また、あなたとブッククラブで
また、あなたとブッククラブで | |
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Book Club | |
監督 | ビル・ホールダーマン |
脚本 |
ビル・ホールダーマン エリン・シムズ |
製作 |
ビル・ホールダーマン エリン・シムズ アンドリュー・ダンカン アレックス・サックス |
製作総指揮 |
B・テッド・デイカー アラン・C・ブロンクィスト |
出演者 |
ダイアン・キートン ジェーン・フォンダ キャンディス・バーゲン メアリー・スティーンバージェン |
音楽 | ピーター・ナシェル |
撮影 | アンドリュー・ダン |
編集 | プリシラ・ネッド・フレンドリー |
製作会社 | ジューン・ピクチャーズ |
配給 |
パラマウント・ピクチャーズ キノフィルムズ |
公開 |
2018年5月18日 2020年12月18日 |
上映時間 | 104分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000[2] |
興行収入 | $104,438,188[3] |
次作 | ブッククラブ/ネクストチャプター |
『また、あなたとブッククラブで』(Book Club)は2018年のアメリカ合衆国のコメディ映画。ビル・ホールダーマン監督のデビュー作で、出演はダイアン・キートンとジェーン・フォンダなど。1冊の本をきっかけに色づき始めた4人の女性の恋と悩みと友情を描いた人間ドラマ[1]。
ストーリー
[編集]4人の女性は毎月の読書会を楽しみにしていた。
ダイアン - 最近夫を亡くし、娘たちからは一人暮らしやめて近くに住むよう提案されている。
ヴィヴィアン - ホテルを所有している。40年前にプロポーズを断ったアーサーという男性に出くわす。
シャロン - 18年以上前に離婚して以来、独身の連邦判事。
キャロル - 引退した夫ブルースと、最近親密さを欠いている。
4人は文学史上に残る名作を次々と読み進めていったが、「たまには趣向を変えてみよう」ということで『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読むことになった。ごく普通の人生を送ってきた4人にとって、マミーポルノとして名高い同作は極めて刺激的なものであった。それに触発された4人は単調な自分の人生を変えるべく、新たな一歩を踏み出していく。
キャスト
[編集]- ダイアン: ダイアン・キートン
- ヴィヴィアン: ジェーン・フォンダ
- シャロン: キャンディス・バーゲン
- キャロル: メアリー・スティーンバージェン
- ミッチェル: アンディ・ガルシア
- アーサー: ドン・ジョンソン
- ジョージ: リチャード・ドレイファス
- ブルース: クレイグ・T・ネルソン
- ジル: アリシア・シルヴァーストーン
- エイドリアン: ケイティ・アセルトン
- デレク: ウォーレス・ショーン
- スコット: トミー・デューイ
- トム: エド・ベグリー・ジュニア
- シェリル: マーセア・モンロー
- 近所の人: E・L・ジェイムズ
- 近所の人: ナイオール・レナード
製作
[編集]2017年5月、ビル・ホールダーマン監督の新作コメディ映画にダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲンが出演することになったと報じられた[4]。7月、メアリー・スティーンバージェンが本作に出演するとの報道があった[5]。8月9日、アンディ・ガルシアの出演が決まった[6]。15日、ドン・ジョンソン、リチャード・ドレイファス、クレイグ・T・ネルソンがキャスト入りした[7]。21日、ケイティ・アセルトン、トミー・デューイ、アリシア・シルヴァーストーンの出演が決まったと報じられた[8]。本作の主要撮影は同月中に始まった[7]。2018年3月2日、ピーター・ナシェルが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]。
公開・興行収入
[編集]2017年11月、パラマウント・ピクチャーズが本作の全米配給権を獲得したと発表した[10]。2018年3月2日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。
本作は『デッドプール2』及び『Show Dogs』と同じ週に封切られ、公開初週末に1000万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[12]、実際の数字はそれを上回るものとなった。2018年5月18日、本作は全米2781館で公開され、公開初週末に1358万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場3位となった[13]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには85件のレビューがあり、批評家支持率は59%、平均点は10点満点で5.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『また、あなたとブッククラブで』にはキャスティングされた名優たちに匹敵する水準のシーンはあるが、ずっとその水準を維持しているわけではない。幸運なことに、彼/彼女らは平凡な題材に命を吹き込む以上の存在である。」となっている[14]。また、Metacriticには33件のレビューがあり、加重平均値は52/100となっている[15]。なお、本作のCinemaScoreはA-となっている[16]。
関連
[編集]出典
[編集]- ^ a b また、あなたとブッククラブで - 映画.com
- ^ Mendelson, Scott (2018年5月19日). “Friday Box Office: 'Book Club' Nabs $4.7M, 'Show Dogs' Bombs” (英語). Forbes 2018年10月11日閲覧。
- ^ “Book Club” (英語). Box Office Mojo. 2021年10月30日閲覧。
- ^ Lodderhose, Diana (2017年5月4日). “Diane Keaton, Jane Fonda & Candice Bergen Joining ‘Book Club’ — Cannes” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (2017年7月10日). “Mary Steenburgen Gets Final Spot In ‘Book Club’” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2017年8月9日). “Andy Garcia Joins Diane Keaton In ‘Book Club’ From June Pictures” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ a b N'Duka, Amanda (2017年8月15日). “Don Johnson, Craig T. Nelson, Richard Dreyfuss & More Board Bill Holderman’s ‘Book Club’” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2017年8月21日). “Alicia Silverstone, Tommy Dewey & Katie Aselton Cast In ‘Book Club’” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ “Peter Nashel Scoring Bill Holderman’s ‘Book Club’” (英語). Film Music Reporter. (2018年3月2日) 2020年8月29日閲覧。
- ^ Fleming, Mike Jr (2017年11月3日). “Paramount Makes Splashy $10 Million AFM Deal For June Pictures’ ‘Book Club’” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ “Book Club (2018) - Official Trailer - Paramount Pictures” (英語). YouTube. Paramount Pictures (2018年3月2日). 2020年8月29日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony; Tartaglione, Nancy (2018年5月15日). “‘Deadpool 2’ To Kick Up Potential $350M Opening Around The Globe – Box Office Preview” (英語). Deadline.com 2018年5月18日閲覧。
- ^ “Domestic 2018 Weekend 20 / May 18-20, 2018” (英語). Box Office Mojo. 2018年10月11日閲覧。
- ^ "Book Club". Rotten Tomatoes (英語). 2018年5月19日閲覧。
- ^ "Book Club" (英語). Metacritic. 2018年5月19日閲覧。
- ^ CinemaScore [@CinemaScore] (2018年5月19日). "Congrats on your A- #CinemaScore grade!" (英語). X(旧Twitter)より2018年5月19日閲覧。