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そうか病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そうか病(そうかびょう:瘡痂病)は子嚢菌細菌などの感染によって起こる複数種の植物病害の便宜的な総称。瘡は「かさ・きず」、痂は「かさぶた」と訓み、瘡痂もかさぶたの意で、いずれの病気も罹病部にかさぶた状の病斑を生じることに由来する。柑橘類ジャガイモ等の重要な病害名として知られるが、柑橘類のそうか病は子嚢菌菌類)、ジャガイモそうか病は放線菌(細菌)、同じくジャガイモの粉状そうか病(ふんじょう - )はネコブカビ類原生生物)によるもので、それぞれに病原が異なる全く別の病害である[1]

種類

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Elsinoaceae 科の子嚢菌 によるもの
ストレプトマイセス属Streptomyces spp.)の放線菌細菌)によるもの[1]
原生生物 であるネコブカビ類によるもの
  • ジャガイモの粉状そうか病 … 病原体: Spongospora subterranea [1]

予防・防除

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薬剤による植え付け前の土壌処理や、作物への薬剤散布などによるが、対象によって使用薬剤の種類や対処法が異なる。

出典

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  1. ^ a b c 独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構(編) 『最新農業技術事典』 社団法人 農山漁村文化協会. 2007年10月10日(第3刷)ISBN 9784540051630
  2. ^ 日本植物病名データバンク(外部リンク)

外部リンク

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