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まち家世田米駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旧菅野家住宅主屋


主屋(2019年2月)

地図
まち家世田米駅の位置(岩手県内)
まち家世田米駅
まち家世田米駅の位置(日本内)
まち家世田米駅
情報
用途 店舗
構造形式 木造
建築面積 127 m²
階数 地上2階
着工 明治末期
竣工 明治末期
所在地 029-2311
岩手県気仙郡住田町世田米字世田米駅13-1
座標 北緯39度8分27.9秒 東経141度34分44.9秒 / 北緯39.141083度 東経141.579139度 / 39.141083; 141.579139 (旧菅野家住宅主屋)座標: 北緯39度8分27.9秒 東経141度34分44.9秒 / 北緯39.141083度 東経141.579139度 / 39.141083; 141.579139 (旧菅野家住宅主屋)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2017年5月2日登録
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まち家世田米駅(まちやせたまいえき)は、岩手県気仙郡住田町世田米にある、飲食店を含む交流施設。国の登録有形文化財となっている旧菅野家住宅を活用している。

概要

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2016年平成28年)5月竣工、6月開業。地産地消レストラン「kerasse」、交流スペース、コミュニティカフェ「すみカフェ」、主屋奥側の「おもてなしスペース」、その二階の「まちや体験スペース」、中庭に面した「蔵ギャラリー」が利用可能[1]

建築

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2017年(平成29年)5月2日、以下の建造物が「旧菅野家(かんのけ)住宅」として国の登録有形文化財に登録された。

  • 主屋
明治末期建築、1957年昭和32年)増築、2016年改修。木造2階建、妻入葺、建築面積127m2宿場であった世田米地区の中心部にあって、通りに西面する。一階は通り土間に沿って三室を、二階は表側に手摺付の縁のある座敷二室を配置。間口が狭く、奥行が深い構成となっている[2]
  • 離れ
明治時代建築、1945年(昭和20年)頃・2016年改修。木造2階建、入母屋造、瓦葺、建築面積52m2。主屋に東接し当初は養蚕施設として建築された。一階は階高が低く根太天井とする。一・二階とも八畳座敷と六畳間の二室を並べ、内縁を南から東へ矩折れに廻らす[3]
  • 土蔵四
土蔵造、瓦葺、建築面積48m2。敷地内の中庭に面する元文庫蔵。行9.6m間5.1m、切妻造妻入、置屋根形式。内部は一室で、柱を密に立て、太い垂木を棟木から側桁に架けた構造。石積の基壇上に建ち、二階妻面の廻りは黒漆喰で飾られている[4]
  • 土蔵一
  • 土蔵二
  • 土蔵三

現地情報

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脚注

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  1. ^ 住民交流拠点施設「まち家世田米駅」の工事が完了”. 住田町. 2019年2月12日閲覧。
  2. ^ 旧菅野家住宅主屋”. 文化庁. 2019年2月12日閲覧。
  3. ^ 旧菅野家住宅離れ”. 文化庁. 2019年2月12日閲覧。
  4. ^ 旧菅野家住宅土蔵四”. 文化庁. 2019年2月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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