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どっちーも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

どっちーもは、京王電鉄が発売する二区間定期券である[1]

概要

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京王電鉄は利用客のライフスタイルに合わせて、新宿駅新線新宿駅までの定期券で渋谷駅、または渋谷駅までの定期券で新宿駅・新線新宿駅での乗り降りができる定期券を2014年9月1日に発売開始した[1][2][3]。愛称は「みんなで選ぼう!愛称決定戦」と題して2014年5月から6月にかけて、5つの愛称候補「プラスoneパス」、「どっちーも」、「デュアルパス」、「よりみち定期券」、「2WAYパス」投票が行われた結果[4][5]、総数2637票のうち最多得票の「どっちーも」が選ばれた[6][2]。「どっちーも」とは、新宿駅と渋谷駅のどちらも使える便利さを、楽しく、親しみやすい単語で表現したものである[6]

どっちーも

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明大前以西の各駅(明大前 - 吉祥寺を含む)から新宿駅・新線新宿駅及び渋谷駅を対象にしたものである[6]。発売金額は、通勤定期券を対象に1箇月の場合プラス1,020円で、発売区間は以下の通りである。

  • 明大前以西の各駅 - 新宿・新線新宿 + 渋谷(東松原 - 神泉での途中下車不可)
  • 明大前以西の各駅 - 渋谷 + 新宿・新線新宿(代田橋 - 初台での途中下車不可)

多摩版どっちーも

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2018年6月1日からは、調布以東の各駅(井の頭線全線を含む)から聖蹟桜ヶ丘駅及び京王多摩センター駅京王永山駅を対象とした「多摩版」が追加された[7]。発売金額は、通勤定期券を対象に1箇月の場合プラス1,020円で、発売区間は以下の通りである。

  • 調布以東の各駅 - 聖蹟桜ヶ丘 + 京王永山(京王多摩川 - 若葉台での途中下車不可)
  • 調布以東の各駅 - 聖蹟桜ヶ丘 + 京王多摩センター(京王多摩川 - 京王永山での途中下車不可)
  • 調布以東の各駅 - 京王永山 + 聖蹟桜ヶ丘(西調布 - 中河原での途中下車不可)
  • 調布以東の各駅 - 京王多摩センター + 聖蹟桜ヶ丘 (西調布 - 中河原での途中下車不可)

ただし、多摩版の「どっちーも」と新宿駅・渋谷駅が乗降可能な「どっちーも」の併用はできない。

脚注

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  1. ^ a b 新宿駅・渋谷駅どちらも利用できる定期券を発売します (PDF) (京王電鉄ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2015年時点の版)。
  2. ^ a b “渋谷・新宿どちらでも乗り降り自由-京王電鉄の新定期券、名称は「どっちーも」に”. シブヤ経済新聞. (2014年7月29日). https://www.shibukei.com/headline/10275/ 
  3. ^ “新宿・渋谷両駅で乗降可能な定期券、京王が発売へ”. レスポンス. (2014年4月24日). https://response.jp/article/2014/04/24/221994.html 
  4. ^ “京王電鉄、9/1発売の新定期券「みんなで選ぼう! 愛称決定戦」投票受付開始”. マイナビニュース. (2014年5月19日). https://news.mynavi.jp/article/20140519-a017/ 
  5. ^ みんなで選ぼう!愛称決定戦』(プレスリリース)京王電鉄、2014年5月15日https://web.archive.org/web/20190506065004/https://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2014/nr140515_shinteiki-aisho.pdf2018年2月24日閲覧 
  6. ^ a b c 「新宿駅・渋谷駅どちらも利用できる定期券」の愛称が「どっちーも」に決定しました』(プレスリリース)京王電鉄、2014年7月7日https://web.archive.org/web/20190506025303/https://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2014/nr140707_aishokettei.pdf2018年2月24日閲覧 (インターネットアーカイブ)
  7. ^ 新たに通勤定期券「どっちーも」の多摩版を発売します!』(プレスリリース)京王電鉄、2018年3月29日https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2017/nr180329_tamadotti-mo.pdf2018年8月19日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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