こだまともこ
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こだま ともこ(小玉 知子、1942年2月17日 - )は、日本の翻訳家、児童文学作家。
東京生まれ。旧姓は相磯。1964年早稲田大学文学部英文科卒業後、文化出版局に勤務。1967年退社し、翻訳家となる。2008年日本国際児童図書評議会賞受賞[1]。英米児童文学の翻訳のほか、自身で創作もおこなう。
著書
[編集]- 『おばあさんのじてんしゃ』(水野二郎絵、ひさかたチャイルド) 1983
- 『3じのおちゃにきてください』(中野博隆絵、福音館書店、こどものとも絵本) 2011
- 『まいごのまめのつる』(織茂恭子絵、福音館書店) 2011
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『うさぎさんてつだってほしいの』(シャーロット・ゾロトウ文、モーリス・センダック絵、冨山房) 1974
- 『きみなんかだいきらいさ』(ジャニス・メイ・アドリー文、モーリス・センダック絵、冨山房) 1975
- 『バーバ・ヤガー』(アーネスト・スモール文、ブレア・レント画、冨山房) 1975
- 『シャーロットとしろいうま』(ルース・クラウス文、モーリス・センダック絵、冨山房) 1978
- 『みどりいろのバス』(ジョン・シャロン、ほるぷ出版) 1979
- 『ものいう馬』(ウィリー・ポガニー,ヴラディミール・タマリ絵、ほるぷ出版、世界むかし話5 (中近東)) 1979
- 『ジャックとまめの木』(ジョゼフ・ジェイコブズ、講談社、世界のメルヘン、イギリス童話1) 1980
- 『大草原の小さな家の料理の本 ローラ・インガルス一家の物語から』(バーバラ・M・ウォーカー文、ガース・ウィリアムズ絵、本間千枝子共訳、文化出版局) 1980
- 「小さな家」シリーズ(ローラ・インガルス・ワイルダー、渡辺南都子共訳、かみやしん絵、講談社青い鳥文庫) 1982、のち講談社文庫
- 『よくばりくつや』(トニー・ロス、文化出版局) 1982
- 『闇の城』(タニス・リー、ハヤカワ文庫FT) 1983
- 『クリスマス・キャロル クリスマスのゆうれいの話』(チャールズ・ディケンズ、司修絵、講談社青い鳥文庫) 1984
- 『ライオンのジョニーかぜをひく』(イーディス・T・ハード作、クレメント・ハード絵、佑学社) 1984
- 『ライオンのジョニーひとりでおるすばん』(イーディス・T・ハード作、クレメント・ハード絵、佑学社)1984
- 『きょうりゅうくんはするよ・しないよ』(シド・ホフ、文化出版局) 1985
- 『くまくんあそぶのだいすき』(ハリエット・ツィーフェルト文、アーノルド・ローベル絵、文化出版局) 1987
- 『くまくんなにをきるのかな』(ハリエット・ツィーフェルト文、アーノルド・ローベル絵、文化出版局)1987
- 『くまくんのあさはおおいそがし』(ハリエット・ツィーフェルト文、アーノルド・ローベル絵、文化出版局)1987
- 『くまくんのかいもの』(ハリエット・ツィーフェルト文、アーノルド・ローベル絵、文化出版局)1987
- 『まよなかにきたライオン』(パメラ・アレン、三起商行、ミキハウスの絵本) 1988
- 『これ、あたしの犬よ!』(ジーン=リトル、新野めぐみ絵、講談社) 1990
- 『キャラメル色のドラゴン』(ジーン=リトル、草間俊行絵、講談社) 1991
- 『ロックリバー物語2 オビーとさらわれた子』(マーティン・ウォデール作、エルシー・レノックス絵、講談社) 1992
- 『小さな家のローラ ローラ=インガルス=ワイルダー物語』(メガン・スタイン作、マーシィ・ダン・ラムジー絵、講談社青い鳥文庫) 1993
- 『なかよくしたら?』(カレン・バーバー、冨山房) 1993
- 『モグラのイーニーがみつけたもの』(ジェーン・ヨーレン文、キャスリン・ブラウン絵、冨山房) 1993
- 『サンザシの木の下に』(マリータ・コンロン=マケーナ、中村悦子絵、講談社) 1994
- 『3びきのかわいいオオカミ』(ユージーン・トリビザス文、ヘレン・オクセンバリー絵、冨山房) 1994
- 『シャチのくる日』(シェリル・マクファーレン文、ロン・ライトバーン絵、文化出版局) 1994
- 『もうおふろにはいるじかん?』(マリリン・ジャノビッツ、冨山房) 1994
- 「新大草原の小さな家」(ロジャー・リー・マクブライド、渡辺南都子共訳、講談社)
- 2)『オウザークの小さな農場』 1995
- 4)『丘のむこうの小さな町へ』 1996
- 6)『ロッキーリッジの新しい夜明け』 1998
- 『わたしのだいすきなどうぶつは…』(フローラ・マクダネル、冨山房) 1995
- 『わたしのだいすきなふねは…』(フローラ・マクダネル、冨山房) 1995
- 「メニム一家の物語」(シルヴィア・ウォー、佐竹美保絵、講談社)
- 1)『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷 メニム一家の物語』 1995
- 2)『荒野のコーマス屋敷 メニム一家の物語 ザ・メニムズ2』 1996
- 3)『屋敷の中のとらわれびと メニム一家の物語 ザ・メニムズ 3』 1996
- 4)『北岸通りの骨董屋 メニム一家の物語 ザ・メニムズ 4』 1997
- 5)『丘の上の牧師館 メニム一家の物語 ザ・メニムズ 5』 1997
- 『草原のサラ』(パトリシア・マクラクラン、中村悦子絵、徳間書店) 1996
- 『屋根裏部屋のエンジェルさん』(ダイアナ・ヘンドリー、徳間書店) 1997
- 『妹になるんだワン!』(スーザン・E・ヒントン、高橋由為子絵、徳間書店) 1998
- 『はがぬけたらどうするの? せかいのこどもたちのはなし』(セルビー・ビーラー文、ブライアン・カラス絵、石川烈監修、フレーベル館) 1999
- 『レモネードを作ろう』(ヴァージニア・ユウワー・ウルフ、徳間書店) 1999
- 『シュトルーデルを焼きながら』(ジョアン・ロックリン、井江栄絵、偕成社) 2000
- 『いつもお兄ちゃんがいた』(アラン・アルバーグ、講談社) 2001
- 『キスなんかしないよ!』(フィリス・ルート文、ウィル・ヒレンブランド絵、徳間書店) 2001
- 『子どもの本の歴史 写真とイラストでたどる』(ピーター・ハント編、さくまゆみこ,福本友美子共訳、柏書房) 2001
- 『トムのほんとうのうち』(ジョーン・リンガード、田口智子絵、徳間書店) 2001
- 『ライディング・フリーダム 嵐の中をかけぬけて』(パム・M・ライアン、藤田新策絵、ポプラ社) 2001
- 『おばあちゃんはハーレーにのって』(ニーナ・ボーデン、偕成社) 2002
- 『ベンジャミンのたからもの』(ガース・ウイリアムズ、あすなろ書房) 2002
- 『あわれなエディの大災難』(フィリップ・アーダー作、デイヴィッド・ロバーツ絵、あすなろ書房) 2003
- 『その猫がきた日から』(アラン・アルバーグ、講談社) 2003
- 『みんなで話そう、本のこと 子どもの読書を変える新しい試み』(エイダン・チェインバーズ、柏書房) 2003
- 『読む力を育てる マーガレット・ミークの読書教育論』(マーガレット・ミーク、柏書房、シリーズ<子どもと本>) 2003
- 『3びきのかわいいオオカミ』(ユージーン・トリビザス文、ヘレン・オクセンバリー絵、大日本絵画) 2005
- 『つる サダコの願い』(エリナー・コア文、エド・ヤング絵、日本図書センター、世界子ども平和図書館) 2005
- 『アル・カポネによろしく』(ジェニファ・チョールデンコウ、あすなろ書房) 2006
- 『ピーター・パン イン スカーレット』(ジェラルディン・マコックラン、小学館) 2006
- 『月あかりのおはなし集』・正続(アリソン・アトリー、いたやさとし絵、小学館) 2007 - 2008
- 『テンサイちゃんとロボママ』(サイモン・ジェームズ、小学館) 2007
- 『マチルダばあやといたずらきょうだい』(クリスティアナ・ブランド、あすなろ書房) 2007
- 『マチルダばあや、ロンドンへ行く』(クリスティアナ・ブランド作、エドワード・アーディゾーニ絵、あすなろ書房) 2008
- 『クリスマスの人形たち』(ジョージー・アダムズ文、カーチャ・ミハイロフスカヤ絵、徳間書店) 2008
- 「ダイドーの冒険」(ジョーン・エイキン、冨山房)
- 『ウィロビー・チェースのオオカミ』 2008
- 『ダイドーと父ちゃん』 2008
- 『少女イス地下の国へ』 2010
- 『バタシー城の悪者たち』 2011
- 『コールド・ショルダー通りのなぞ』 2012
- 『ナンタケットの夜鳥』 2016
- 『賞をとった子どもの本 70の賞とその歴史』(ルース・アレン監訳、熊谷淳子,本間裕子訳、玉川大学出版部) 2009
- 『トゥルー・ビリーヴァー』(ヴァージニア・ユウワー・ウルフ、小学館) 2009
- 『ビーバー族のしるし』(エリザベス・ジョージ・スピア、あすなろ書房) 2009
- 『ふくろのなかにはなにがある?』(ポール・ガルドン再話・絵、ほるぷ出版) 2009
- 『一組のドラゴンとまほうの山!』(ジューン・カウンスル、いたやさとし絵、日本標準) 2010
- 「XX(ダブルエックス)・ホームズの探偵ノート」(トレーシー・バレット、十々夜絵、フレーベル館) 2010 - 2012
- 1)『名画「すみれ色の少女」の謎』
- 2)『ブラックスロープの怪物』
- 3)『消えたエジプトの魔よけ』
- 4)『いなくなったプリンセス』
- 「チキチキバンバン」全3巻(イアン・フレミング作、ジョン・バーニンガム絵、あすなろ書房) 2010
- 1)『チキチキバンバンはまほうの車』
- 2)『海辺の大ぼうけん』
- 3)『ギャングなんかこわくない』
- 『ティムール国のゾウ使い』(ジェラルディン・マコックラン、小学館) 2010
- 『ドラゴンが教室にやってきた!』(ジューン・カウンスル、いたやさとし絵、日本標準) 2010
- 『ドラゴンとみんなの新学期!』(ジューン・カウンスル、いたやさとし絵、日本標準) 2010
- 『プーさんの森にかえる A・A・ミルンとE・H・シェパードの物語より』(デイヴィッド・ベネディクタス文、マーク・バージェス絵、小学館) 2010
- 『犬のことばが聞こえたら』(パトリシア・マクラクラン、大庭賢哉絵、徳間書店) 2012
- 『天才ジョニーの秘密』(エレナー・アップデール、評論社) 2012
- 『ふしぎな八つのおとぎばなし』(ジョーン・エイキン文、クェンティン・ブレイク絵、冨山房) 2012
- 「最古の魔術書」(ジョン・スティーブンス、あすなろ書房)
- 2)『ファイアー・クロニクル』 2013
- 3)『ブラック・レコニング』 2015
- 『わたしたちのてんごくバス』(ボブ・グレアム、さ・え・ら書房) 2013
- 『あたし、メラハファがほしいな さばくのくにモーリタニアのおはなし』(ケリー・クネイン文、ホダー・ハッダーディ絵、光村教育図書) 2014
- 『さよならのドライブ』(ロディ・ドイル、こがしわかおり絵、フレーベル館) 2014
- 「アーチー・グリーンと魔法図書館」(D・D・エヴェレスト、あすなろ書房)
- 1)『アーチー・グリーンと魔法図書館の謎』 2015
- 2)『アーチー・グリーンと錬金術師の呪い』 2017
- 『スモーキー山脈からの手紙』(バーバラ・オコーナー、評論社) 2015
- 『町にながれるガブリエラのうた』(キャンデス・フレミング作、ジゼル・ポター絵、さ・え・ら書房) 2015
- 『ラブリーオールドライオン おじいちゃん、わすれないよ』(ジュリア・ジャーマン作、スーザン・バーレイ絵、フレーベル館) 2015
- 『ワニくんとパーティーにいったんだ』(ジュディス・カー作・絵、徳間書店) 2015
- 『サリバン先生とヘレン ふたりの奇跡の4か月』(デボラ・ホプキンソン文、ラウル・コローン絵、光村教育図書) 2016
- 『月は、ぼくの友だち』(ナタリー・バビット、評論社) 2016
- 『ぼくが消えないうちに』(A.F.ハロルド作、エミリー・グラヴェット絵、ポプラ社) 2016
- 『なかないで、アーサー てんごくにいったいぬのおはなし』(エマ・チチェスター・クラーク作・絵、徳間書店) 2017
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
関連項目
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