たまコロ
表示
たまコロは、北海道の北見市及び隣接する地域の特産・タマネギを材料にしたコロッケ。
北見市では、スーパーの総菜コーナーなどにも陳列されている[1]ほか、ビールのお供としても人気があり[2]、学校給食[2]や家庭科調理実習のメニュー[2]、ふるさと納税の返礼品[3]にも採用されるなど、家庭の味として親しまれている[1]。
名称
[編集]特徴・味
[編集]材料は、たまねぎ、マヨネーズ、ツナを基本とする[4]。コロッケの具材として定番のじゃがいもやクリームは使用せず、具材の約7割がたまねぎで構成される[2]。クリーミーな具とサクサクの衣が特徴であり、たまねぎ嫌いの子供でも食べられることがある[1]。NHKアナウンサーの芳川隆一によれば、ホクホクしていて美味しく、ほんのりと甘い[2]。
歴史
[編集]- 北見市のたまねぎ加工食品メーカーであるグリーンズ北見が考案した[5]。
- 2016年10月、全国コロッケフェスティバルで優勝した[1][5]。この優勝がきっかけとなり、たまコロブームに火が付いた[1]。
- 2019年9月、全国コロッケフェスティバルで再び優勝[6]。この年、毎日新聞で北見市のソウルフードとして紹介された[1]。また、NHKのほっとニュース北海道ではアナウンサーの芳川隆一がたまコロを取材し、北見の味として伝えた[2]。
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d e f “ソウルフード「たまコロ」全国優勝でブーム着火 北海道・北見発”. 毎日新聞 (2019年8月10日). 2021年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “北見で人気「たまコロ」”. NHK札幌放送局. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “たまコロ詰め合わせ”. 北海道北見市ふるさと納税[ふるさとチョイス]. 2021年5月3日閲覧。
- ^ a b “たまコロ”. グリーンズ北見. 2021年5月3日閲覧。
- ^ a b “北見の玉ねぎを使った「たまコロ」が日本一になりました!”. JAきたみらい (2016年10月4日). 2021年5月3日閲覧。
- ^ “コロッケフェス 優勝は北海道「たまコロ」、2位は土浦「飯村牛」”. 毎日新聞 (2019年9月23日). 2021年5月3日閲覧。