みずほの輝き
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みずほの輝き | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 北陸174号×中部98号 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | みずほの輝き |
開発 | 中央農業総合研究センター北陸研究センター(上越市) |
みずほの輝き(みずほのかがやき)は、日本のイネの品種名および銘柄名である。農研機構が育成した極良食味・短稈・耐倒伏性の多収で、晩生の水稲新品種。品種名は、秋に黄金色に輝く稲穂をイメージしている[1]。
概要
[編集]低コスト業務用に育成された極良食味晩生水稲品種で、「コシヒカリ」より味度値はやや高い。 葉いもち・穂いもち病の圃場抵抗性はやや強である。縞葉枯病には、常襲地での栽培には罹病性であるため注意 [2][3]。
冷めても味や粘りなどが落ちにくいことから、外食・中食産業向けとしても期待されている[1]。また、新潟県上越市は、「コシヒカリ」との作期分散の目的で、本品種の生産拡大を促進している[1]。
- 品種登録出願番号:第22560号(2008年5月14日出願、8月5日出願公表)
- 交配系譜
北陸174号 | 中部98号 | ||||||||||||||||||
みずほの輝き(北陸200号) | |||||||||||||||||||
脚注
[編集]- ^ a b c 日本食糧新聞社 編 2018, p. 70.
- ^ “炊飯米の外観が良い良質・極良食味水稲新品種候補系統「北陸200号」”. 農研機構. 2018年12月14日閲覧。
- ^ “炊飯米の外観が良い良質・極良食味の水稲品種 「みずほの輝き」” (PDF). 農研機構. 2018年12月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666。