どんぴしゃり
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どんぴしゃり | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 岩南7号×ふ系179号 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | どんぴしゃり |
開発 | 岩手県農業研究センター |
どんぴしゃりは、イネ(稲)の品種の1つ。2005年(平成17年)に岩手県農業研究センターにて開発された岩手県のオリジナル品種である。主に県中部で栽培されている[1]。
「ひとめぼれ」を父親に持つ「岩南7号」を母親に、「ふ系179号」を父親として交配し「岩手68号」を開発。県民からの名称応募から「どんぴしゃり」と決定した。冷害に悩まされる岩手の栽培環境を踏まえて開発され、耐冷性、耐倒伏性に優れている。また、耐病性も高い[1]。食味は「ひとめぼれ」、「あきたこまち」並と言われていた[2]が、日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」においては、同じ岩手県産の「ひとめぼれ」、「あきたこまち」よりも劣る評価となっている[3]。しかし、多収性で千粒重が大きいという特徴があるため、外食産業向けに使われることが多い[4]。
脚注
[編集]- ^ a b 日本食糧新聞社 編 2018, p. 24.
- ^ http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/bulletin/pdf/houkoku_07-02.pdf
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2016年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月16日閲覧。
- ^ http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34814
参考文献
[編集]- 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666。