕上げである[1]。シェル構造を採用している[6]。
施設
[編集]文化ホール、多目的研修室、視聴覚室、調理実習室、会議室などを含む複合施設である[1][5]。多目的研修室は、健康のためのレッスンが開催できるよう、天井を高くしている[1]。
文化ホール
[編集]きびドームの中核施設で、円形に配置された客席に約300人が着座可能なホールである[1]。ステージは、幅 12.40 m ×奥行 10.30 m×高さ 6.0 mで、大きな奈落を有する[1]。コンサート、発表会、講演会などの会場として利用され、奈落は主にピアノを舞台上に設置するのに使用する[1]。
利用
[編集]年間利用者数は約17,000人[1]。災害時の指定緊急避難場所兼避難所に指定されている[7]。
- まちづくりフォーラム「有田川という未来」(ARIDAGAWA 2040)[8][9]
- ABOBA三重奏団 きびドームコンサート[10]
- 有田川町どんどんまつり[11]
- 学校説明会(和歌山県立日高高等学校附属中学校[12]、開智中学校[13]、和歌山信愛高等学校[14])
- 動物愛護フェスティバルin有田川(和歌山県獣医師会、2011年10月)[15]
- 映画『ねこにみかん』完成記念披露上映会(2013年4月)[16]
- 有田川みかん山コンサート(2015年7月)[4]
- 和歌山県町村会100周年記念式典・シンポジウム(2015年11月)[17]
- 社会参加と自立・理解推進講演会(和歌山県立たちばな支援学校、2015年12月)[18]
- 平成30年度 第2回 医療と介護連携研修会〜未来を拓く君たちへ〜(有田医師会在宅医療サポートセンター、2019年3月)[19]
- 有田川漁業協同組合臨時総代会(2020年11月)[20]
- 「〜無限の可能性に魅かれて〜」県文化表彰受賞記念講演(2022年7月)[21]
- ORINAS大感謝祭「めざせ!西日本一の芋煮会」(三洋住宅、2023年2月)[22]
交通
[編集]阪和自動車道有田インターチェンジから和歌山県道22号吉備金屋線を東進すると、右手に現れる[1]。隣接する有田川町役場吉備庁舎[1](旧・吉備町庁舎[23])も黒川紀章の設計であり、2つ合わせて周辺地域のシンボルとなっている[1]。
最寄り駅は、JR紀勢本線(きのくに線)藤並駅[3][6]。駅からは東に3 km離れている[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 大江猛史 (2020年6月). “きびドーム”. 会報誌きのくにR2年6月号. 和歌山県建築士会. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “パーク&サイクル(駐車場)”. WAKAYAMA 800. 和歌山県商工観光労働部観光局観光振興課・公益社団法人和歌山県観光連盟. 2023年10月7日閲覧。
- ^ a b “きびドームの会場情報”. イープラス. 2023年10月6日閲覧。
- ^ a b c 岩橋和廣 (2015年6月27日). “有田の四季歌い込む”. 朝日新聞. 2023年10月7日閲覧。
- ^ a b c “きびドーム”. ファーマーズマーケットどんどんひろば. 農事組合法人吉備農産物販売 (2017年1月28日). 2023年10月6日閲覧。
- ^ a b c “きびドーム(農村センター+文化ホール)”. 福井大学. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “有田川町指定緊急避難場所及び避難所”. 有田川町. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “EVENT”. ARIDAGAWA 2040. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “和歌山・有田川町で地方創生フォーラム 米・ポートランドの成功に着目”. 和歌山経済新聞 (2015年7月22日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ “ABOBA四重奏団 第5回 きびドームコンサート”. Webleaf. 特定非営利活動法人Webleaf. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “和歌山情報サイト - ぐるわか”. ぐるわか事務局. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “令和6年度入学 和歌山県立中学校学校説明会の開催について”. 和歌山県教育委員会. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “中学校 入試説明会”. 開智中学校・高等学校. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “高等学校生徒募集要領”. 和歌山信愛中学校・高等学校. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “動物愛護フェスティバルin有田川”. 和歌山県獣医師会. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “ねこにみかん -作品情報・映画レビュー-”. キネマ旬報WEB. キネマ旬報社. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “和歌山県町村会”. 和歌山県町村会. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “沿革”. 和歌山県立たちばな支援学校. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “平成30年度 第2回 医療と介護連携研修会〜未来を拓く君たちへ〜”. 有田医師会在宅医療サポートセンター (2019年3月9日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ “インフォメーション・イベント情報(2020年)”. 有田川漁業協同組合. 2023年10月7日閲覧。
- ^ “「〜無限の可能性に魅かれて〜」県文化表彰受賞記念講演”. 和歌山放送 (2022年7月9日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ 三洋住宅 ORINAS GROUP (2023年1月27日). “和歌山県きびドームにて 2/12(日)『めざせ!西日本一の芋煮会』を開催いたします”. PR TIMES. 2023年10月6日閲覧。
- ^ 佐原光治 (2021年11月). “有田川町 吉備庁舎”. 会報誌きのくにR3年11月号. 和歌山県建築士会. 2023年10月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- きびドームの利用について - 有田川町
- 吉備町役場/きびドーム - 黒川紀章建築都市設計事務所
- きびドーム文化ホール - Facebook