コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

徳島県営蔵本球場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
むつみスタジアムから転送)
徳島県営蔵本球場
むつみスタジアム
徳島県営蔵本球場の位置(徳島市内)
徳島県営蔵本球場
施設データ
所在地 徳島県徳島市庄町1丁目76番地の2(蔵本運動公園内)
座標 北緯34度4分24.9秒 東経134度30分49.4秒 / 北緯34.073583度 東経134.513722度 / 34.073583; 134.513722座標: 北緯34度4分24.9秒 東経134度30分49.4秒 / 北緯34.073583度 東経134.513722度 / 34.073583; 134.513722
開場 1952年
所有者 徳島県
管理・運用者 徳島県スポーツ協会
グラウンド 内野:クレー舗装、外野:天然芝
照明 照明塔4基
使用チーム • 開催試合
徳島インディゴソックス四国アイランドリーグplus
収容人員
10,476人
グラウンドデータ
球場規模

グラウンド面積:12,976m2

両翼:100m
中堅:116 m
徳島県営蔵本球場 ナイター

徳島県営蔵本球場(とくしまけんえいくらもときゅうじょう)は、徳島県徳島市蔵本運動公園内(徳島大学蔵本キャンパス横)にある硬式野球場

概要

[編集]

1952年、旧陸軍歩兵第43連隊練兵場跡地に開設。開設後は主に高校野球徳島大会の会場として使用されているが、プロ野球も5試合が開催されたことがある。

1957年にはプロ野球の大阪タイガース春季キャンプを行った球場でもある[1]

また過去にはサッカーの公式戦も行われており、1981年にはサッカー日本代表の親善試合[2]ジャパンカップキリンワールドサッカー[3]の会場としても使用されている。

2005年から四国アイランドリーグplus徳島インディゴソックスの主催試合が行われている。発足当時は徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場)、2008年から2009年までは徳島県南部健康運動公園野球場(アグリあなんスタジアム)に次ぐ準本拠地という位置づけであった。2010年と2011年の日程では主催試合中最多の試合数を開催する予定となっていたが、いずれも天候不順による振替により、最終的にはアグリあなんを下回った。2011年には徳島が初めて出場したリーグチャンピオンシップやグランドチャンピオンシップの試合が当球場で開催された。2012年シーズンは公式戦36試合中23試合と福岡ソフトバンクホークス三軍との交流戦4試合すべてを開催し、事実上本拠地球場の位置づけとなった。2013年、2014年、2017年、2019年にもグランドチャンピオンシップの試合会場となっている(リーグチャンピオンシップは2011年と2013年はオロナミンC球場を併用。また2019年のグランドチャンピオンシップは主催3試合中1試合で残り2試合はオロナミンC)。

2011年3月1日より5年間の契約で徳島県信用農業協同組合連合会JAバンク徳島)が命名権を獲得し、「JAバンク徳島スタジアム」(ジェイエイバンクとくしまスタジアム)の愛称が付けられていた。その後、契約の延長により、この愛称は2021年2月28日まで使用された。2021年、契約満了による命名権者の公募により新たに医療法人むつみホスピタルが3年間の期限で命名権者となり、2021年3月1日からは「むつみスタジアム」の愛称が使用されている[4]

施設概要

[編集]
鉄筋コンクリート造3階建
  • グラウンド面積:12,976m2
  • 両翼100 m、中堅116 m
  • 内野:土、外野:天然芝
  • 収容人員:15,976 人(内野:5,976人、外野:10,000人)
  • スコアボード:磁気反転式
  • ナイター設備4基(内野:500Lx、外野:300Lx)

公園内の施設

[編集]

交通機関

[編集]

プロ野球公式戦開催実績

[編集]

脚註

[編集]
  1. ^ 松木謙治郎『大阪タイガース球団史』恒文社 「昭和32年」の項に記載あり。
  2. ^ 国際親善試合 - 日本サッカー協会、2021年9月9日閲覧。
  3. ^ ジャパンカップキリンワールドサッカー81 - キリンホールディングス、2021年9月9日閲覧。
  4. ^ 徳島県蔵本公園のネーミング・ライツ制度パートナー企業の決定について - 徳島県(2021年2月3日)2021年3月9日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]