ながさき女神大橋道路
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ながさき女神大橋道路(ながさきめがみおおはしどうろ)は、長崎県長崎市にある、一般有料道路として長崎県道路公社が管理する全長約1.9kmの道路である。長崎湾のほぼ中央を横断する[1]。
地域高規格道路〈長崎南環状線〉の一部をなすもので、女神大橋(愛称「ヴィーナスウイング」)が大部分を占める。国道202号と国道499号を長崎市街を通らずにショートカットしており、福田・神の島方面~野母崎・香焼・茂木・長崎道方面の所要時間を大幅に短縮している。また通行料が安いことから(普通車:100円)、交通量も多い。
自転車の通行に関しては、区間により、車道通行可の区間と、車道通行不可の区間(歩道は自転車通行可能)とがある。
概要
[編集]- 起点 : 長崎県長崎市大浜町
- 終点 : 長崎県長崎市戸町
- 全長 : 1.9 km(橋梁部分は1.29 km)
- 規格 : 第3種第2級
- 道路幅員 : 28.0 m
- 車線数 : 2車線、橋梁部のみ4車線
- 車線幅員 : 3.25 m
- 設計速度 : 60 km/h
- 計画交通量 : 3,700台/日[2]
- 総事業費 : 850億円[3]
通行料金
[編集]ETCには対応しない。
- 軽自動車等:100円
- 普通車:100円
- 中型車:100円
- 大型車:150円
- 特大車:300円
- 軽車両等:10円
インターチェンジなど
[編集]沿革
[編集]利用状況(2006年度)
[編集]1日あたりの平均台数は5579台であった。計画交通量の3670台/日を上回っており、黒字路線となっている[4]。
脚注
[編集]- ^ “閉鎖性海域ネット”. 環境省 (2011年4月1日). 2018年6月23日閲覧。
- ^ 新規事業採択時評価結果(国土交通省道路局)
- ^ ながさき女神大橋道路(長崎県道路公社)
- ^ “準高速道も甘い計画 有料10区間、8割が赤字”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2008年3月2日). オリジナルの2008年3月2日時点におけるアーカイブ。