コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

とりのなん子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とりの なん子(とりの なんこ、9月24日[1] - )は、日本漫画家[1]女性[1]

略歴

[編集]

岩手県出身[1]盛岡市在住。デビュー時(2005年)30代独身。同人誌制作、少女漫画家のアシスタントなどを経てOL生活をしていたが、2004年10月、退職を視野に漫画投稿を決意。一番しめきりが近かった(11月末日)『モーニング』誌上で公募されていた講談社モーニング編集部主催の漫画新人賞「第17回MANGA OPEN大賞」へ4コマ漫画「とりぱん」を応募したところ、かわぐちかいじさだやす圭両審査員に絶賛され、大賞を受賞[2]。退職してから1年間くらい投稿生活をして漫画家デビューをめざす予定だったが、投稿1作目での受賞で、翌年4月の『モーニング』2005年21号より連載が開始となった[3]

人物

[編集]

メディアには顔出ししていないが、漫画家のさかもと未明とは友人で、さかもとのブログに顔写真が掲載されている。また、さかもととの旅行記を課長島耕作のパロディ『トリ締役・鳥工作』としてモーニングに発表している[4](『とりぱん』第13巻収録)。また同業者のツジトモとも親交がある[5]。『とりぱん』では他にも青木幸子伊藤静和央明嶋木あこヒガアロハとの旅行記を掲載している。

小学館アウトドア情報誌『BE-PAL』の取材記事は写真つきであったが、顔の部分だけは本人作画による似顔絵であった。

本記事の内容について、本人は「私のウィキペディアも、見せてもらったらウソだらけだし」と語っている(『とりぱん』・『モーニング』2010年No.34掲載分のハシラコメントより)。

作品リスト

[編集]
  • とりぱん(2005年 - 、『モーニング』連載)
  • 学研キッズネット・いわて妖怪天国(イラスト提供)
  • かもしか温泉(2011年、『コミックいわて』掲載)
  • 黒白(こくびゃく)(2015年 - 2016年、『イブニング』連載、単行本:上・下巻刊行)
  • 星の翅(『We are 宇宙兄弟』Vol. 02-07連載・全6話)
  • 空日屋(うつろひや)(2019年23号 - 2021年12号、『漫画アクション』連載)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d とりのなん子”. モーニング公式サイト. 2022年1月3日閲覧。
  2. ^ 『とりぱん』第1巻「とりぱん夜明け前」より。
  3. ^ 「未来の巨匠発見!? 野鳥観察マンガ家」”. air BE-PAL. 2006年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月15日閲覧。
  4. ^ トリ締役 鳥工作”. オフィシャルブログ さかもと未明の和みカフェ? (2012年2月6日). 2021年10月15日閲覧。
  5. ^ 『モーニング』2017年43号より。

外部リンク

[編集]