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さがびより

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さがびより
収穫前のさがびより
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 天使の詩×あいちのかおりSBL
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 さがびより
開発 佐賀県農業試験研究センター
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さがびよりは、佐賀県が開発したイネの品種[1]。地方番号は佐賀37号[1]

概要

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米の食味ランキングでは「特A」評価を2010年(平成22年)産から連続で得ている佐賀県を代表するの品種である[2]

歴史

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佐賀県農業試験研究センターが「天使の詩」(佐賀27号)と「あいちのかおりSBL」(愛知100号)を交配させ、2009年(平成21年)から本格栽培が始まり2011年に品種登録された[1][3][4]

特徴

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つや、甘味と香りがよい。米粒が大きいため、しっかりとした食感があるとされる[5][6]。また、時間がたってもおいしい品種であるとされる[6]

  • 普通期栽培の中生品種
  • 耐倒伏性に優れている

交配

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  • 天使の詩 x あいちのかおりSBL[3]

作付面積

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  • 2021年の佐賀県における作付面積の27%を占めてトップである[2]
  • 2024年の佐賀県における作付面積は約6693ヘクタールで、この数値は佐賀県内水稲の約3割を占めており、トップである[7]

米の食味ランキング

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  • 日本穀物検定協会による米の食味ランキングにおける佐賀県産さがびよりの評価
    • 2010年(平成22年)産〜2023年産(令和5年) - 「特A」[8]

脚注

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  1. ^ a b c 佐賀37号 さがびより”. イネ品種データベース検索システム. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター. 2023年6月24日閲覧。
  2. ^ a b さがびより収穫本格化 好天に恵まれ生育「上々」」『佐賀新聞』2023年6月1日。2023年6月1日閲覧。
  3. ^ a b さがびより”. 佐賀米マーケティング協議会. 2023年6月1日閲覧。
  4. ^ 農業試験研究センターで育成した品種”. 佐賀県 (2021年12月28日). 2023年6月1日閲覧。
  5. ^ さがびよりはお米ランキングで最高位特Aランクになった佐賀の品種です”. 京都の米屋・独断と偏見のお米Q&A (2018年12月8日). 2023年6月1日閲覧。
  6. ^ a b さがびより”. JAグループ. 2023年6月1日閲覧。
  7. ^ 小野靖久「さがびより収穫始まる 秋晴れさわやか青空 初出荷は11月初めごろ」『佐賀新聞』2024年10月13日。2024年10月18日閲覧。
  8. ^ (参考) 平成元年産からの特Aランク一覧表” (PDF). 一般社団法人日本穀物検定協会. 2023年6月1日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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