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アイキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有限会社アイキ
AIKY
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
359-0037
埼玉県所沢市くすのき台3丁目19番2号
レジテンス所沢405号
設立 2002年11月25日
業種 情報通信業
事業内容 コンピュータゲーム制作
代表者 取締役 仁井谷正充
資本金 300万円
発行済株式総数 300株
特記事項:2006年12月19日破産宣告2007年4月25日破産廃止
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有限会社アイキは、かつて存在した日本コンピュータゲーム制作会社である。2002年11月25日に設立され、2003年に解散した株式会社コンパイルの業務を引き継いだ。

概要

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2002年に中島俊一(なかしま・しゅんいち)によって東京都世田谷区経堂に設立された。その後2003年東京都立川市錦町移転し松岡毅が社長を務め、さらに2004年埼玉県所沢市くすのき台のマンションに本社を構え、かつてのコンパイル社長でもあった仁井谷正充が社長を務めていた。

コンパイルより『魔導物語』等を引き継いだほか、2003年より稼働した『ポチッとにゃ〜』を手掛けた。

2003年8月1日より「プロジェクトEGG」へ参入し、かつてコンパイルが発売していたレトロゲーム配信提供を開始[1]2005年11月より、旧コンパイルから受け継いだゲームコンテンツ(『ぷよぷよ』シリーズを除く)の著作物が株式会社D4エンタープライズへ受け継がれ、『魔導物語』や『ポチッとにゃ〜』、「ぷよまん」、「コスプレ」といったかつてコンパイルおよびアイキが所有していた商標の多くはD4エンタープライズへと引き継がれている。

2006年千葉地方裁判所より破産手続開始、2007年破産廃止となっている。

代表製品

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セガに売却された『ぷよぷよ』を除いた旧コンパイル版権を継承。『ぷよぷよ』に登場したキャラクターの使用および使用した過去作品に関してはセガの許諾が必要となっている。ただし、コンパイル制作の『ぷよぷよ』のサポートは一部を除いて引き継いでいるため、PCのぷよぷよシリーズについては修正パッチを配布しているものもあった。

ゲームソフト

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ポチッとにゃ〜
パズルゲーム。元はコンパイルがタイトーとの業務提携でNAOMI基板で製作していたが、コンパイルの倒産に伴いアイキへ経営権と共に譲渡、その後も突如MVS基板への変更が発表されるなど、混迷を極めた。エイブルビスコの移植協力の元にタイトーから発売されたアーケード版の後、PlayStation 2版がバンダイ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売された。
ぐるロジチャンプ
パズルゲーム。アイキ製作は携帯アプリ版から。
ZANAC
シューティングゲーム。アイキ製作は携帯アプリ版から。
アレスタ
シューティングゲーム。アイキ製作は携帯アプリ版から。
魔導物語
ロールプレイングゲーム。アイキ製作でジー・モード配信によりi-modeでのみ配布していたが、2006年6月30日をもって終了した。

その他、セガからキャラクターの使用許諾の下、過去の『ぷよぷよ』以外の魔導物語系ゲームのダウンロード販売を後述する「あいきゲーム横丁」で行っていたが、業務を「コンパイルステーション」へ引き継いだ際に『ぷよぷよ』のキャラクターを使用したゲームの配信については全て終了した。

未解決問題

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COMクラブ
会報誌休刊にともなう返金問題。購読者より前払いで購読料を徴収したが、2024年現在まで、アイキおよび同社の営業権を継続したD4エンタープライズ仁井谷、いずれも経過説明を公式には行っていない。

その他

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あいきゲーム横丁
コンパイルから発売されていた雑誌『ディスクステーション』に収録されていたゲームなどを、複数の外部サイトを通じてダウンロード販売していた。現在は『コンパイルステーション』内にて、「コンパイル伝説」の名称でダウンロード販売を行っている。

脚注

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外部リンク

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