のんた丸孝
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のんた丸 孝(のんたまる たかし)は、日本の漫画家。福島県南相馬市出身[1]。
来歴
[編集]1984年、週刊ヤングジャンプ「明日発ちます」でデビュー。以降、1990年前後にかけて同誌系のレーベルで作品を発表。その後はパチンコ漫画誌を中心に執筆。2016年、『縁距離な夫婦』で、躁うつ病の妻との暮らしと葛藤を告白[2][3]。
2017年ごろからパチンコ漫画誌の休刊、統廃合が相次ぎ仕事が激減、2018年には無職状態になっていたことが伝えられた[3][4]。そのような状況で、一度は「漫画家を続けていくのは無理」と考え妻に相談したが、「こんなに描けるのにもったいないのでやめない方がいい」という言葉をきっかけに、新たな道を模索。COMITIAに参加し、出版社の企業ブースに作品を持ち込むもニーズに合わず、紙媒体への執着を断ち、電子書籍配信サービスに活動の場を移した[3]。
単行本
[編集]- 『UPTOWN BOYS 1』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1990年9月 ISBN 978-4088613352
- 『UPTOWN BOYS 2』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1990年11月 ISBN 978-4088613369
- 『CHA・O! 1』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1991年4月 ISBN 978-4088611952
- 『CHA・O! 2』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1991年10月 ISBN 978-4088611969
- 『青葉燃ゆ 第1巻 剣道はセイシュンじゃ!』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1994年8月 ISBN 978-4088618456
- 『青葉燃ゆ 第2巻 贈られた言葉』(ヤングジャンプ・コミックス・ベアーズ) 集英社 1994年11月 ISBN 978-4088618463
- 『一太郎ウオッ! 1』(ぶんか社コミックス ヤングテイオーシリーズ) ぶんか社 1997年1月 ISBN 978-4821195442
- 『一太郎ウオッ! 2』(ぶんか社コミックス ヤングテイオーシリーズ) ぶんか社 1997年1月 ISBN 978-4821195459
- 『キリモリ&ヤリクリ“CR新海物語”楽勝セレクション』(ニチブンコミックス) 日本文芸社 2004年11月 ISBN 978-4537103571
- 『縁距離な夫婦 躁うつといわれた嫁との20年日記』(朝日コミックス) 朝日新聞出版 2016年3月 ISBN 978-4022141897
共著
[編集]連載漫画
[編集]- 「IDATEN」『コンプティーク』 1993年1月-12月号 角川書店
- 「イチオシ!のんタク」『漫画パチンコ777』 2012年- 2017年 竹書房
- 「花咲小紅です!」『漫画パチンカー』(『パチンカーZ』、『パチンカーZ特盛』) ガイドワークス 2019年 -
短編漫画
[編集]- 「ナイスシュート」『進研ゼミ高1講座』 福武書店 1989年
- 「NAUGHTY BOYが目にしみる!」『ベアーズクラブ』 1990年1月号 集英社
- 「アカツキの軌跡」『ヤングキング』 1998年1号 少年画報社
電子書籍
[編集]- 『カンケツ』 ナンバーナイン 2019年3月
- 『でぇくのぼう』 ナンバーナイン 2019年7月
- 『おすもん』 LINEマンガ 2020年4月 -
出典
[編集]- ^ のんた丸孝 (2016年5月2日). “南相馬サイン販売会〜南相馬へ”. 「縁距離な夫婦〜躁うつといわれた嫁との20年日記」. 2022年4月11日閲覧。
- ^ 4月11日、ご出演いただきました 上柳昌彦あさぼらけ、ニッポン放送、2019年9月16日閲覧。
- ^ a b c “連載終了、雑誌は休刊…漫画の仕事がなくなった危機描く漫画 「頑張ってください」とエール”. オトナンサー (2019年1月14日). 2022年2月18日閲覧。
- ^ 34年目のプロ漫画家が、無職状態の中気づいたことは「自分から動くこと」だった エキサイトニュース、2018年12月20日配信。[リンク切れ]
参考文献
[編集]『縁距離な夫婦 躁うつといわれた嫁との20年日記』プロフィール他
外部リンク
[編集]- のんた丸孝 (@nontamaru) - X(旧Twitter)
- のんた丸孝 (@nontamaru.t) - Instagram
- のんた丸 孝 - pixiv
- のんた丸孝 - BOOTH
- のんた丸孝 - Ameba Blog
- のんた丸孝 (nontamaru) - note
- のんた丸孝の作品 - LINE マンガ
- 「ナカじぃのパチ散歩」第2回 ゲスト・のんた丸孝先生