みかど (企業)
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みかど株式会社は、かつて大阪府に本社を置いていた会社である。
概要
[編集]明治時代から近畿地区で駅構内で食堂を営業する老舗で、日本初の駅構内食堂を開いた企業である。 初期は企業の吸収合併や、駅構内及び市中食堂の店舗を増加させ、経営も好調だった。後期は近年の変わり行く時代の流れに乗り遅れ、それに合わせようと外部から経営に関する有識者(コンサルタント)を雇い社内改革的なことを実施し営業を続けていた。資金繰りの悪化に伴い、2012年(平成24年)に廃業した。
沿革
[編集]- 1897年(明治30年) - 後藤勝造が神戸駅近くに「自由亭ホテル」(のち「ミカドホテル」)開業。山陽鉄道急行列車の食堂車営業を開始する。
- 1914年(大正3年) - 新築された2代目門司駅(現門司港駅)駅舎2階に高級フランス料理店をオープン。
- 1936年(昭和11年)8月 - 函館駅構内営業の浅田屋構内食堂を吸収合併。函館営業所を開設。
- 1938年(昭和13年) - 列車食堂部門を共同で設立した日本食堂(後の日本レストランエンタプライズ)に譲渡。
- 2003年(平成15年)11月29日 - 神戸駅構内食堂「みかど」が閉店。
- 2010年(平成22年)- 東京駅丸の内北口「レストランみかど」が東京駅改装のため閉店。
- 2011年(平成23年)10月1日 - 日本レストランエンタプライズに東京地区店舗の営業権を譲渡。
- 2012年(平成24年)1月15日 - 函館支店を廃止。函館駅駅弁販売店をジェイ・アールはこだて開発(現、JR北海道フレッシュキヨスク)に営業権を譲渡[1]。同年中に残りの全拠点を整理処分し廃業。
店舗
[編集]本州
[編集]- 関西営業部[本社]
- 名古屋営業部
- 東京営業部
北海道
[編集]函館みかど Hakodate Mikado | |
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JR函館駅改札口付近の風景(2012年7月撮影)。 写真左下にあるのが「駅弁の函館みかど」。 | |
店舗概要 | |
所在地 |
北海道旅客鉄道函館駅内 (駅弁販売:改札口外、駅そば処:5・6番ホーム内) |
正式名称 | 函館みかど |
施設所有者 |
JR北海道フレッシュキヨスク (2014年9月まではジェイ・アールはこだて開発) |
営業時間 | 6:00 - 19:00(駅そば処は14:00まで) |
外部リンク | http://www.hkiosk.co.jp/mikado/ |
- 札幌営業部
- 函館支店
函館駅弁
[編集]- 北の駅弁屋さん
- とん唐弁当
- ほたてめし
- 青函トンネル弁当
- 鰊みがき弁当
- 蝦夷ちらし
- うに・いくら弁当
- 北の家族弁当
- いくら弁当
- 幕の内弁当
- 函館味めぐり
- かにずし弁当
出典
[編集]- ^ “「みかど」函館撤退、営業は継続”. 函館新聞 (e-HAKODATE.com). (2012年1月13日) 2014年10月21日閲覧。