ひので字
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ひので字は、中村実業家の中村壮太郎が漢字廃止論のために創作した文字。1935年に出版した哲学書の翻訳が初めての出版。
文字
[編集]仮名を変形させて、ラテン文字に類似した形状にした音節文字。仮名とほぼ一対一対応しているが、「ゐ」「ゑ」「を」「ぢ」「づ」の5字はそれぞれ「い」「え」「お」「じ」「ず」と合流している。完全表音主義を採用しており、オ段の後ろの「う」を「お」に対応する文字で、助詞「は」「へ」も「わ」「え」に相当する文字で書き表す。
外部リンク
[編集]国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1444995/1/20