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こしいぶき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こしいぶき
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 ひとめぼれ×どまんなか
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 こしいぶき
開発 新潟県農業総合研究所
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こしいぶきは、日本イネの品種名および銘柄名である。新潟県早生品種。

概要

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名称は「越後(こし)の新しい息吹(いぶき)」の意味で県民投票の結果、新潟県知事平山征夫が命名。「コシヒカリ」の血統を受け継ぎつつ、新鮮で活力に満ちた21世紀の米をイメージしている[1]

「コシヒカリ」の孫で、高品質・良食味特性を持つ優良7系統を育成し、10日ほど刈り取りが早く成熟期は早生の晩。稈長が10cmほど低いことで、耐倒伏性がやや強い。平成28年産米の新潟県内での作付割合は、「コシヒカリ」に次ぐ20%弱で、全国でも11位となっている[1]

  • 交配系譜[2]
コシヒカリ
 
初星
 
イブキワセ
 
庄内29号
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ひとめぼれ
 
 
 
 
 
 
どまんなか
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こしいぶき

経過

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  • 1993年(平成5年)- 早生品種として、新潟県農業総合研究所で育種プロジェクトチームを結成。
  • 1999年(平成11年)- 「新潟県奨励品種選定委員会」で奨励品種に選定(新潟56号)。
  • 2000年(平成12年)- 「こしいぶき」命名[3]。試験販売を開始。
  • 2001年(平成13年)- 本格的に生産・販売を開始。

脚注

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  1. ^ a b 日本食糧新聞社 編 2018, p. 68.
  2. ^ 水稲早生品種「こしいぶき」について”. 新潟県農林水産部 農産園芸課. 2020年10月10日閲覧。
  3. ^ 夢の早生新品種開発物語「こしいぶき」誕生」(PDF)『新潟県民だより』平成13年特別編集号 新潟県政の紹介、新潟県、2001年、17頁。 

参考文献

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  • 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666 

関連項目

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外部リンク

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