さがみゆき
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さが みゆき(さが みゆき、本名:古川よし子、1940年9月21日 - )は、日本の漫画家。京都府京都市伏見区出身。
来歴
[編集]祇園の芸者の娘として生まれる。美容師をしながら漫画家を目指し、1962年、金園社から短編集『すみれ』で貸本漫画家としてデビュー。その後上京し、池川伸治の太陽プロに参加。後に池川と結婚するが、池川の宗教への傾倒・暴力などが原因で離婚。1967年からはひばり書房でホラー漫画を中心に活動、後年にはレディースコミックも執筆した。
ペンネームの由来について『さが』は京都の嵯峨野から、『みゆき』は初恋の人の母親の名前だと語っている[1]。続けて表記されることが多かったので、「さが みゆきさんですか。さがみ ゆきさんですか」という愛読者の質問に後書きで答えることもあった。
レディースコミック漫画家の英みちこは長女。
作品リスト(出版社別)
[編集]ひばり書房
[編集]- 狂った子猫
- 伝説の里
- 鏡のない部屋
- 奇妙な牝猫
- 魔女が踊るとき
- 死霊少女の瞳
- ふりむいた恐怖
- ほくそ笑む少女
- みんな死んでいた
- 悪魔への祈り
- お墓に手首と指3本
- 猫は誰も殺さない
- 悪女の血が凍る
- 神秘の扉が開くとき
- 呪いの星があざ笑う
- あなたも悪魔になれる
- 声がする!!血の中から!
- 千人目の石仏
- 呪われた花嫁
- お七の三つ首
- 奇女を銀の皿へ
- 青白いふたりの愛
- おしゃべりな死人の恋
- はとの目に妖女の瞳
- 仮面に釘をうて
- 四谷怪談
- スパイク123
- 怪談ぼたん灯篭
- 怪談かさねが淵(蛇になった女の怨み)
- 蛇塚の死霊娘(蛇女の呪い沼)
- 怪談奇理子の墓(夜歩く吸血少女)
- 鏡の中に死顔が
- 鬼火の棲む家(呪われたふたつ顔)
- 美少女とカラス(血まみれカラスの呪い)
- 怪談黒髪の呪い
- 墓を掘る少女
- 怪談恋人形
- ミイラ狂女(血に炎える死美人)
- 吸血少女カーミラ(ゆうれい館の花嫁の血)
- 怪談お七狂乱
- 恐怖の人形寺(生血が欲しい妖怪人形)
- 骨よせの死女(血みどろの怨み)
- 怪談ふたり岩さま(私は幽霊になる)
- 魔女を切り裂け(血まみれ館の首)
- 人喰い屋敷(ミイラの叫び人喰い屋敷)
- 怪談雨月物語(恨み女の呪いぐし)
- 誓いのテレパシー(私を墓に埋めないで!)
- 血まみれ人形
- 口裂け女とお墓に手首
- はつ恋地獄変(呪わしき友情)
- あざ笑う恐怖
立風書房
[編集]- 血の悪夢 -未単行本化(『MACO-魔子-』創刊号掲載)
秋田書店
[編集]- 墓場のいけにえ
- ささやく死霊人形
講談社
[編集]- 死霊餓鬼の館
フランス書院
[編集]フランス書院コミック文庫より発売。
- 7104 若奥様のひみつ
アシスタント
[編集]脚注
[編集]- ^ ミリオンムック53「COMIC GON! - コミック・ゴン - 第4号」ミリオン出版, 1999年3月1日発行
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 漫画家アシスタント物語番外編(レトロマガジン)-さがみゆきのアシスタントを務めたイエス小池が自身のアシスタント時代のさがみゆきとの思い出を掲載。