とびっこ (イトメン)
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とびっこは、兵庫県たつの市の製麺会社であるイトメンの2013年までのマスコットキャラクター。たつの市は童謡「赤とんぼ」の作詞家三木露風の出身地でもある事から、赤とんぼのアキアカネをモデルとしている。
概要
[編集]初代は1963年生まれであり、40年以上もイトメンから発売されている商品のパッケージにプリントされ続けてきた。性別は不明とされているが、口のデザインから女性(女の子)という説が有力なようである。大きな目と口元のホクロが特徴であったが、トンボの羽がわかりにくいこともあり、しばしばハエと間違われた[1]。
後継キャラクターとの関係
[編集]2013年に一般・プロを問わず広く新キャラクターのデザインを募集した。条件は初代とびっこの特徴を引き継ぐことであった。1574通の応募から選ばれた作品は、大きな目や口元のホクロは引き継ぎつつも、トンボの羽がわかりやすく、女の子らしい睫毛があり、ワンピースのスカートを着用しているなど、より親しみやすいデザインとなっている。ハエと間違われることもなくなった。新キャラクターの名称は「アカネちゃん」[2][3]。会社側が決定した名称でアキアカネに因んでいるが、デザイン者の名前も「あかね」と発音することも愛称決定の一因である。ただし、2代目の決定以降も初代は使われ続けており、商品等にも初代・2代目が併用されている。
脚注
[編集]- ^ 社長のハゲすら話題に! 世界で2番目に即席袋めんを開発した会社の“残念”な挑戦
- ^ “「同情するなら食べてくれ!」 イトメン“自虐”PRの裏に秘める戦略とは”. 神戸新聞NEXT (2020年3月25日). 2020年3月29日閲覧。
- ^ “登場人物”. イトメンホームページ. 2020年3月29日閲覧。