ひまわりの里
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ひまわりの里(ひまわりのさと)は、北海道雨竜郡北竜町にある観光名所。北竜町のヒマワリ作付面積は日本最大規模を誇り、ヒマワリを中心とした町づくり及び観光産業として1989年に造成された。
観光
[編集]7月中旬頃から8月中旬にかけて国内最大級23.13ヘクタールのひまわり畑を楽しむことが出来る。
なだらかな丘一面が150万本のヒマワリで彩られ、光あふれる夏の風景が広がる。一斉に咲く最も旬な時期は8月上旬。
入場自体は通年24時間可能(ただし降雪期は実質不可能)かつ無料。しかし、売店や遊覧車などの営業は、ひまわりの開花時期に開かれる「ひまわりまつり」期間中のみである。
- ひまわり観光センター(開館期間 7月中旬から8月下旬) - 観光情報の提供や特産品を販売する中心施設。
- ひまわりまつり(開催期間 7月中旬から8月下旬)
北海道観光振興機構の平成28年度調査によると、台湾・韓国のSNSを調査した結果、投稿数は少ないながら、台湾からの観光客は、ひまわりの里を最も高く評価した[1][2]。
歴史
[編集]- 1987年(昭和62年) - 第1回ひまわりまつりを開始[3]
- 1989年(平成元年) - ひまわりの里誕生[3]
- 1991年 - 世界のひまわりコーナー設置[3]
- 1997年 - ひまわり観光センター設置[3]
- 1998年 - ひまわりの里を13ヘクタールに拡大[3]
- 2006年 - 手づくり郷土賞(地域整備部門)受賞[4]
- 2006年 - ひまわりの里を23.13ヘクタールに拡大[3]
- 2016年 1月28日- 地方創生総合戦略事業の一環として、北竜町産のひまわり油の再生について検討する「北竜町ひまわり油再生協議会」が設立された[5]。
- 2016年 4月- 2003年に生産を中止した特産ヒマワリ油を、食用油大手の日清オイリオグループ(東京)と連携し、復活へ[6]。
- 2016年 8月- ひまわりの里の夜間ライトアップをクラウドファンディングを活用する計画であったが、「光害」との批判で見送った[7]。
- 2017年 2月- 日清オイリオグループと連携したひまわり油、「燦燦(さんさん)ひまわり油」を発売し、その商品発表会を2月13日(月)に札幌市内のホテルで開催した[8]。
アクセス
[編集]- 北海道中央バス - 「北竜中学校」下車徒歩6分。「滝川北竜線」滝川バスターミナルから所要38分、「北竜線」深川市立病院から所要32分。また、「ひまわりまつり」期間中は、高速バス「高速るもい号」滝川経由便も臨時停車する(札幌駅前ターミナル発は降車のみ、留萌ターミナル発は乗車のみ)。
周辺
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 平成28年度北海道外国人観光客再訪促進事業(北海道LOVERS拡大促進事業)調査事業報告書ー概要版ー - 北海道観光振興機構
- ^ 台湾からの観光客は北竜町の「ひまわりの里」、韓国は札幌市の「モエレ沼公園」…。SNSの投稿を分析すると、意外な観光地の満足度が高いことが分かったそうです。 - Twitter『北海道新聞』
- ^ a b c d e f “北竜町とひまわりの歴史”. 北竜町ひまわり観光協会. 2016年8月13日閲覧。
- ^ ひまわりの里 国土交通省 p.7
- ^ “2016.1.28 ひまわり油再生協議会設立 ”. 北竜町 (2016年2月1日). 2016年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月30日閲覧。
- ^ “北竜のヒマワリ油復活へ 日清オイリオと提携 今秋に発売 ”. どうしん ウェブ (2016年4月4日). 2016年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月13日閲覧。
- ^ “北竜町 一面黄色の夏 ”. YOMIURI ONLINE (2016年8月5日). 2016年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月13日閲覧。
- ^ “日清オイリオグループ、北海道北竜町産の「燦燦ひまわり油」を発売”. nikkei (2017年2月14日). 2017年7月23日閲覧。