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なのに、千輝くんが甘すぎる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なのに、千輝くんが甘すぎる。
ジャンル 恋愛漫画
漫画
作者 亜南くじら
出版社 講談社
掲載誌 Pink
デザート
レーベル KCデザート
発表号 Pink:2017年7月号 - 2020年12月号
デザート:2021年2月号
発表期間 2017年5月24日 -
巻数 既刊11巻(2024年11月13日現在)
映画
原作 亜南くじら
監督 新城毅彦
脚本 大北はるか
音楽 fox capture plan
制作 松竹撮影所
製作 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
配給 松竹
封切日 2023年3月3日
上映時間 98分
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画映画
ポータル 漫画映画

なのに、千輝くんが甘すぎる。』(なのに ちぎらくんがあますぎる)は、亜南くじらによる日本漫画[講 1]。『デザート』別冊「Pink」(講談社)にて、2017年7月号から2020年12月号まで連載された後、2021年2月号からは『デザート』本誌に移籍して連載中[1]

2023年3月3日に実写映画版が公開された[2]

あらすじ

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登場人物

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千輝慧(ちぎら すい)[注 1]
主人公。陸上部でよくモテるが塩対応。真綾に「片思いごっこ」[注 2]を提案する[2]
如月真綾(きさらぎ まあや)
人生初の告白で振られて落ち込んでいたところを千輝に「片思いごっこ」を提案され、徐々に千輝を好きになる[2]
手塚颯馬(てづか そうま)[注 3]
真綾に密かに思いを寄せる。慧のライバル。
小原知花(おばら ちか)
真綾の親友。
福森(ふくもり)
他校の女子高生。真綾に手塚の連絡先を知りたいと迫ってきた。
山田太郎(やまだ たろう)
真綾が人生で初めて告白する同級生。

書誌情報

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  • 亜南くじら『なのに、千輝くんが甘すぎる。』講談社〈KCデザート〉、既刊11巻(2024年11月13日現在)
    1. 2018年1月12日発売[講 1]ISBN 978-4-06-510787-4
    2. 2019年7月12日発売[講 2]ISBN 978-4-06-516344-3
    3. 2020年3月13日発売[講 3]ISBN 978-4-06-518885-9
    4. 2020年12月11日発売[講 4]ISBN 978-4-06-521779-5
    5. 2021年6月11日発売[講 5]ISBN 978-4-06-523621-5
    6. 2021年12月13日発売[講 6]ISBN 978-4-06-526214-6
    7. 2022年6月13日発売[講 7]ISBN 978-4-06-528197-0
    8. 2023年1月13日発売[講 8]ISBN 978-4-06-530452-5
    9. 2023年8月10日発売[講 9]ISBN 978-4-06-532736-4
    10. 2024年6月13日発売[講 10]ISBN 978-4-06-535884-9
    11. 2024年11月13日発売[講 11]ISBN 978-4-06-537578-5

映画

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なのに、千輝くんが甘すぎる。
監督 新城毅彦
脚本 大北はるか
原作 亜南くじら
製作 田渕みのり
鴨井雄一
製作総指揮 吉田繁暁
出演者 高橋恭平なにわ男子
畑芽育
板垣李光人
莉子
曽田陵介
中島瑠菜
箭内夢菜
鈴木美羽
音楽 fox capture plan
主題歌 なにわ男子「Special Kiss
撮影 小宮山充(J.S.C.
編集 杉本博史
制作会社 松竹撮影所
製作会社 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
配給 松竹
公開 日本の旗 2023年3月3日
上映時間 98分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 10.1億円[3]
テンプレートを表示

2023年3月3日に公開された[2]。監督は新城毅彦、主演は映画初主演の高橋恭平なにわ男子)、ヒロイン役に畑芽育[2]

あらすじ(映画)

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キャスト

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主要人物

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千輝彗(ちぎら すい)[注 4]
演 - 高橋恭平なにわ男子)(幼少期:末永光(ジャニーズJr.[4]
主人公。陸上部のエースで走ることが大好き。学校一のイケメンモテ男子。
人生初の告白に失敗して落ち込む真綾に秘密の「片想いごっこ」を提案する。
如月真綾(きさらぎ まあや)
演 - 畑芽育[5]
ヒロイン。本好きで恋愛は初心者。彗とともに図書委員を務める。
彗は雲の上の人と思っており、ためらいながらも「片思いごっこ」を始める。
手塚颯馬(てづか そうま)
演 - 板垣李光人[6]
真綾に密かに思いを寄せる。彗のライバル。本に詳しい真綾を「図書仙人」と呼ぶ。
小原知花(おばら ちか)
演 - 莉子[7]
真綾のクラスメイトで親友。陸上部員。真綾の恋愛にも親身になる。
山田太郎(やまだ たろう)
演 - 曽田陵介[8]
同級生で園芸部員。真綾の人生初の告白を「無理」と一蹴した上にSNSなどで「ブスに告られた」などと罵る。
花咲美結(はなさき みゆ)
演 - 中島瑠菜[9]
千輝に片思い中のキラキラ女子。学校のマドンナ的存在。
ヒナ
演 - 箭内夢菜[10]
女子高生。千輝ファン。
モモ
演 - 鈴木美羽[11]
女子高生。千輝ファン。

スタッフ

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  • 原作 - 亜南くじら『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(講談社月刊デザート』連載)
  • 監督 - 新城毅彦
  • 脚本 - 大北はるか
  • 音楽 - fox capture plan
  • 主題歌 - なにわ男子「Special Kiss」(ジェイ・ストーム[12]
  • エグゼクティブプロデューサー - 吉田繁暁
  • プロデューサー - 田渕みのり、鴨井雄一
  • 撮影 - 小宮山充(J.S.C.
  • 美術 - Yang仁榮
  • 照明 - 加藤あやこ
  • 録音 - 金杉貴史
  • 編集 - 杉本博史
  • 装飾 - 岩井健志、奥利暁
  • スタイリスト - 矢島世羅
  • ヘアメイク - 千葉友子
  • サウンドエディター - 伊東晃
  • ミュージックエディター - 小西善行
  • 音楽プロデューサー - 高石真美
  • 宣伝プロデューサー - 湯浅正美
  • アシスタントプロデューサー - 細井菜都記
  • スクリプター - 藤島理恵
  • 制作担当 - 木村広志
  • 助監督 - 森裕史
  • プロダクションマネージャー - 小松次郎
  • ラインプロデューサー - 阿部智大
  • 制作プロダクション - 松竹撮影所
  • 制作協力 - 松竹映像センター
  • 企画・配給 - 松竹
  • 製作 - 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会

興行収入

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2023年3月6日に発表された週末興行成績ランキングでは初日から3日間で興収2億5500万円、動員20万7000人をあげ初登場第2位にランクインした[13]。その後の累計興行収入は、2024年1月時点で10.1億円を記録している[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ コミックス5巻にて、当初の予定では下に心がない千輝彗(ちぎらすい)の予定だったが、「ほうき」という意味もある彗を避けるという作者の意向で彗の下に心を書く千輝慧(ちぎらすい)となった。なお、慧の正しい読み方は「けい」あるいは「さとし」。
  2. ^ 条件は「絶対に好きにならないこと」、「周囲にバレないこと」。
  3. ^ 手塚は当初苗字のみだったが、連載開始から約4年後Twitterでの募集の結果、颯馬と決まった。また、応募は、颯真だったが、真綾と字が被るため、作者が、真を馬に変更している。
  4. ^ 原作表記は千輝慧。

出典

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  1. ^ デザート最新号情報”. デザート. 講談社. 2021年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e “高橋恭平主演で「なのに、千輝くんが甘すぎる。」映画化、日本中をキュンキュンさせる”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年8月16日). https://natalie.mu/eiga/news/489621 2022年8月16日閲覧。 
  3. ^ a b 2023年(令和5年)全国映画概況” (pdf). 一般社団法人 日本映画製作者連盟 公式サイト. 日本映画製作者連盟 (2024年1月30日). 2024年2月2日閲覧。
  4. ^ ジャニーズJr.末永光、高橋恭平“千輝くん”の幼少期演じる 本人とも対面「あまりの格好良さに緊張しまいました」”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年1月20日). 2023年1月20日閲覧。
  5. ^ 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」ヒロイン・畑芽育、美しい晴れ着姿公開 飛躍の年を誓う”. modelpress (2023年1月8日). 2023年1月8日閲覧。
  6. ^ 板垣李光人、なにわ男子・高橋恭平のライバル役に起用 『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に出演「青春しながら作品を描けた」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年9月28日). 2022年9月28日閲覧。
  7. ^ 莉子、なにわ男子・高橋恭平主演『なのに、千輝くんが甘すぎる。』出演 畑芽育の親友役に起用”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年10月5日). 2022年10月5日閲覧。
  8. ^ 曽田陵介『なのに、千輝くんが甘すぎる。』出演 畑芽育の初告白相手に、“そたりこ”の共演実現も”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年10月12日). 2022年10月12日閲覧。
  9. ^ 中島瑠菜、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で映画初出演 なにわ男子・高橋恭平に片思いするキラキラ女子に”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年10月31日). 2022年10月31日閲覧。
  10. ^ 箭内夢菜『なのに、千輝くんが甘すぎる。』出演 千輝ファンの女子高生ヒナ役”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年10月19日). 2022年10月19日閲覧。
  11. ^ 鈴木美羽、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』なにわ男子・高橋恭平の“推し活女子”に「劇場でキュンキュンして」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年10月26日). 2022年10月26日閲覧。
  12. ^ なにわ男子、初の映画主題歌 高橋恭平主演『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で“甘い”ラブソング”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年12月15日). 2022年12月15日閲覧。
  13. ^ 国内映画ランキング : 2023年3月3日~2023年3月5日”. 映画.com. 2023年3月6日閲覧。

講談社コミックプラス

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以下の出典は講談社コミックプラス(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ a b 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (1)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月16日閲覧。
  2. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (2)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月16日閲覧。
  3. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (3)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月16日閲覧。
  4. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (4)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月17日閲覧。
  5. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (5)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月17日閲覧。
  6. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (6)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月17日閲覧。
  7. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (7)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月17日閲覧。
  8. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (8)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年1月13日閲覧。
  9. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (9)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年8月11日閲覧。
  10. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (10)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年6月14日閲覧。
  11. ^ 『なのに、千輝くんが甘すぎる。 (11)』(亜南 くじら)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年11月13日閲覧。

外部リンク

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