となりの801ちゃん〜腐女子的高校生活〜
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『となりの801ちゃん〜腐女子的♥高校生活〜』(となりのやおいちゃん ふじょしてきこうこうせいかつ)は、原案:小島アジコ、作画:仁による日本の漫画作品。『別冊フレンド』(講談社) にて2008年3月号から2009年3月号まで連載された。単行本は全3巻。
小島の『となりの801ちゃん』をコミカライズしたものではあるが、話の関連性はなく、801ちゃんのキャラクターが共通するのみのスピンオフ作品となっている。
あらすじ
[編集]ヲタク道を突き進む、腐女子中学生星野れい。三次元に興味を持っていなかったが、とある雨の日に出会った高校生赤井彗に一目惚れ。同じ高校に行ってその想いを伝えるべく、幼馴染の神湯正太郎を巻き込んでの受験勉強、そして可愛くなるためのダイエットを敢行する。努力の甲斐が実り、見事志望校に合格したが、腹黒女子高生黒月ルナにより、学校生活が波乱に満ちたものになっていく。
登場人物
[編集]- 星野 れい(ほしの れい)
- 主人公。彗に憧れ慈温学園に入学する。極度のおたくで腐女子な女の子。趣味の範囲は広く、ガンダムから少年向けライトノベル、世代的に普通知らない昔のアニメまでカバーしている。高校1年時で、すでに同人歴3年のつわもの。努力によって学校で評判になるほどの、擬態を手に入れた。
- 赤井 彗(あかい すい)
- 主人公の想い人。れいが変身するきっかけを作った。学校に多くのファンを持つ美形だが、数多の不可解な趣味を持つ。極めて特殊な審美眼を持ち、また重度の味音痴である。
- 神湯 正太郎(かみゆ しょうたろう)
- 主人公の幼馴染兼、めがね要員。幼馴染がれいだったせいか、行動・思考ともに一般人だが、れいのネタに的確に突っ込みを入れられるほどオタク知識は豊富。また、れいの面倒を見つつも、難関校と名高い慈恩学園に入学したことから、秀才であると推測される。ルナの正体を知る唯一の人物である。
- 黒月 ルナ(くろつき ルナ)
- 自称、主人公のライバル。美少女でアホ毛持ち、さらに腹黒。自分自身をすべての男を統べる者と豪語する自信家でもある。今まで数々の男を手玉に取って来たが、彗は落とせていない。れいに様々な嫌がらせをするものの、れいの鈍さによって悲惨な目に遭っている。
- 人生の先輩
- 星野れいの腐女子世界における先輩。本名、年齢ともに不明。男が男を好きになる催眠術を習得していたり、奈良カッターを持っていたりする。同人のネタにするために、色んなものを集めているようだ。
単行本
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 別冊フレンド「となりの801ちゃん ~腐女子的 高校生活~」ページ
- ふれ ふれッ!(別冊フレンドの半公認ブログ。本作作画の仁による4コマ漫画も掲載)