やしろ (掃海艇)
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やしろ | |
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基本情報 | |
建造所 | 日本鋼管鶴見造船所 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 掃海艇 |
級名 | やしろ型掃海艇 |
艦歴 | |
発注 | 1953年 |
起工 | 1955年6月22日 |
進水 | 1956年3月26日 |
就役 |
1956年7月10日 1972年3月31日(特務船に種別変更) |
除籍 | 1981年3月18日 |
要目 | |
基準排水量 | 225トン |
満載排水量 | 235トン |
全長 | 37.5m |
最大幅 | 7.75m |
深さ | 3.7m |
吃水 | 1.93m |
機関 | 三菱造船YV10ZC15/201ディーゼル × 2基 |
出力 | 1,200PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 13.5ノット |
乗員 | 33名 |
兵装 | Mk.10 20mm機銃 × 1門 |
レーダー | OPS-3 水上 |
ソナー | UQS-1D |
その他 |
掃海装備 53式普通掃海具一式 磁気・浮上式掃海電線一式 音響器具一式 |
やしろ(ローマ字:JDS Yashiro, MSC-603、YAS-58)は、海上自衛隊の掃海艇。同型艇はない。艇名は屋代島に由来する。旧海軍御蔵型海防艦「屋代」に次いで日本の艦艇としては2代目。
概要
[編集]昭和28年度計画の掃海艇3隻のうち2隻があただ型掃海艇として割り当てられ、残りの1隻が「やしろ」である。
性能比較のためにあただ型が平甲板丸型の船体を採用し、「やしろ」は平甲板角型の船体を採用した。舷外排気のため煙突はなく甲板上の作業スペースが多くとれ、凌波性、船体抵抗、船価格などでこの形式の優秀性が確認され、以後の海上自衛隊の掃海艇の基礎となった。
艦歴
[編集]「やしろ」は、昭和28年度計画掃海艇303号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1955年6月22日に起工され、1956年3月26日に進水、1956年7月10日に就役し、呉地方隊に編入された。同年9月1日、呉地方隊隷下に第31掃海隊が新編され、「あただ」、「いつき」とともに編入された。
1957年3月16日、第31掃海隊が第1掃海隊群隷下に編成替え。
1970年3月2日、第31掃海隊が呉地方隊隷下の阪神基地隊に編成替え。
1972年3月31日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-58に変更、呉地方隊に編入。
参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)